社会人入試3つのパターンとその対策方法!社会人大学院入試の出題パターン徹底解説2

Summary

社会人が大学院進学を目指すなら「社会人特別選考」が狙い目!
面接のみで合否が決まることもあり、負担が少なくチャンスが広がります。
なお、面接対策は必須なので準備を怠らず進めましょう!

大学院の社会人入試は意外と狙いやすい!

「仕事をしながら大学院に行き、キャリアアップを実現したい!」

そういった思いを持って進学を志す方が毎年多くいらっしゃいます。

ですが、なかには「でも大学院入試って難しそう…」と二の足を踏んでしまうこともあるかも知れません。

大学院入試はたしかに難しいところもありますが、それは一般入試の話。
実は社会人の場合、「社会人特別選考」で受験するという方法もあります。

場合によっては「面接試験だけ」で合格も決まるという社会人特別選考。
今回は社会人特別選考の3つのパターンについて解説します!

社会人入試の3つのパターン

社会人が大学院入試を受験する際、大きく分けて以下の3つのパターンがあります。

(一般入試と社会人特別選考の両方を含むパターンです)

(1)外国語(英語)+専門科目+面接の3科目型

(2)専門科目+面接の2科目型

(3)面接のみ型

(3)に関しては出願時の書類審査を別にしたら面接試験だけで合否が決まります。

こう聞くと「面接だけで済むならなんとかなるのではないか」と前向きな気持ちになりますね!

(実際には面接試験だけといっても、面接試験内で専門知識について詳しく問われることもあるので対策が必要です)

この中でも、英語試験が含まれるかどうかがポイントです。

多忙な社会人にとって、英語試験の準備は負担になることが多く、英語試験免除の大学院を選ぶ人も増えています。

それでは、3つのパターンをそれぞれ見てみましょう。

多くの場合、難関の大学院ほど(1)や(2)の形式が取られることが多いですが、中には(3)の形式を取る難関大学院も存在します。

社会人入試の各パターン!詳細と対策

1. 英語+専門科目+面接型

このパターンは、一般入試と同じような形式で行われます。

難関大学院に多いパターンです。

英語試験があるというと難しそうに思うかも知れませんが、大学院入試の英語試験は多くの場合「読解問題」(リーディング)のみの出題となります。

なのでヒアリングやスピーキングのほかライティングの学習が不要なケースが多いです。

(過去問を確認してください)

読解の問題と言っても、基本的には専門分野の内容が英語で出題されるケースがほとんどです。

なので、一般会話や小説などは出題されないぶん対策しやすいとも言えます

例えば看護大学院ですとWTOのレポートやガンに関する英語論文などが実際に出題されています。

専門分野の英単語を身に着けた上でふだんから海外の論文・書籍を読むようにしていれば対策も比較的進めやすくなります。

なお、大学院によっては筆記試験のなかで英語を出題しない代わりにTOEICやTOEFLのスコアの提出が必要となっているケースがあります。

その場合、TOEICやTOEFL対策を教材や英会話スクールなどで前もって進めておくことが合格に直結します!

※英語対策の詳細については私の「大学院進学のための「逃げ切り」英語勉強法」も参考にしてみてください。

哲学系・文学系・語学系の大学院の場合は複数の外国語試験が課されるケースもあります。

ドイツ語・フランス語・中国語など、出題される言語について深い理解が必要となりますので事前の練習に全力を尽くしましょう!
(その場合 英語が出題されないケースもあります)

※専門科目と面接の詳細については次の項目もご参照ください。

2. 専門科目+面接型

こちらは専門科目に関する知識を問う問題と面接試験が実施されます。

専門科目については(1)専門用語について説明させるケースや(2)与えられた課題文を読んだ上で小論文を書かせるケースの2つが存在します(両方実施するケースもあります)。

(1)のケースでは専門用語の正確な理解が問われます。

例えば教育系の大学院であれば「発達の最近接領域について200文字で説明しなさい」などと専門用語に関する質問が出されます。

基本となるテキストや用語集を買ってきた上で何度も読み込むことが対策として役立ちます。

(2)のケースでは課題文を正確に理解した上で適切に小論文を書く力が問われています。

(1)のようにテキストや用語集を読み込むだけでなく、小論文の書き方を正しく身に着けましょう!

その際は私のブログの「小論文試験必勝シリーズ」をぜひとも読んでみてください。

なお、自分が受験する大学院が(1)・(2)どのタイプなのかを探ることが合格の第一歩となります。

まずは受験したい大学院のサイトや窓口で過去問を入手し、出題傾向を分析してみましょう!

☆こちらに、過去問の入手方法あれこれをまとめました↓

3. 面接のみ型

一部の大学院では、書類審査と面接だけで合否が決まります。

…こういうと「楽勝」に感じるかも知れませんが、筆記試験が課されない分、「大学院で適切に学べるか」「研究計画を詳しく考えられているか」「大学院で何をしたいか」について厳しく問われます。

大学院によっては面接の中でパワーポイントなどを用いたプレゼンテーションを課されるケースもあります。

(筆記試験と面接試験両方の試験が行われる小樽商科大学大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻(MBAコース)では面接内で10分間のプレゼンが課されています

多くの社会人は面接試験を軽視しがちです。

その結果、ピント外れな回答をして「撃沈」するケースも多いです。

1対1大学院合格塾では1人ではなかなか対策しづらい面接試験対策を単発でも実施しています。

直前期に行うことで合格率を一気に引き上がられるこの面接対策。

ぜひ有効に活用してくださいね!

社会人入試において、面接対策は避けて通れません。

何度もしっかりと準備を重ね、自信を持って面接に臨みましょう!

3つのパターンのまとめ!

さあ、ここまで社会人入試の3つの入試パターンをみてきました。

一般入試では英語・専門科目・面接の3つが行われる事が多いのに対し、社会人入試ではそれよりも負担が軽くなるケースが多いと聞くと「自分も頑張ってみようかな…」とやる気が出てきますね!

ぜひその前向きな気持ちを大事にしてみてくださいね!

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なお、私ども1対1大学院合格塾は東京大学大学院・早稲田大学大学院・明治大学大学院・北海道大学大学院など有名大学院・難関大学院への合格実績を豊富に持っています。



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(出願書類の書き方や面接対策のやり方のほか、どの大学院を選べばいいのかというご相談にも対応しています!)

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