出願資格審査をフル活用すれば大卒でなくても大学院を受験可能!専門卒・短大卒・高卒からイキナリ大学院生!社会人大学院入試の出題パターン徹底解説3

Summary

大学院は大卒資格がなくても受験可能!
「出願資格審査」を活用すれば、高卒・専門卒の方も受験できます。
社会人経験が評価されるので、キャリアアップや学び直しの大きなチャンス。
早めの準備で挑戦してみましょう!

大卒資格がなくても大学院を受験できる!出願資格審査の活用法

ここまで2回にわたって「社会人大学院入試の出題パターン徹底解説」を見てきました。

社会人特別選考についてのこれまでの記事を通じて、「自分も大学院に挑戦できるのでは?」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

挑戦する姿勢って非常に重要です。

物事を前向きに捉えることで結果が大きく変わることもあります。

ですが、中には「自分は専門卒で大卒資格がないから無理だ…」と諦めてしまっている方もいらっしゃるかも知れません。

実は、大学院は大卒資格がなくても受験することが可能です。

その鍵を握るのが「出願資格審査」という制度です。

この記事では、出願資格審査について詳しく解説し、社会人がさらに学びを深めるチャンスを掴む方法をお伝えします!

出願資格審査とは?

出願資格審査とは、大学卒業資格を持っていない方が大学院受験の資格を得るための制度です。

一般的に大学院受験の1カ月ほど前に行われ、書類審査や面接を通じて、受験資格が認められるかどうかが決まります。

主に社会人経験が2~3年以上あり現在22歳以上であれば通ることが多いです。

この制度の特徴は、大卒の資格をもっていなくても社会人経験を評価して「大学卒業と道東」と認められれば大学院入試の本番を無事受験できる点にあリマス。

これにより、専門学校卒業や短大卒業の方、あるいは高卒の方でも大学院進学の道が開かれます。

出願資格審査の流れ

出願資格審査の流れは比較的シンプルです。

(1)必要書類の提出
履歴書や職務経歴書、志望理由書などを提出します。過去の業務経験や学びの実績をアピールすることが重要です。

(2)書類審査
提出された書類を基に、大学院側が受験資格を認めるかどうかを審査します。

(3)(あれば)面接
必要に応じて面接が行われます。

面接では、大学院での学びの目的や研究計画について問われることが多いです。

大学院側が求める人物像に合致しているかどうかが重要視されます。

(4)受験資格の付与
審査を通過すると、正式に大学院受験資格が付与されます。

実際の活用事例

多くの社会人がこの制度を利用して大学院に進学しています。

うちの塾の受講生の方も本制度をよく活用なさっています。

特に多いのは看護師の方です。

3年制の看護専門学校を卒業した看護師の方が、出願資格審査を経て大学院に進学したケースがあります。

この場合、放送大学などで「看護学士」を取得する必要もないのでスムーズなキャリアアップにつなげることができます。

また、短大卒や専門学校卒の方が大学院のMBAプログラムに挑戦なさっているケースも多いです。

出願資格審査のメリット

出願資格審査を使うことで次のようなメリットが得られます。

  • (1)大卒資格がなくても挑戦できる
    高卒や専門卒の方でも、大学院進学の道が開かれるため、キャリアの選択肢が広がります。
  • (2)学歴の更新が可能
    大学院卒業後は、最終学歴を「修士号」に更新することができ、履歴書やキャリアの見栄えが大きく向上します。
    (出願資格審査を通っても「大卒」資格が得られるわけではありませんのでご注意ください)
  • (3)キャリアアップ・転職に有利
    大学院で学ぶことで、専門知識が深まり、転職市場での価値が高まります。

審査を通過するためのポイント

出願資格審査を通過するには

(1)志望理由を明確にする
なぜ大学院に進学したいのか、どのような研究をしたいのかを具体的に言語化しましょう。

(2)職務経験を活かす
これまでの業務経験が、志望する分野とどのように結びついているかをアピールします。

(3)研究計画書を作成する
研究テーマや進学後の目標を明確に記載し、大学院での学びに対する意欲を示します。

なお、出願資格審査を通った後、改めて大学院の出願をする必要があります。

出願資格審査にも大学院の出願にも「志望理由書」や「研究計画書」が求められるケースがあります。

その場合、「全く同じものを出すわけにはいかないと思うけど、どうしたらいいのだろう…」と悩んでしまう方もいらっしゃるかも知れません。

全く別々のものを作ると考えるとかなり負担が重く感じられますよね。

実は、出願資格審査も大学院の出願も、基本的に「同じ内容のもの」を出しても問題ない事が多いです。

ですので出願資格審査に応募する場合はまず大学院出願用の志望理由書や研究計画書を作成し、その内容を抜粋して出願資格審査用の書類にまとめるといいでしょう。

卒業証明書や成績証明書の申請はできるだけ早めに!

出願資格審査をする場合、大学院受験の出願の1ヶ月ほど前に書類提出が必要になることをお伝えしました。

志望理由書など自分で書く書類について、早期の対応が求められます。

それだけではなく、出願資格審査には出身高校や出身の専門学校・短大などから発行してもらう書類も必要となります。

具体的には「卒業証明書」や「成績証明書」です。

(卒業証書や通知表をコピーしても「卒業証明書」や「成績証明書」の代用にはなりませんので注意が必要です)

こういった書類、学校によっては発行に数日〜1週間かかるケースもあります。
なので早めに申請しておくほうが安心です。

特に出身校が現在の居住地から遠い場合 郵送での発行になるので時間がかかります。

ごくまれに「出願資格審査に向けた志望理由書は出来ているのに、出身校からの書類がいつまでも届かない…」とヤキモキするケースも考えられますので、出願資格審査をする場合 早めに出身校に連絡するようにしてみてください。

卒業証明書や成績証明書の申請を行う場合、出身校に電話をしてみるのが一番早いです(一部の学校ではオンライン申請も行っています)。

卒業してから何十年も経っている場合や学校の統廃合があった場合などは各所への照会が必要となるため発行に時間がかかることもあります。

早めに申請をするのがオススメです。

まとめ!大学院は大卒でなくても受験できる!

ここまで見てきたように、大学院進学は大卒資格がなくても実現可能です。

出願資格審査という制度を活用することで、これまでのキャリアや知識を活かし、新たな学びの場に進むことができます。

「学び直し」や「キャリアアップ」を目指す社会人にとって、大学院は大きなチャンスを提供してくれる場所です。

大学院修了による学歴の更新は自信とキャリアの強化につながります。

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