知らないと苦労する!大学院の過去問入手方法〜ネット・郵送・直接。最悪なのは…?〜




今回のポイント

過去問を制するものは試験を制する!
大学院の場合、過去問を使えるようにするには
「足」を使う!

大学院入試 出願シーズン到来!

いまは大学院進学の
出願シーズンです。

8〜9月の入試本番に向けて
「大学説明会」や「願書出願期間」が設置されています。

今年受験なさる皆さん、
応援していますね!

大学院入試は過去問研究が全て!

私はつねづね

「大学院入試は
 過去問研究が全て!」

というお話を差し上げています。

 

大学院によって
入試のスタイルも出題内容も
千差万別です。

 

 

 

英語の試験の比重が重い
研究系の大学院もあれば

小論文+面接という定番スタイルの大学院、

「面接のみ」という
社会人にとって対策しやすい大学院など
ホント様々です。

 

 

同じ大学であっても
大学院入試のスタイルは全く違いますし、
「社会人入試」をオリジナルの形で行っている大学院も
あります。

 

(こういった点から、
 大学院対策をトータルに行ってくれる塾・予備校って 
 かなり限られます。

 大学受験のように
 「東大対策コース」「早慶対策コース」
 などとひとくくりにしづらいのです)

 

だからこそ
「大学院入試で何が問われるか」
を考えずに対策してしまうと
ムダな努力・徒労に終わってしまうことも多いのです。
 

 

 

意外とシビア?過去問の入手方法

ただ。

ここで問題が発生します。

 

それは「過去問の入手方法」です。

 

たいていの大学院では
ここ数年で実施された分の過去問は
公開されていることが多いのですが、
問題なのは「公開方法」です。

 

ネット公開の過去問には「省略」も多い。

最近は「ネットで広く公開している」
という大学院も増えてきました。

 

ですが、
入手した資料を見てみると
「省略」が多いケースもあります。

例えば、
北海道大学大学院の教育学院修士課程の過去問では
「次の文章を読んで後の問に答えなさい」
と書かれています。

その後、問題文として

「傍線部1 に関して、知るところを述べなさい」

などという指示が書かれています。

北海道大学大学院教育学院 修士課程の過去問より

真っ白な過去問

ですが…。

肝心の「他の資料からの引用」部分は
「著作権の問題で省略」
されているのです…。

要するに「真っ白」な問題用紙しか
公開されていないのですね。

実際の答案もこういう感じです↓
(空白部分は本来文章が書かれていたのですが、
 著作権の関係でカットされているわけです)

 

北海道大学大学院教育学院 修士課程の過去問より

過去問を手に入れてはいるものの、

「これじゃ何にも問題が解けない…!」
自体に陥ってしまうこともあるのです。

 

 

まずは過去問の「再現」を。

ただ、ありがたいことに
北大の場合、著者名・書籍名とページ番号が明記されています。

 

その書籍を図書館や本屋さん・ネット通販で取り寄せ、
該当するページのコピーを自分で用意した上で
過去問を解くといいでしょう。

過去問はただ手に入れるだけではなく
使えるように「再現」するのに
手間が掛かるケースもあります。

 

 

だからこそできるだけ早くから
過去問を手に入れ、
出典資料を見つけ出しておくことが
必要なのですね。

 

 なお、過去問が公開されていると行っても
 「模範解答」が公開されているケースはほぼありません。

  なので、人によっては
 「過去問を解いたけれど、
  この答案でいいかよくわからない…」

  という状態になる方もいらっしゃいます。
 
 うちの塾ではそういった
 「どのような解答だと点になるか」
 のアドバイスもできますのでお気軽にお声がけください

今回のポイント


過去問を制するものは試験を制する!
大学院の場合、過去問を使えるようにするには
「足」を使う!

 

ネット公開でない場合はちょっと面倒…!

さて、先ほどまで見てきたのは
ネットで公開されている場合の話です。

 

他にも過去問の郵送を依頼する必要がある
ケースもあります。

 

このあたり、
多少手間ですがまだマシです。

 

 

「コピー禁止!制限時間あり!現地でしか過去問を見れません!」という大学院のケース

…実は大学院の場合、
もっと面倒なケースもあります。

それが
「入試事務局まで直接来て閲覧してください」
というケースです。

 

意外と多くの大学院で
このタイプの公開がなされています。

「伝統」と「格式」がある大学ほど
「直接来て閲覧する」ことが求められるケースが多いです。

(東大などがそうでしたね)

どういうことかと言うと、
事前に申請した上で入試事務局に赴き、
その場で資料を見せてもらうという
手続きが必要なのです。

この過去問を観るとき、
写真を撮ることもコピーを取ることも禁止されているケースも
多くあります。

その上、
閲覧できる時間に制限があることすらあります。

なのでこういった過去問の場合は
一読した後
手書きで頑張って写し取る必要があるのです。

遠方だと泣きたくなる…!

大変なのは受験校が遠方の場合ですね。

 

わざわざ過去問を観るためだけに
移動を余儀なくされる。

 

いくら大学院の下見ができるとはいっても
これはなかなか手間でしょう。

過去問は早めに用意を!

だからこそ、
受験を決めた時点で
過去問の公開の仕方を調べたほうがいいですね。

 

郵送や直接閲覧が必要な際は
早急に申請をしておくことをオススメしますよ!

 

もっと社会人フレンドリーな入試を!

ただ、私としては過去問の公開の仕方、
もっと受験生に優しくなってほしいな、と思います。

 

大学院の事務局でしか閲覧できない場合、
遠方にいる受験生、
特にふだん仕事のある社会人に不利になってしまうからです。

特に過去問公開をしているのは
大学の事務局が開いている時間だけなので
仕事後に行っても間に合わないこともあります。


「事務局まで閲覧しにきてください」という姿勢、
情報化の時代から
そうとう遅れている対応の仕方だと
いえてしまいますね。

 

なので「できればこういう公開の仕方、やめてほしいなあ」
と思っています。

 

 

 

ういう不便さ、
なんとしても改善して頂きたいですね。

 

そうでないと、
せっかく仕事をしながら勉強を続けたいという
社会人の「やる気」に水を差すことになってしまうからです。

 

もっと社会人フレンドリーな
大学院入試が増えてほしい。

 

そんな思いが私にはあります。

 

ともあれ、
今日の内容、
大学院をめざすあなたのお役に立てれば幸いです!

 

(うちの塾では創業以来、
 あちこちの大学院の過去問を
 ストックするようにしています。
 
もしなにか必要な際はお声がけください)

ではまた!

補足 過去問の入手方法で一番確実なのは
昨年受験した人から資料をもらうこと、です。

これ、大学の学部生がそのまま大学院に進学する場合、
ゼミやサークルの先輩から過去問がもらえることも多いです。

だからこそ学部生は合格しやすいと言えるでしょう。

このルートが使えるといいのですが、
使えないからといって不利になるわけではありませんので
今回ご紹介した内容、使ってみていただけましたら幸いです。


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