せっかく大学院に行くならディスカッションを楽しもう!

大学院の授業で楽しいのは
なんと言ってもディスカッション。

受講生同士であれこれ議論すると
理解も深まりますし
知識も広げることが出来ます。

せっかく大学院に行く以上、
ゼミの中でのディスカッションを
楽しんでいきたいですね!

今回はこういうお話です。

大学院はディスカッションが面白い!

いま、私は大学院で
久しぶりにディスカッションの
楽しさを実感しています。

大学院の授業って、
単に講義を聞くだけではありません。



ゼミ(演習)の授業では
受講生同士が発表し、
質疑応答やディスカッションも行うのです。

このディスカッション、
以前から私は好きでした。

いま2回めの大学院生活をしていて
大学院でのディスカッションの楽しさを
再度実感しているところです。

専門職大学院の特徴とは?

私が在籍している
北大公共政策大学院は
「専門職大学院」というくくりです。

通常の大学院は
学術研究者の育成がメインとなっていますが、

専門職大学院の場合は
専門職の実務家養成がメインとなっています。


通常の大学院は
大学4年からそのまま進学するケースが多いのですが、
専門職大学院の場合は
社会人が入学するケースも多いです。


(もちろん、専門職大学院も
 大学4年からそのまま進学する人もいます)

そのため
いま私がいる北大公共政策大学院ですと

大学4年生から直接進学した人が1/3、
留学生が1/3、
社会人経験者が1/3

…というような構成ですね。

社会人経験者のなかには
行政の仕事をしている人もいれば
民間企業で仕事をしている人、
学校教員だった人もいて
層が広いです。

違う視点からのディスカッションが面白い!


こういうメンバー構成で取り組むと
授業内でのディスカッションが
楽しくなってきます。


現役学生と社会人学生とで
ディスカッションをする場合、
着眼点が違ってくるからです。

現役学生の場合は
大学で政治学や法学を
専門で学んできた人も多いので
理論面からの発言が多く見られます。

一方、社会人学生の場合
実務上の経験や
実際の事例についての発言が
多く見られます。

理論と実践について
両者がそれぞれ語っていくので
学問上の理解がより深まっているようにも
感じられるのです。


思えば、私も前の大学院では
現役学生の立場で
あれこれ理論面から発言していたのを
思い出します。


(かなり頭でっかちだったような気が…)

現役学生と社会人学生とで
それぞれ違った視点から議論ができるのも
専門職大学院の面白いところかもしれませんね!

(一般的な大学院では
 現役学生の比率が多いので
 議論の多様性がイマイチなケースもあります)

今回のポイント


大学院のゼミはディスカッションが面白い!
ディスカッションを楽しめるよう、
ルールの習得を!

ディスカッションは記憶定着率が高い!

あれこれ議論したり
話したりするのが好きな人にとって
大学院の授業はすごく楽しめるのでは
ないでしょうか。

ただ論文やテキストを読むだけでは
専門的な内容を頭にいれるのは大変ですが、

実際に議論をしたり
質疑応答したりすると
自然に専門的な内容を
頭にいれることができるようにもなります。

これ、
学習定着度を示した
「ラーニングピラミッド」という
図表でも表すことができます。

出典はこちら

学習の定着度って
単に講義を聞くだけでは5%、
本を読むだけでは10%しかありません。

ところが、
グループ討議やディスカッションをすると
定着率は50%、

他の人に教えると90%と

飛躍的に定着度を高めることが出来る、
といわれています。

だからこそ、
大学院の授業のなかで
ディスカッションを行うことは
学習を深める上で欠かせないのですね。

ディスカッションのルールを事前に学んでおくメリット。

…ただ、
ディスカッションって
人によっては苦手とする人も
いらっしゃいますよね。


単なる会話と違い、
(1)事実と意見をわけて説明する
(2)発言についてのみ批判をし人格否定をしない
などと
あれこれ守るべきルールがあります。


こういったディスカッションのやり方なども
うちの塾でお伝えできますので
お気軽にご相談ください。

ではまた!


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