短大・専門卒だと狙い目！大卒でなくても大学院進学は可能であるという事実。

「大学院に行きたいけれど４大卒じゃないし、無理かも…」って思っていませんか？

「大学院に行って
専門看護師の資格を取りたいけれど、
私、３年生看護学校卒で
４大卒じゃないから無理かも…」

看護師さんから
こんな内容を時折聞くことがあります。

…あまり知られていないのですが
「大卒」でなくても大学院進学が可能なこと、
ご存知でしょうか？

大学院制度改革が進んだ結果、
現在では「大卒」でなくても
大学院受験が可能、となっています。

ある大学院の受験条件より

たとえばある大学院の場合、
大卒でなくとも以下の条件に適応する場合
「事前審査」を受けることで大学院の入試を受けることが
可能となります。

（資料が手元にある関係で、
うちの教室そばの小樽商科大学大学院
商学研究科アントレプレナーシップ専攻の例を紹介します）

その条件というのはこちら。

要するに
「高校卒業後、２年以上
　何らかの教育機関で学修していること」
が要件となるようです。

小樽商科大学アントレプレナーシップ専攻を受ける場合は
「高卒」だけだとNGということになります。

ですが、
大学院によっては次の規定を用意している所も多いです↓

「個別の入学資格審査により，
大学を卒業した者と
同等以上の学力があると認めた者で，
令和 4 年 3 月 31 日までに 22 歳に達する者」

この場合、試験内容にもよりますが
「学歴は問わない」ケースも存在します。

短大・専門卒だとチャンス！

ただ。

一般的には「２−３年の短期大学／専門学校修了」を
目安としている事が多い、
と言えるでしょう。

さて、冒頭の看護師さんの例で考えてみます。

大学院看護学科の場合、
「大卒」でなくとも
「短大・専門卒」の場合
入学資格審査を受けることで
受験可能となるケースも多いです。

ということは
冒頭の看護師さんの場合、
大学院看護学科に
入学審査審査を受けることで受験可能となる、
と考えても良さそうです。

締切が早めなので注意！

ただし、この入学資格審査は
本番の試験の２−３週間前が
締め切りであるケースが多いです。

「あ、本番の試験のことばかり考えていて、
　個別入学審査を申請するのを忘れていた！」

ということがないよう注意したいですね！

今回のポイント

今回のポイントです。

大卒でなくても大学院進学は可能！

大卒でなくとも
大学院進学は可能という事実。

これ、意外と知られていません。

だからこそ「狙い目」だ、といえるでしょう。

この制度を活用する場合、
一挙にキャリアアップが可能となることも
しばしばあるはずです。

例えば、いま看護師として勤務なさっている方が

「看護学校卒で、
　大卒資格を取ること無く
　大学院進学をして
　専門看護師を目指す！」

ことは可能なわけですね。

大学院進学で可能性を開く！

私の持論は

「人生の節目の時期に「大学院」進学することで
　自身の専門性・自身の可能性を開く機会を
　もっと多くの人が選択できたらいいのに…」

というものです。

そのときに

「大学院進学のために
　まずは大卒を取らないといけない…」

と思うと動き出しが遅れてしまいます。

だからこそ、ちょっとでもやる気があるなら
「とりあえず大学院に出願してみる！」
のもアリだと思うのです。

実際、うちの塾からも毎年
「大卒ではなくとも
　大学院進学を果たした方」
が何人もいらっしゃいます。

ご自身の可能性を広げるチャンスとして
「大学院進学」、検討なさってはいかがでしょうか？

なお、この「事前審査」には
書類審査のみで行われるケースもあれば
小論文や面接試験を行って判断するケースもあるようです。

ちょっとでも興味を持たれましたら
すぐに調べてみることをオススメします！

（検索してみると
大学院の「募集要項」が
ネット上で閲覧可能なケースが多いです。
なので、ホントに「すぐ」検索して確認してみてくださいね！）

そうやってあなたの夢実現に
つなげてみてくださいね！

ではまた！