新書大賞、脅威のカバー率20.0%!解説していた本が新書大賞2024に選ばれました!

藤本研一

Digest!
先日発表された新書大賞2024。

私のYouTubeで紹介してきた本が
大賞を受賞(『言語の本質』)、
ランキング内に4冊も入ったことをみると
「いま読むべき新書」を紹介するチャンネルに
なっているように思います。

新書は大学院受験にも有効なのでぜひ読んでみてくださいね!

いま話題の新書を中心に紹介する動画シリーズ!

私がやっている
YouTube動画収録。

ライターの沢田石誠さんとは月2回
名著を読み解く!』という
動画シリーズをやっています。


沢田石さんに選んでもらった本を2人で読んで
コツコツ紹介するというシリーズ

主としていま話題の新書を紹介することが
多いです。


文庫本より縦長、専門知識がわかりやすく学べる!

新書というのは文庫本とほぼ同じ横幅であり、
少し縦長のほんのことをいいます。

専門の内容を
一般人でもわかるように、
なおかつコンパクトにまとめているのが
新書の特徴です。

各社から新書が大量に発行されており、
以前は新書ブームも起きていたほどです。

(このブーム、気づけばなくなってましたね…。
 『さおだけ屋はなぜ潰れないか』が流行っていた2005年ころが
 新書ブームもの頂点だった気がします。

 なお、厳密に言えば
 第1回の新書ブームは1950年代ですので念の為)

紹介した本が「新書大賞2024」受賞!

沢田石さんの選書眼のおかげで、
紹介していた本が

 新書大賞

に選ばれるなど、
「いま読むべき本」を紹介する動画シリーズとなっています。


実際、先日発表された新書大賞2024では
大賞に
今井むつみ・秋田喜美 著『言語の本質』が選ばれました!

新書大賞2024

こちら、2023年にこういった解説をしています↓

 

この新書大賞2024では
『言語の本質』のほか、
ランキング20位までのうちに
うちの動画チャンネルで紹介した

次の本がランクインしました!

12位 國分功一郎『目的への抵抗』

 資本主義にも抵抗する?!國分功一郎『目的への抵抗』(新潮新書)解説!
 

16位 宇野重規『実験の民主主義』

 今後の民主主義のあり方は推し活(ファンダム)にある?!
 宇野重規『実験の民主主義』解説!
 

17位 斎藤幸平『ゼロからの『資本論』』

 今こそマルクスを再読しよう!斎藤幸平『ゼロからの「資本論」』解説!
 

祝!ランキング内に4冊も選出!

ランキング20位までに
紹介した本が【4冊】も入っているというのが
うれしいことです。



カバー率で見ると
20.0%。

総務省統計局によれば
1年間に出る書籍点数は約70,000点であることを考えると
けっこうなカバー数であるようにも思います。

更にいいますと、
うちのチャンネルでは
2021年・2023年の「新書大賞」受賞本も
紹介しています!

●2021年「新書大賞」 斎藤幸平『人新世の資本論

(この本、なにげに沢田石さんとの動画シリーズの最初となります)

●2022年「新書大賞」 千葉雅也『現代思想入門

現在 活字離れも言われているからこそ、
うちのチャンネルをきっかけに
読書に挑戦する人を増やしていければいいな、
と思っています。

小説が苦手な人こそ新書を読もう!


世の中には
「読書したいと思うけど、
 小説を読むのが苦手なんです…」

という人も多くいます。


(私もかつてそうでした)



そんな方にとって、
読みやすさ・扱っているジャンルの広さの点で
新書を読むのがおすすめです。


この機会にぜひ手にとって観てはいかがでしょうか?



本屋さんでも新書コーナーが
たいてい設置されているので見つけやすいですよ!


ちなみに私が以前読んだ本に

「日本人が新書でいいから
 月2冊本を読むようになると
 日本の政治は変わる」

と書かれていました。

新書は専門の内容を
一般人にわかりやすいように
(極力)書いている「入門書」でもあります。


私も新書から得た知識を元に
講義や研修を行うこと・
ブログやYouTube動画作成を行うことが多いです。

読むと仕事や日常生活にめちゃくちゃ役立ちます。

あなたも新書の読書、してみませんか?

今回のポイント


慶應義塾大学でもカバー率53.5%!
新書は大学・大学院受験合格に直結している!
小論文対策にフル活用を!


新書は大学・大学院受験にも大いに役立つ!

実は新書の読書は
大学受験・大学院受験にも大いに役立ちます。

私はつねづね、
大学受験・大学院受験の
小論文試験攻略のカギとして
【2つの新を活用しよう!】
といっています。


2つの新とは
聞」と「書」です。

新聞も新書も
書かれているレベルは受験レベルですし、

新聞や新書に書かれているような文体で書くことができれば
小論文試験は問題なく合格可能です。


(あとは専門家による添削を受けていくと
 書ける力が身につけられます)

難関校も、新書を読めれば受験をクリアできる!




ココだけの話ですが、
受験の際に課題文として使用される文章は
新聞や新書からの引用が多いです。

ためしに、以前 慶應義塾大学 文学部の過去問を分析したところ、
引用文の53.5%が新書からの出典でした。

文章を書く際の「お手本」として役立つだけでなく、
小論文試験の「ネタ本」としても有用なのが
新聞と新書です。

なかでも新書は
自分が受験したい専門領域に関する内容を読むことで
合格直結の専門知識を身につけることもできます。

ぜひ受験対策として新書を
活用してみてくださいね!


ではまた!


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