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フリーランス・ひとり社長が生き残るには?
近年、会社をやめてフリーランスや「ひとり社長」として活躍する人が増えてきています。
いまや組織を離れても仕事がしやすい世の中になっています。

ですが、フリーランスや「ひとり社長」として生きていくのはなかなか大変です。
個人事業主(フリーランス)の廃業率は2年で約半数。
2人に1人は2年も持たない厳しい社会です。
その中で生きていくには「ひとり」で生きている生物、つまり「単細胞生物」に学ぶのが一番です。
前回に引き続き、今回も「フリーランス/ひとり社長は単細胞生物に学べ!」とのテーマをお届けします!
単細胞生物のようにしなやかに生きる!ひとり企業の未来
自然界で最小単位の生き物である単細胞生物。
アメーバ・ミドリムシなどはシンプルな形状ゆえに実に35-40億年も前から生き続けています。
単細胞生物はひとり企業にとって多くのヒントを与えてくれます。
たった1つの細胞で環境に適応ししなやかに生き残っている単細胞生物の姿はフリーランスやひとり社長への視座を与えてくれます。

競争を避ける戦略!強者と正面からぶつからない
単細胞生物が生き残るために取る戦略の一つが「強者を避ける」という方法です。
たとえば、自分より大きな捕食者が現れても、隙間を見つけて逃れたり、素早く動いたりすることでリスクを回避します。
これをひとり企業に置き換えると、大手企業と直接競争しない戦略を取ることに通じます。
ひとり企業が成功するには、自分にしかできない価値を提供する「ニッチな市場」を見つけることがポイントです。
例えば、オンライン教育を手掛ける場合、広く一般的な内容を提供するのではなく、「地方在住者向けの英語習得法」など特定の顧客層に向けた専門性を打ち出すことで、競争を避けながら独自のポジションを築くことができるでしょう。
実際、私は「社会人向け1対1大学院受験対策」を経営していますが、これは河合塾さんや代々木ゼミナールさんのような大手予備校ではできないことでもあります。

それは社会人向けにマンツーマン講義をするとどうしても講師の人件費が高くなってしまうほか、ビルの設備代などの運営費用もかさんでしまうからです。
このように大手企業ではできないことに取り組むのが「単細胞生物」たるフリーランス・ひとり社長の戦略であると言えるでしょう。
フリーランス・ひとり社長こそニッチ戦略を!
大手企業ではできないところを攻めていく。
これを言い換えれば「ニッチ戦略」と言えます。
大手企業のような画一的サービスではどうしても提供できない部分に対応できるのが単細胞生物たるフリーランス・ひとり社長の強みでもあります。
そういうニッチ(スキマ)を見つけ、サービスを提供していくのです。
以前であればこういう規模の小さいサービスを知ってもらうのは大変でしたが、いまではブログやSNS・YouTubeなどを使いお金をかけずに多くの人に知らせることが可能となりました。
ブログやSNSを活用し、自分の専門知識や情熱を定期的に発信することで、信頼を築き上げることができるのです。
なお、私は365日まいにちブログ&メルマガで情報発信をしています。
ブログの毎日更新9年目となっています。
ブログを見てお問い合わせいただくケースが多いため、「単細胞生物」であってもWebを活用することで生き残る事ができるのですね。

ひとりでやらずチームを作る!
ここで注目すべき単細胞生物がいます。
それは「ボルボックス」です。

(ボルボックスの図 写真はWikiより)
ボルボックスは単細胞生物が集まって組織を形成しています。
単細胞生物でありながら集団を作っているのがボルボックスなのです。
一人ひとりでは弱くても、個々の細胞が協力し合うことで生存率を高めているのです。
ひとり企業もこの考え方を取り入れることで生き残りやすくなります。
例えば他のフリーランスと協力してプロジェクトを進めたり、経理や広報を専門家に委託したりすることが考えられます。
これにより、自分の強みに集中することができるのです。

まとめ!単細胞生物の知恵をビジネスに活かそう!
単細胞生物から「大手を避けるニッチ戦略」や「協力の力」について今回見てきました。
競争を避け、自分の強みを活かしたニッチ戦略を取ることで、他者にはない独自のポジションを築いたり、ボルボックスのように協力の力を活用することで、規模の大きな組織にも負けない生存力を得たりすることが可能です。
こういう内容を取り入れることでフリーランスやひとり社長としての成功確率を高めることができます。
ぜひ単細胞生物に学んでいく姿勢を大事にしてくださいね!

なお、ひとり企業として成功を続けるためには常に学び続ける姿勢が欠かせません。
環境の変化に柔軟に対応するだけでなく、時代のニーズに応える新しいスキルや知識を積極的に身につけることが必要です。
そのための具体的な一歩として、MBA(経営管理修士)コースへの進学を検討してみてはいかがでしょうか?
MBAでは、経営の基礎から最新のビジネススキルまでを体系的に学ぶことができます。
これはフリーランスやひとり社長としてビジネスを拡大し自分の可能性をさらに広げるための強力な武器となるでしょう。
単細胞生物のように柔軟でしなやかな生き方を取り入れ、ビジネスを進化させる未来を掴んでいきましょう。
そのために日々学んでいくことがあなたの新たな成功の扉を開いてくれるはずですよ!

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「フリーランスやひとり社長は単細胞生物に学べ!」
大手企業と正面から競争せずニッチな市場を狙う戦略や、ボルボックスのように他のフリーランスと協力する戦略。これにより、個人でも生き残っていくことができます。
ぜひ単細胞生物に学び、自身の事業の成功率を高めましょう!