独立・企業を目指すならMBAへ！
「いつか、起業して自分の会社を持ちたい…！」
「一国一城の主として
生きていきたい！」
「独立することで、自分の専門性を
もっと多くのお客様のために役立てたい！」
そういった思いから独立を目指す方、
いまも多くいらっしゃいます。
ですが、
何も経営のことを知らずに独立すると
痛い思いをします。
そう、起業直後
売上ゼロ・お客ゼロ・妻のヒモとして
半年間過ごすことになった私のように（笑）
そのため
独立・起業する前に一度MBA（経営管理修士）が
取得できる大学院へ進学することを
私はオススメしています。
シリーズでお届けしております
「独立・起業を目指すならMBAに行くべき理由」、
今回もお届けします！
☆これまでの記事はこちら↓
目標達成にはまず先行投資を！
自分への先行投資は確実に回収できる！
独立はしたいけれど、
大学院進学の勉強には
「お金」がかかる…。
そんな思いでMBA（経営管理修士）コースへの
進学を断念している方、
いらっしゃるかも知れません。
これ、
たいへんもったいない姿勢だと思います。
不安定な時代こそ、これから必要とされるスキルを学ぶ！
いま、世の中が不安定な時代です。
この先どのように世の中が変わるかわかりません。
その中で頼りになるのは
自分の知識と能力です。
特に、
これから必要となる能力・スキルをあらかじめ
身に付けておくことは
変化する世の中を生ききる意味で
有効な武器となるのです。
経営スキルはAIに代替されない能力である！
これから必要となる能力・スキルのうち、
ロボットやAIに代替されない能力の１つが
経営（マネジメント）スキルです。
経営においては
正解というものが存在しません。
意思決定の途中にAIによる分析ツールが活用できますが、
最終的な判断は人間しか行えないからです。
…ということは経営に関する
専門の知見を磨いておくことは
今後の世の中にとっても有益である、
といえるわけです。
まして世の中が変化する時代には
新たなビジネスチャンスが多数出現します。
無名だったテスラ社が電気自動車業界の伸びを受けて
一気に業績を向上させたように、
時代の波に乗ることで自分の起業が急拡大することも
ありうるからです。
今後に必要とされる経営の知見を
あらかじめMBAで学んでおく。
これは確実に今後役立つ武器となっていくのです。
そのためであれば
多少の先行投資は必要不可欠
と言えるのではないでしょうか。
刃を研いでいますか？
私が研修の中などでよく話していますが、
自分の能力を高めるには「刃を研ぐ」実践が
不可欠なのです。
「刃を研ぐ」というのは
スティーブン・コビー博士の名著
『７つの習慣』の最後に出てくる取り組みです。
☆『７つの習慣』
※名著なので一読をオススメします！
どの木こりがいちばん生産的か？
ここには２人の木こりの話が出てきます。
（話は私が多少盛っていますのであしからず…）
Aさんは刃がボロボロのノコギリで
木を切っています。
ボロボロなので何時間もかかって
ようやく木が切れます。
まわりが
「ねえAさん、そろそろ刃を研いだほうがいいよ」
と言っても、
「そんなことをしている暇があったら
木を切ったほうがいいに決まっている！
それに、切れなくても一生懸命
取り組むことに意味があるんだ！」
と言い返します。
毎日疲労困憊ですが
あまり木が切れていない状態です。
刃を研ぐメリット。
一方、Bさんは始めに何時間もかけて
ノコギリの刃を丁寧に研いでいきます。
すると、力を入れなくても
たった３分でサクサク木が切れていきます。
結果１日で
何十本も木を切ることができるのです。
このAさん・Bさん、どちらのほうが
生産的だと言えるでしょうか？
当然、Bさんですね。
Bさんはあらかじめ刃を研ぐ、
つまり自分の能力を発揮する準備に
時間をかけていました。
そうすると作業もスムーズに行きますね。
３人の木こり
『７つの習慣』ではこの２人の話で終わっていましたが、
私はここにCさんという３人目の人物を加えたいと思います。
Cさんは仕事を１週間休んで
街でチェーンソーの使い方を学ぶとともに
チェーンソーを購入してきました。
チェーンソーがあれば
毎日刃を研がなくても木が切れますし、
切るスピードも上がるほか
切れる本数も段違いに増えます。
さあ、Aさん・Bさん・Cさんのうち、
誰がもっとも生産的でしょうか？
もちろんCさんですよね。
このときCさんは
それなりの投資をして
チェーンソーの使い方を学び、
チェーンソーを実際に購入してきました。
お金はかかっていますが、
長期的には必ず回収することが
できそうです。
MBA進学という先行投資を！
MBA進学という武器も
Cさんのチェーンソーのように
先行投資が求められます。
最初は大変かもしれませんが
長期的には必ず回収することができます。
だからこそ、
独立・起業をめざすなら
先行投資のつもりで勇んでMBAにいくのが
オススメですよ！
今回のポイントです。
不安定な時代を生ききるには
自分への先行投資を忘れずに！
チャンスを捨てていませんか？
人間、どうしても目前のことだけで
判断をしてしまいがちです。
大学院進学も
通常だと年間70~150万円くらいかかってくるので
「お金がないから自分にはムリだ…」
と考えてしまいがちです。
（なお長期履修制度で４年かけて通う場合
１年間に掛かる負担はこの半額となります）
でも、そう思うことで
長期的なチャンスをフイにしているなら
たいへんもったいないことであると
言えるのです。
「でも、先立つものがないと何もできないし…」
そういう声にお答えし、
次回の記事では大学院進学という先行投資に使える
各種制度をご紹介します。
手持ちのお金に不足があっても
各種制度を用いることで
MBA進学という目標を
達成することができるはずです。
ぜひ次回もご覧ください。
ではまた！
先行きが見えない時代において