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弱肉強食の社会において、フリーランス/ひとり社長が生き残るには?
「独立はしたものの、全然仕事がうまくいかない…」
一念発起して会社をやめて独立したものの、自分の仕事がぜんぜんうまくいかない…。
こういう経験をしているフリーランスやひとり社長の方、多いかもしれません。

かくいう私も高校教員を辞めて塾を開業したものの、売上ゼロ・お客ゼロを半年続けることになり「なんで独立してしまったんだろう…」と後悔した記憶があります。
☆このときの模様、私の著書『ブログで人生大逆転!』に詳しいのでぜひお読みください↓

いまの社会は非常に残酷です。
弱肉強食の社会でもあります。
そういうなかでフリーランスやひとり社長として生き残るために参考にすべき存在があります。
それが組織を作らずたった一人で自然界に立ち向かっている存在である「単細胞生物」です。
単細胞生物は地球に生命が生まれた35-40億年以上前から存在し、いまに至るまで生き続けてきています。

今回も「フリーランス/ひとり社長は単細胞生物の動きに学べ!」とのテーマでお届けしていきます!
変化にすぐに対応する!それが単細胞生物の生き残り方!
ビジネスの世界は日々どんどん変化しています。
PEST分析という分析手法がありますが、政治(Politics)・経済(Economics)・社会(Society)・技術(Technology)の4つに絞っても日々目まぐるしく移り変わっています。
こういう技術の進歩や市場の動向、消費者ニーズの変化に迅速に対応すること。
それがフリーランスやひとり社長にとって生き残るうえで重要です。

実は単細胞生物はこういう変化に迅速に対応できるという強みがあります。
単細胞生物はその構造がシンプルであるため、環境の変化に素早く対応することができます。
例えば、アメーバは形を変えて障害物を避け、餌を捕食します。
この柔軟性は、フリーランスやひとり社長が突然の市場の変化に適応する際のモデルとなり得ます。
新しい技術やトレンドが現れたとき、速やかにスキルをアップデートし、サービスを調整する。
そうすれば変化する社会のなかで頭角を表すことができます。
新しいことに迅速に取り組む!そしてチャンスを掴め!
大企業を始めとする組織だと、新しいことを取り組もうとしても時間がかかります。
新しい取り組みをするかどうかを会議で話し合ったり何枚も稟議書を通したりする必要があります。
導入を決定しても、それを組織全体に浸透させるには多くの時間と手間がかかります。
結果、新しい取り組みを始めるまでに数ヶ月〜数年がかかってしまうことがしばしばあるのです。

ですが、フリーランスやひとり社長なら自分がやると決めれば「1秒後」から取り組めます(笑)。
なのでスピーディーに変化に対応することができるのです。
私の友人の行政書士さんで「SDGs専門の行政書士」を名乗っている方がいます。
この方はSDGsがブームになる「前」からこう名乗って活動なさっていました。
大組織なら流行りもする前からこういう打ち出しはなかなかできませんが、個人であれば「その日」から導入することができます。
このスピード感がフリーランス/ひとり社長の持つ強みと言えるでしょう。

私も新たなイベント・セミナーを「よし、企画しよう!」と決めて3時間後には募集サイトを完成させたことが何度もあります。
スピーディーに取り組める強みを自覚することがフリーランス/ひとり社長の生き残りに欠かせないのです。
もしいま経営がうまく行っていないのであれば、いまのやり方の何処かに問題があるのかもしれません。
なので、間違っていてもいいから何でもいいので「新しいことをやってみる」のがいいですね!
間違っていて失敗しそうならすぐにやめればいいのです。
新しいことを取り組むのもそれを辞めるのも自由自在。
このスピード感を活かすのがフリーランス/ひとり社長という単細胞生物が生き残る上で欠かせません。
変化をチャンスに変えよ!
単細胞生物は、時には極端な環境下でも生存します。
深海にも、大気中にも、果ては南極の海にも単細胞生物は存在しています。

他の生物は生きれなくても、特定の単細胞生物だけが生きられる環境は地球上にたくさんあるのです。
これは、市場が不透明で経済状況が不安定な時期でも、フリーランスやひとり社長が業務を継続し、機会を見出す能力があることも意味しています。
例えば、コロナウイルスの流行中、人を雇っている組織の多くが赤字や売上低迷に悩まされました。
ですが、ひとりで運営している場所ですとコストもそれほど掛からないので意外と生き残れたものが多くあります。
場合によってはデジタル化に切り替えたことでかえって売上を向上させたフリーランス/ひとり社長も多いのです。
組織だと生き残れないような状況でも、単細胞生物なら生き残れるケースが多くあるのです。
ビジネスにおける「細胞分裂」の戦術!スケーリングの発想を身に着けよ!
単細胞生物は、細胞分裂を通じて自らの存在を増やすことができます。
自分のコピーを次々作っていけるのです。

これ、ビジネスでいう「スケーリング」に相当します。
つまり、ある場所でうまくいった成功を、より大規模にしていく事ができるのです。
たとえば、あなたがWebデザイナーだとします。
あなたが作ったWebサイトがクライアントに好評であれば、そのデザインテンプレートを用いて他のクライアントへの提案を行うことができます。
一度作った手法を、より大規模に活かしていけるのです。
このプロセスを通じて、効率的に事業を成長させることが可能です。
例えば私は2024年も北海道内や本州で「文章作成力向上研修」や「コミュニケーション研修」などを多数担当いたしました。

研修の中身(コンテンツ)を一度作ってしまえば先方のご要望に応じて修正しつつあちこちの研修に活かすことができます。
これもある意味での「スケーリング」といえます。
毎回イチから資料やコンテンツを作るのではないからこそ品質の良いものをスピーディーに提供することができます。
このスケーリングの発想を身につけるのがフリーランス/ひとり社長として生き残る意味で欠かせないのです。
スケーリングのなかにはフランチャイズ化や多店舗運営という方法もあげられます。
チャンスだと思えば一人でやることにこだわらないのも大事です。
まとめ:フリーランス/ひとり社長の未来を切り開く単細胞の知恵
現代社会のビジネス環境は常に変動しています。
フリーランスやひとり社長にとっては挑戦の連続です。
ですが、生き残りの鍵は、変化に柔軟に適応する能力にあります。
その最良の例が、単細胞生物の進化と存続の戦略です。
単細胞生物はシンプルながら効率的な方法で環境の変化に対応し、極限状態でも生き抜いています。
フリーランスやひとり社長は、この単細胞生物の適応力を見習い、新しい技術やトレンドに迅速に対応し、ビジネスモデルを柔軟に調整することが求められます。
また、スケーリングの発想を取り入れることで、成功体験をさらに広げ、事業を成長させることが可能です。
さらに、フリーランスやひとり社長は、組織よりもスピーディに新しい取り組みに着手できるため、市場のニーズや流行に先駆けて行動を起こすことができます。
このスピード感が、大組織にはない大きな強みとなります。
最後に、失敗を恐れずに新しいことにチャレンジする勇気も重要です。
間違っていたら修正すれば良いのです。
この柔軟性とスピード感を武器に、厳しいビジネス環境の中で生き残り、繁栄する道を切り開くことができるでしょう。
これらのポイントを抑えることで、フリーランスやひとり社長は、単細胞生物のように逆境の中でも輝ける存在となることができます。
未来に向けて、変化を恐れず、柔軟に、そして積極的に行動を起こしましょう!
(私も頑張ります…!)

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フリーランスやひとり社長が生き残る鍵は、単細胞生物の柔軟性とスピード感にあります。
環境の変化に迅速に対応し、新しい挑戦を恐れず行動することで、
厳しいビジネス環境でもチャンスを掴み、事業を成長させることができます。
ぜひ単細胞生物の戦略に学んでみましょう!