時間的にも金銭的にも!長期履修制度なら大学院進学の負担が半分になる!独立・起業を目指すならMBAに行くべき理由5

藤本研一
Digest!
「大学院に行きたいけどお金が心配…。
 それに忙しいからちゃんと通えるか不安…」
 
そんなときオススメなのは【長期履修制度】の活用です。
 
多くの大学院で使えるこの制度、
2年の学習を4年かけて行えるので、
使うと学費負担・通学負担を実質的に【半分】に
できます。
 
私も使っているこの制度。
活用すると進学の可能性がグッと広がりますよ!

1年で4割廃業?!経営知識なしに独立するのは危険です!



「いつか起業をしたい…!
 でも現状だとうまくいく自信がない…」


いま独立・起業を目指す人が多くいらっしゃいますが
その際二の足を踏むことになるのは
経営に対する基本的知識が足りない、
という点です。

起業した人の4割は1年以内に
廃業している事実を考えると、

経営の知識やスキルを学ぶことなく起業をするのは
大きなリスクがあるといえます。

(実際、私も「売上ゼロ・お客ゼロ・妻のヒモ」な
 半年を送ることになってしまいました…)



これを防ぐには
起業前に大学院進学し、
MBA(経営管理修士)を取得すること、です。


これまでも
「独立・起業を目指すならMBAに行くべき理由」
として情報をお届けしてきました。

  ☆「独立起業を目指すならMBA」シリーズ


  

今回は
「独立・起業を目指すならMBAに行くべき理由」のうち
「進学費用充当の方法」の続きをお伝えします!

「進学費用充当の方法」1



「進学費用充当の方法」2


独立・起業を目指すならMBAに行くべき理由5


長期履修制度で仕事が忙しくても
進学のチャンスを増やせる!

「進学費用充当の方法」3


長期履修制度で1年の学費負担を半分にする!

まとまった金額の準備は大変…!

進学費用を出すのが大変なのは
一度にまとまった金額を
用意しなければならないところにもあります。

国立大学の場合、
大学院の入学金で約30万円、
前後期の学費がそれぞれ約30万円とすると
1年目は年間で約90万円の準備が必要です。


大金を一度に用意するのは
なかなか大変ですよね…。


特に入学金と前期の学費は
数ヶ月のズレで納入することもあるため
受験前には約60万円をすぐ
支払えるような準備が必要でしょう。


※ 私立の場合はさらに金額が上がることもあります

 なお進学後急遽 家計が困窮した場合、
 すぐ大学院に相談をするようにしてみてください。

 何らかの対応策をアドバイスしてもらえることも
 多いです。

まとめて支払うのが困難でも、長期履修なら負担が減る!

「でも、そんなにまとめて支払うのは大変…」

そういう方にオススメなのが
長期履修制度です。

これは通常2年間である修士課程の期間を
【3〜4年間】に延ばすことができるという
制度です。

多くの大学院で使用できる制度となっています。

修士課程の期間を4年に延ばす場合、
一度に支払う前期・後期それぞれの学費が
半分になります。

(入学金の負担はそのままですが)


前期後期それぞれ約30万円の準備が必要だったところが
それぞれ約15万円に軽減されるのです。



(当たり前ですが、2年で払うものを4年かけて払うだけなので
 トータルの授業料は変わりません)

こうするとまとまった金額を
一度に用意する負担が軽くなりますので
進学もしやすくなりますね!

長期履修制度で金銭的・時間的負担を半分にする!

この制度、
社会人の方が大学院にいく際、
ぜひ活用いただきたく思っています。


仕事をしながら大学院に行くのは大変ですが、
長期履修制度を活用すると
出席すべき授業数の負担も半減するので
落ちついて学習できるからです。

実際 私もいま長期履修制度を使い
北海道大学大学院に進学しています。

通常2年間での学習を
4年間かけて学んでいるわけです。

その結果、1週間に行われる授業コマ数も
現在週4コマと負担が軽くなっています。

(それでも授業準備は大変ですが…)

金銭的負担・学習上の負担を
一気に軽減できるこの長期履修制度。

うまく活用し、有意義な大学院生活を送ってください!

今回のポイント


長期履修制度を使えば金銭的・時間的に
進学可能性が広がる!

長期履修制度を使う際の注意事項2点!

長期履修制度に関し
2点補足があります。

補足1:申請は受験時に!

長期履修制度を使う場合、
ほとんどの大学院では
「受験時」にその旨を書いて提出する形となります。

進学したあとに切り替えれるわけではないので
注意が必要です。


また、4年の長期履修で進学した人が
途中で在学期間を3年や2年に短縮するのも
難しいところがあります。


(詳しくは受験したい大学院に 
 ご相談ください)

補足2:教育訓練給付制度との兼ね合いに注意を!


以前、進学費用充当の方法として
厚労省の「教育訓練給付制度」をご紹介しました。

教育訓練給付制度を使用する場合、
基本的には【規定の修業年限】が
支給対象となります。

なので教育訓練給付制度が使用可能な大学院であっても
長期履修制度を使う場合は【対象外】となることが
あるようです。

(試みに、兵庫大学大学院では
 長期履修制度との併用ができない旨が記載されていました)



以上、2点の補足をお伝えしました。

長期履修制度をうまく活用して
あなたの夢を実現してみてくださいね!



ではまた!


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