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大学院進学はコスパがいいか?
「大学院、興味があるんだけど、けっこうお金が掛かりそう…。コスパ的にどうなんだろう…?」
社会人が今後のキャリア形成を考えるとき、大学院進学を検討する方が多いです。
私の持論は「社会人大学院で人生大逆転!」。
社会人の究極のキャリアアップ法こそ大学院進学なのです。
ただ、人によっては「大学院進学ってコスパ(コストパフォーマンス)的にどうなんだろう?」「2年という時間とそれなりの額の金額を払っても割に合うんだろうか?」と考えるかも知れません。
大学院進学を2年という時間とお金の投資と考える場合、その投資対効果について気になりますよね。
今回は、大学院進学にかかる学費情報とそのコストパフォーマンスについて詳しく解説します。
大学院進学にかかる学費情報
大学院進学に必要な費用は、主に以下のようになります。
- 入学金:約30万円
- 学費:年間約53万円 × 2年 = 約106万円
※国立大学大学院の一般的な事例です(金額は2024年現在)
国立大学の場合、2年間で約136万円程度が大学院進学にかかる基本的な費用となります。
私立大学、なかでもビジネススクール(MBAスクール)の場合は1年間の学費だけで200万円を超えるケースも存在します。
この金額を見て、「高い」と感じる方も多いかもしれません。
実際、これは軽自動車が新車で買えるような金額です。
こう考えるとちょっと躊躇してしまうかも知れません。
ですが、大学院の価値を考える際は当面の出費だけでなく、大学院で得られるスキルや人脈、そして自己成長についても考慮が必要です。
これを考慮すると、コストパフォーマンスはどうなるのでしょうか。
結論!社会人の大学院進学はコスパが良い!
結論から言えば、短期的には高額に感じるかもしれませんが、長期的に見ると大学院進学は非常に価値ある投資となります。
その理由は以下の通りです。
- 自己成長と自信: 大学院での学びは、専門知識の習得だけでなく、自分自身を見つめ直し、成長させる大きな機会を提供してくれます。
学びに没頭する日々は、一生続く自信を育むでしょう。 - 豊かな人脈: 大学院での出会いは、将来的なキャリア形成においても大きな財産になります。
同じ志を持つ仲間や教授とのネットワークは、仕事やプライベートでも大いに役立つでしょう。
実際、大学院で出会った仲間と一緒に起業したケースや、仲間の会社に転職したケースもあります。
他にも、MBAコースで出会って交際し結婚につながったというカップルもたくさんあります(結果的にパワーカップルになっています)。 - 最終学歴の更新と学位取得: 大学院進学をすることで、最終学歴を「高卒」「専門卒」「大卒」から「大学院卒」に格上げできます。
もしあなたが無名校出身であることを悔やんでいる場合、有名大学院に進学することで最終学歴を「更新」できます。
(無名大学から東大大学院に進学することを「学歴ロンダリング」ということがありますが、実際これは意外と容易に行えます)
これが自分の自信になるだけでなく、内部昇進・転職の際にも有利に働くのです。 - 学割の活用: 在学中は様々な学割が利用できます。
例えば、映画や観劇の際やAmazonプライムにおいて学割が適用されるほか、Apple製品購入時やAdobeのサブスクリプションにも学割が適用されます。
他にもトレーニングセンター・図書館など大学のサービスを無料で利用できます。
大学院によっては都心部に自習室や図書館を持っている場合もあり、それを実質無料で活用できるのも魅力的です。
投資以上の価値が得られる!自己成長・自己成長で自信がつく!周りに貢献できる!
いかがでしょうか?
大学院進学には確かにそれなりのコストが発生します。
ですが、それ以上の価値を得ることもできるのです。
特に「勉強漬けの毎日を乗り切ったという自信」はお金では測れない価値をあなたにもたらしてくれます。
また、大学院で学んだ知識・得た人脈を元にあらたなビジネスを始めるなど、大学院進学で得られた偶然の縁がもとで人生が大きく開いていくことも多いのです。
さらには大学院で学んだ知識やスキル・人脈をもとに、社会貢献・人助けをすることも可能です。
あなたが大学院で真剣に学ぶことは自分のプラスになるだけではなく社会貢献にもつながるのです。
実際、私が社会人大学院生にインタビューをすることがありますが、どの方も「大学院にいかなければ今の自分はなかった」と口々にお話なさっています。
学費の軽減方法
「でも、お金がかかるのは困る…」
実は大学院進学にかかる費用は以下の制度を利用することで軽減することができます。
- 教育訓練給付制度: 専門職大学院や特定のプログラムを履修する際、一定の条件を満たせば給付金が支給される制度です。
進学する大学院のコースが教育訓練給付金の対象である場合、一般教育訓練給付なら最大20%、専門教育訓練給付なら50~70%の学費が修了時に還付されます。
詳細は以下をご覧ください↓ - 日本学生支援機構奨学金制度: 経済的負担を軽減するために、学生を対象とした奨学金制度があります。
社会人の場合はすべて貸与型、つまり「借金」ですが、一般的な教育ローンよりも低い利率(一種採用の場合は無利子)で活用できます。 - 長期履修制度: 大学院のカリキュラムを柔軟に履修できる制度で、在学期間を延ばすことが可能です。これにより、学費の負担を抑えることができます。
これらの制度についてはこちらの記事をご覧ください↓
まとめ!大学院進学は意外とコスパがいい!
大学院進学は、短期的には高額な投資に見えるかもしれませんが、自己成長や豊かな人脈、そして学びによって得られる自信は、長期的に考えれば非常に価値のあるものです。
また、各種制度を利用することで、経済的負担を軽減することも可能です。
それに、私たちの生活を見回してみると、意外と「無駄遣い」が多いものです。
そういった無駄を省いていけば学費の一部に充てることも可能かもしれません。
ぜひ、自分自身の未来を見据えたうえで、大学院進学を検討してみてはいかがでしょうか?
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大学院進学は短期的には高額に見えるかもしれませんが、長期的に考えるとコスパが良い投資です。自己成長や自身の形成、豊かな人脈が得られる上、教育訓練給付制度や奨学金制度を活用することで負担軽減も可能です!大学院に行かなければ見えない世界・開けないキャリアも見えてきます。あなたもぜひ挑戦してみませんか?