看護大学院受験から初心貫徹で専門看護師(CNS)合格!専門看護師Aさん 社会人大学院生インタビュー20後編

summary

看護大学院を経て専門看護師(CNS)資格を取得したAさんへのインタビュー後編。大学院での研究も実習も医療政策や制度など膨大な知識を常に更新し続ける大変さがありますが、その学びは実践に直結していると語っていらっしゃいました。大変だった大学院生活でしたが「自分で辞めなければ最後まで行ける」という言葉と仲間に支えられ無事修了・CNS取得を実現なさいました!

前編はこちら。

CNSコースの大変さと学び

――:CNSコースならではの大変さは、
どんなところでしたか?

A:とにかく、
知るべき情報が本当に多い、
というところですね。

国の医療政策や、
がん対策、
制度の動きなど、
常に新しい情報をアップデートしていく必要があります。

――:それって、かなり大変そうですね・・・!

A:大変ではありますけど、
それが実際の仕事にもつながっている、
という感覚もありました。

治療方針を考えるときに、
患者さんやご家族の思いをきちんと聞く必要がある、
という意識がすごく強くなりました。

「意思決定支援」という言葉がありますけど、
本人が納得できるように、
治療方針を一緒に考えていく。

そのためには、
国としてどんな議論がされているのか、
自分の所属している場所では、
何を大切にしているのか、
そういう背景を知っておく必要があると感じました。

CNSコースの魅力とは?

――:ここまでCNSコースの大変なところを伺ってきました。
ではCNSコースの魅力を挙げるとするといかがでしょう?

A:正直に言うと、
「大変だった」という印象ばかりです(笑)。

ただ、CNSコースで学んできたことは
今後やっていきたいことにつながる
という意味ですごく大きな学びだったと思っています。

看護師と患者さんの一対一の関係だけでなく、
家族や、他の医療者も含めて、
患者さんにとって一番いい医療を
点ではなく包括的に考える視点が身につきました。

その中で、
自分が持っている力や、
CNSの6つの役割を、
どう活かしていくのか。
適材適所で使っていくことが大切だと感じています。

注 CNS6つの役割について
日本看護協会では「実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究」の
6つを上げています。
この6つ、面接対策として暗記する必要があります。
1対1大学院合格塾では「ジソウチョウ・リンキョウケン」と
何度も口に出して覚える勉強法をご紹介しています。

実習で直面した壁

――:CNSコースと言えば病院での実習が
たくさんあるというイメージがあります。

Aさん、CNAコースでの実習はいかがでしたか?

A:実習は……。

正直、ただ大変でした(笑)。

自分は感情的になりやすいところがあるので、
事実と感情を分ける、
というのが、自分の中では一番大きな課題でした。

感情や思いで判断しようとすると、
冷静な判断ができなくなってしまう。

だから、
いま現れてきている事象は何なのか、
現状をどう言語化するのかという訓練が必要だと、
強く感じました。

学習を続けられた理由

――:CNSを目指し大学院受験からはじめて
大学院での学習、

そして卒業後半年してからのCNSの受験と
Aさんがここまで学習を続けてくることができた理由は、
何だったと思いますか?

A:私にはもともと、
「一度決めたことは最後までやる」
という考えがありました。

――:Aさんのお話を聞いていてストイックさを感じます。

A:CNS資格の合格を実現できたのは
私がストイックというよりは
「自分で解決できないことは、人にSOSを出す」
と決めていたことが大きいです。

我慢していても、
先に進めないので、
必要なところで相談する。

それが、
次につながったと思っています。

大学院修了時の思い「自分でやめなければ、最後まで行ける!」

――:大学院修了のときは、どんなお気持ちでしたか?

A:「やっと終わった……」
という気持ちが、一番でした。

正直、
つらいことのほうが多かったです。

でも、
続けられたのは、
仲間の存在が大きかったと思います。

具体的な言葉は覚えていないんですけど、
先輩が言っていた
「自分で辞めなければ、最後まで行ける」

という言葉に、
すごく支えられました。

CNS取得後の思い

――:AさんはCNSを取得なさったわけですが、
CNSを取得したからこそ今後成し遂げていきたいビジョンなどはありますか?

A:はい、まさに今「これからやっていきたいこと」が、
自分の中に出てきているところです。

いま私はChatGPTも使いながら、
物事を整理したり、
CNSの役割を体系的に考えたりしています。


特に気になっているのは
医療の地域格差です。

医療の地域格差は
これからさらに大きな問題になると思っています。

だからこそ今後
病院完結型ではなく、
地域や自宅で生活できる医療、
退院後の生活の質が落ちない体制を、
作っていきたいです。

将来的には、
次の世代を育てる教育にも関わっていきたい、
そう考えています。

――:すばらしいですね!
Aさん、貴重なお話をありがとうございます!

インタビューを終えて

Aさんとの出会いは大学院受験の相談時にさかのぼります。

大学院進学に向けての勉強法や対策のアドバイスを差し上げたほか、
入学なさった後も折に触れてご連絡をいただきました。

大学院を経て専門看護師の資格を取るのはかなり期間がかかるため、
「最後までやり続ける」という意識を持ち続けられたAさんの取り組み、
本当にすごいことだと実感しています。

Aさんの姿から
「夢を叶えるには継続が不可欠」
ということを改めて実感しました。

今後も専門看護師としてのご活躍、応援しています!

「社会人大学院生インタビュー」はこちら!

 

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