専門看護師(CNS)6つの役割の覚え方!語呂合わせで試験を攻略するには?

今回のポイント

語呂合わせでもなんでも
記憶するためにフル活用する!

「専門看護師(CNS)6つの役割」、すべて言えますか?


あなたは「CNSの6つの役割」というのを
ご存知でしょうか?

うちの塾には専門看護師(CNS)の資格を取るために
大学院進学を目指している
受講生の方も多いです。

大学院で所定の学習や実習をしたあと、
試験を受けることで取得できる専門看護師の資格。

この専門看護師には
6つの役割が求められています。

それが、

(1)実践
(2)相談
(3)調整
(4)倫理調整
(5)教育
(6)研究

の6つです。

現場において専門家として
実践」するだけではなく、

他の医療関係者からの「相談」にも答え、
チーム医療などの場で
多職種との「調整」や
患者・家族の意志決定支援などの場での
倫理調整」を行なうことが求められるのがCNSの役割です。

また他の看護師に対しての「教育」的役割も
求められますし、
学術発表や論文など「研究」を行なうことも
求められています。


面接でも「6つの役割」知識が求められる!

専門性を活かし、職場で活躍しているCNSという役職。

CNSのもつこの6つの役割について

「あなたはこの6つの役割をどのように
 活かしていけますか」

という質問が面接内で聞かれることもあります。

他にも小論文試験の中でも
6つの役割にもとづいた回答を
求められることがあるのです。

6つの役割をどう覚えるか?

ただ。

この6つ、
意外と覚えにくいです。

感覚でいうと
4〜5個は思い出せても
あと1〜2個が思い浮かばないことも多いです。

なんとか覚えやすくするための方法はないだろうか…?

今回は私が考えた
「CNSの6つの役割」の覚え方を2つ、
まとめてみます。

(1)語呂合わせで覚える!

何かを覚えるときの定番は「語呂合わせ」です。

私は社会科教員の免許も持っていますし、
前職が高校教員だったのでこういう「語呂合わせ」は
あれこれ詳しいです。

「いい箱作ろう鎌倉幕府」
(1185年 鎌倉幕府成立)

「いち早く出す帝国憲法」
(1889年 大日本帝国憲法 成立)

などと、
歴史用語にはあれこれ語呂合わせがあります。

他にも
国連常任理事国を覚えるための
「ロシア不注意」(ろし・あ・ふ・ちゅう・い)
(ロシア・アメリカ・フランス・中国・イギリス)
こういう語呂合わせもあります。

看護師の方ですと
看護師国家試験対策の語呂合わせに
「嗅いで見る動く車の三の外、顔耳のどに迷う副舌」
を覚えた方もいらっしゃると思います。

ちなみにこれは
脳神経を第1脳神経から
順番に12個覚えるための語呂合わせです。

嗅神経・
視神経・
動眼神経・
滑車神経・
三叉神経・
外転神経・

顔面神経・
内耳神経・
舌咽神経・
迷走神経・
副神経・
舌下神経

この12個の神経を覚えるためのゴロとなっています。

(以下を参考にしました)
 https://kenyukai-saiyo.jp/2010/12/21/195/
 https://mochiyuki.com/noshinkei/

さて、これらを参考に
「CNSの6つの役割」を説明する語呂合わせ、
考えてみました。

ですが、
色々考えましたがイマイチいいものを
思いつきませんでした…

CNSは長距離掃除機。

まだ「マシ」なのが

 【長距離 掃除機】ちょうきょり・そうじけ(き)

…という覚え方です。

調整・教育・倫理調整・相談・実践・研究

この頭文字を取ったものとして
考えてみました。

(掃除機の最後の部分が苦しいですが…)

…語呂合わせってなかなかいいものを考えるのは
難しいです。

(2)何度も声に出して覚える!

学生時代から私が暗記の際に多用している方法。

それが「何度も声に出して覚える」
というものです。

たとえば
『平家物語』や『徒然草』の冒頭なども
何十回も声に出すうちに自然と頭に入ってきます。

たまに私がネタとして披露している
「足利将軍15人全員の名前をいう」というのも

「尊氏(たかうじ)、義詮(よしあきら)、義満(よしみつ)、義持(よしもち)…」
などと何度も声に出すうちに覚えました。

なので、「6つの役割」の覚え方も、
普通に、

(1)実践
(2)相談
(3)調整
(4)倫理調整
(5)教育
(6)研究

…と1から順に言って覚える方法もあります。

ジソウチョウ・リンキョウケン

あるいは頭文字を取って

「ジソウチョウ・リンキョウケン」

という呪文のようなことをを作り、
何度も言って覚えるのもありですね。

だいたい30-40回くらい音読すると
ある程度頭に入ってくるはずです。

ともあれ、
何かを無理やりにでも覚えなければならないとき、
こういう語呂合わせ的な物を見つけると
勉強はしやすくなります。

趣味的に考えてみるのも
オススメですよ!

(どなたかこの「6つの役割」、
 ほかに良い覚え方を思いつかれましたら
 お教えください)

今回のポイント


語呂合わせでもなんでも
記憶するためにフル活用する!

「ここぞ」というものだけ語呂合わせの活用を!

私自身は有名どころの語呂合わせは
積極的に使うべきだと思うのですが、

何でもかんでも暗記するために
語呂合わせを作っていくのは効率が悪いと思っています。

問題集を解いていて
なんど解いても思い出せない問題や

何度も過去問で出てくるのに応えられない知識など

「これはなんとしても覚えないといけない」

ものに関してだけ
自力で語呂合わせを作ってみたほうがいいと考えています。

(そうでないと時間がかかって仕方ありませんし、
 ほとんど試験に出題されない場所なら
 苦労して語呂合わせを作っても意味がないのです)

ニガテな知識についてだけ、語呂合わせの活用を!

私が今回紹介している「CNS6つの役割」も、
無理やり語呂合わせを作らなくても
説明しながら思い出せる人もいらっしゃいます。

だからこそ、
「この知識は語呂合わせにしてでも
 なんとしても覚えないといけない」
というところ「だけ」、
自分で覚え方を考えてみたほうがいいですね。

たまにテキストの内容を
頭から「語呂合わせ」などで無理やり覚えようとする方が
いらっしゃいますが、

語呂合わせなどは「どうしても覚えられない」ことだけに
使用するほうが効果的なのです。

今回の内容、
暗記の際などに
お役に立てましたら幸いです。

ではまた!


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