あらゆる回答は志望理由の言い換えに過ぎない。〜面接試験必勝シリーズ5

今回のポイント

あらゆる面接の回答は志望理由の言い換えに過ぎない。
「なぜこの大学院で学びたいのか」を
自分の言葉で表現しよう!

大学院入試 面接対策シリーズ

社会人が軽視しがちな
大学院入試の面接試験対策!

対策方法シリーズ第5弾をお届けしますね!

面接のポイント5)あらゆる質問は「志望理由」の言い換えである!


前回、大学院入試の面接では
(1)自分自身に関すること
(2)研究テーマに関すること

の2つしか聞かれない、
という内容をお伝えしました。


実際にどのような質問が聞かれるのか、
その内容を見てみましょう。


今回は(1)自分自身に関することについての
質問内容を見ていきます。

実際に「聞かれやすい」質問を
一通り見てみましょう。

(1)自分自身に関すること

大学院入試の面接では

「あなたの志望理由はなんですか?」

「なぜこの大学院を受けたのですか?」

「これまで社会人として
 どんな活動をしてきたのですか?」

「あなたの長所と短所はどこですか?」

などと「自分自身に関すること」についても聞かれます。

このあたりはたいていの面接で聞かれています。

だからこそ
なぜこの大学院に入りたいのか、
これまで自分は何をしてきたか、
自分の強みは何かなどを適切に答えられるよう、
事前に文章を作っておく必要があるのですね。

あらゆる質問は志望理由の言い換えである!

ただ、その際に
気をつけるべきことがあります。

作家・中谷彰宏さんは
名著『面接の達人』のなかで

〈あらゆる質問は
 すべて志望理由の言い換えに過ぎない〉

と書いています。


どんな質問も
「なぜ自分はここに入りたいのか」
という思いの言い換えにすぎないのです。

要するに
「仕事でこういう結果を出してきた」
ということをいくらアピールしたとしても

「それが大学院で学ぶことに
どのようにつながるか」

を伝えなければ意味がないのです。


単なる自慢は意味がない!


たまにですけど、
面接の中で社会人としての経験の「自慢」をする人がいます。

「営業において1年目に新人賞、
 2年目から社長賞を受けるなど
 営業で実績を出してきました」

こういう内容をいくら伝えても
「それが大学院での研究にどのようにつながるか」
を伝えていなければ無意味なのです。

この例の場合は
次のように繋げられるかもしれません。


「営業において1年目に新人賞、
 2年目から社長賞を受けるなど
 営業で実績を出してきました。

 しかしながら3年目以降、
 独学で営業を行う限界に行き当たりました。
 
 そこから経営学について自分で学習するようになり
 貴学で本格的にMBAの学習をしたいと考え
 志望しました」



…まあ、すごく安直にまとめてしまいましたが、
単なる自慢ではなく

「なぜこの大学院に入りたいのか」
「自身が取り組んできたことが
 大学院の研究にどのようにつながるのか」

を伝えていく必要があるわけですね。

4つの時間軸に注意を!

ポイントは時間軸です。


過去-現在-入学後-卒業後


この4つの時間軸について
適切に答えられる必要があるのですね。

「これまで、どういう研究をしてきたか」

「現在、どういう研究をしているか」

「入学後、どのような学校生活を過ごすのか」

「卒業後、どのような進路を目指すのか。
 卒業後、研究内容をどのように活かすのか」

これを考えておくのが必要不可欠なのです。

今回のポイント


あらゆる面接の回答は志望理由の言い換えに過ぎない。
「なぜこの大学院で学びたいのか」を
自分の言葉で表現を!


就職試験とも共通する内容。


今回は「(1)自分自身に関すること」についてを
見てきました。



ある意味、この部分は
就職試験や転職試験の面接対策とも共通するところです。

大学院ならではと言える
「(2)研究テーマに関すること」については
次回お伝えしますね!

ではまた!


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