キャリアアップの方向性は適当でいいから1つに決める!決めることで道が開ける!

藤本研一

Digest!
キャリアアップを考えるとき「あれもこれも」取り組むと大して変化が生じません。
であれば適当でいいから1つに絞り、そこに全振りしたほうが大きな結果の差に繋がりますよ!

キャリアアップにウニはNG!

昨日私はキャリアアップにはウニは良くない、
という話を書きました。

 

ウニは全方向的に針を飛ばそうとしますが、
それだと何年かかっても大して変化は生じません。

それよりは1本の針を尖らせていく。

(『エッセンシャル思考』より引用)

そういった方向に行く方が自分の専門性を伸ばしていける・
キャリアアップしていけると
お伝えしてきました。

(ネタ元である『エッセンシャル思考』という本も紹介しましたね)

☆『エッセンシャル思考』https://amzn.to/3vXeF8h


「やったほうがいい」ことを捨てる!

キャリアアップを考えるとき、
やるべきこと・やったほうがいいことがたくさん見つかります。

例えば英語学習はやらないよりはやったほうがいいし、
資格も取るんだったら取ったほうがいいです。
また知らない人とも会いに行ったほうがいいですし、
セミナーも出たほうがいいです。

ただこれを全部やっていると
あらゆる方向に針を伸ばすウニ同様、
何年経ってもあまり成長が
見られないことになってしまいます。


それであれば1本の針を伸ばしたほうがいい、
ということになります。


この記事意外と反応いただいておりまして、
大変嬉しい限りです。

キャリアアップの方向性、何に絞ればいいの?

さて、その中で1点質問いただきました。
それはこういう内容です。

「キャリアアップの方向性を1つに絞るといっても
 何に絞っていいかよくわかりません」


こういう質問です。


解答から言います。


1つに絞る際にポイントとなるのは
「適当でいいから決める」ことです(笑)。


よく考えてみますと、
我々は重要な決断をそれほど考えずに決めているところがあります。

例えば学校生活を例にしてみましょう。

何の部活動に入るかというのって、
ほとんどの場合適当に決めていたのではないでしょうか。

大学のサークルについても、
例えば映画研究会が3つあるのであれば、
ほとんど適当に1つに選んでいたはずです。

(私は大学時代「歴史サークル」に入ったのですが、
 たまたま新入生歓迎会の日程が合った歴史サークルに
 入り続けることになりました)

適当に選んだもので、大学生活4年間の方向性が
決まってくることにもなります。


就職活動についても、
どの業種・どの会社を受けるかは
おそらく適当に決めているはずです。

いろんな会社の中で比較検討したのではなく
ノリと勢いで申し込んだ会社から
内定が得られているケースもあります。


意外と適当に物事を決めている。

ここで何が言えるかと言うと、
我々は思った以上に適当に物事を決めている、
ということです。


であれば、キャリアアップの方向性も
適当に決めてしまうのが良いのではないでしょうか。

例えば英語を勉強すると決めたら
英語以外一切しない、
と決めるのも良いでしょう。



逆に英語を一切勉強しないと決めるのも
キャリアアップの方向性としてアリな選択です。


なぜかと言うと英語を学習するには膨大な時間が必要だからです。
その時間を捻出するくらいなら
思い切って英語を捨てて他の分野に全力投球するのもアリだと思うのです。

1番良くないのは英語もやりつつ、
資格試験も取りつつ、
教養のために映画を観るなどとしていると、
それぞれにかけるエネルギーが分散してしまうのです。

であれば1つの方向に示したほうがいいですね。


医者を目指しながら弁護士を目指すな!

一つの例ですが、
「医者を目指しながら弁護士も目指す」のは非常に効率が悪いです。

それよりはまず医者になることを目的に
医者になるための勉強した後、
医者になってから今度は弁護士になるための勉強に時間を割く方が良いでしょう。

同時並行で取り組むと、
どちらも達成できないままになってしまいます。

(そもそも全てを自分で学ぶ必要があるのかも考えものです。
 医者で弁護士というのは確かにすごい存在ですが
 ホントにそれを達成しなければ自分のやりたいことはできないのかを
 考えるのもいいですね)

なので、
適当でもいいからキャリアアップの方向性を1つ決める。
それがあなたの今後につながっていくはずです。


今日のポイント


キャリアアップの方向性を
適当でもいいから1つに決める!
それ以外は捨てる思いで!

適当でもいいから1つに絞る!

今回はキャリアアップの方向性を考える際
適当でもいいから1つに絞る大事さをお伝えしました。


資格試験も目指しつつ、
転職活動もやるのではなく、
転職するならまず転職活動に全力を投球したほうが良いでしょう。

まだ転職するタイミングではないのであれば、
まず資格を挑戦するというのもアリです。

ただし1つ決めたら
それを最後までやり遂げるということが求められます。
1つに決めた方が自分でも挑戦しやすくなるのです。

100人インタビュー企画、挑戦中!

余談ですが、私もいま毎日ブログを書く一環で、
「社会人大学院生100人インタビュー」企画を
この4月から勝手に立ち上げて挑戦しています。

 

正直これ、結構手間がかかります。

毎週1人に話を聞いても1年間で52人なので
2年間かけないと100人インタビューも達成できないことになります。

結構負担がかかるので、
100人インタビューもやりながら別のプロジェクトも
同時並行でやるとますます時間がなくなってしまうことが想定されます。

なのでしばらくは
100人インタビュー1本が私の仕事のメインになっていくような
気もしています。

1つに絞るからこそ
そこに全力投球することができます。

「あれもこれも」ではなく、
1つの方向性を伸ばすのが自分の力を高められるのです。


なのでキャリアアップの方向性を
適当でもいいから1つに絞ってみてはいかがでしょうか?


私も100人インタビューに挑戦していきますので、
あなたもやってみませんか?

ではまた!


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2件のコメント

とても為になりました。
ですが、最近始めた英語とこれから始めたい簿記のどちらに絞ればよいか、少し悩んでます。。

コメント、大変にありがとうございます!
英語と簿記、悩みますよね・・・。

折衷案として「英語で簿記(アカウンティング)を学ぶ」という方法もあります。
ただ、個人的には自分の将来目指したい方向性にどちらのほうが早く到達できるかという「ビジョン設定」をしてから絞るのがおすすめですよ!

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