小論文試験において一番偉いのは設問。
設問からズレたことを書いたら大減点が待っている!
小論文、どう書けばいいの?
「小論文って、どう書けばいいんだろう…?」
そんなお悩みにお応えする
小論文の書き方シリーズ。
第12弾をお届けします!
前々回から
小論文を良くするためのテクニックを紹介してきました。
☆テクニック編1
☆テクニック編2
今回もテクニック編の続きです。
テクニック3)設問を熟読!ズレたことを書いていないか確認を!
小論文でいちばん偉いものはなにか
ご存知でしょうか?
小論文で一番偉いもの。
それは「設問」です。
設問というのは
問題文のこと。
「何を当たり前のことを?」
と思う人もいらっしゃるかもしれませんが
意外と設問を無視して減点される方が多いのです。
たとえば、です。
「次の課題文を読んで
〜〜について論じなさい」
という問題があるとします。
このとき
うっかり「要約」するだけで
終わってしまうことも多いのです。
もちろん、
「要約しなさい」という問題ならば
要約でも構いません。
でも、そうでないなら
気をつけなければならないのです。
(要約の仕方は
3色ボールペン方式がオススメです。
こちらをご覧ください↓)
☆課題文がある場合の小論文の書き方のポイントは
次回ご説明いたします。
今回のポイント
小論文試験において一番偉いのは設問。
設問からズレたことを書いたら大減点が待っている!
今回は「設問を熟読する」必要性を
観てきました。
問題によっては設問が長い場合もあります。
こういうケースです↓
「課題文を元に、
なぜ筆者がこのような判断をしたのかを盛り込み、
自身の職場での事例を示しながら
自分の考えを論じなさい」
この場合、一読だけして
「そうか、自分の考えを書けばいいんだ!」
とイキナリ書き出す方がいらっしゃいます。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2021/09/write-1024x683.jpg)
最終的に書き上がった文章では
「筆者がこのような判断をした理由」もなければ
「自身の職場での事例」も描かれていないことがあります。
設問に書かれているのにも関わらず
小論文に書けていなければ
それは減点対象です。
これを防ぐコツは2つあります。
コツ1)設問の要素をメモする
設問が長い場合、
問われていることをメモに書き出し
「どの要素を入れる必要があるか」
確認するのがオススメです。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/04/pen-1024x768.jpg)
例えば先程の設問ですと
次の3つの要素に分解できます。
(1)なぜ筆者がこのような判断をしたのかを書く
(2)自身の職場での事例を示す
(3)自分の考えを書く
まずは聞かれていることを書き出し、
どのようなことを小論文に盛り込めるか
手で書きながら考えていけるといいですね!
コツ2)小論文を半分まで書いたら設問を読み直す
小論文を書いているとついつい
論述に熱中して一気に最後まで書いてしまうことも
時折あります。
そうやって
小論文の論述を最後まで書いた後
「そうだ、この要素を入れるんだった…!」
と気づいても後の祭りです。
これを防ぐには「半分まで書いたら設問を読み直す」のが
有効です。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2020/04/person-holding-pen-and-paper-2646033-1-1024x683.jpg)
半分の時点であれば
書けていない要素があっても
なんとか盛り込むことが出来ます。
半分の時点であれば
論述の方向性を修正することも可能なのです。
設問の無視はキケン!
いかがでしょうか?
設問に書いてあることを無視した場合、
待っているのは大減点です。
小論文を書くのに慣れ始めた人ほど
意外と設問からズレて回答してしまうことも多いものです。
今回の内容、
お役立てくださいね!
ではまた!
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