渇いて水を飲むような学びがあなたを変える!


藤本研一

Digest!
中国のことわざに「渇いていない馬に水を飲ませることはできない」とあります。

私が好きなことわざです。

大事なのは自分が「渇いて水を飲むような学び」をできているかどうか。
これが出来ていれば驚異的なスピードで成長ができるのです。

「渇いて水を飲むような学び」、できているか自問してみましょう!

渇いていない馬に、水を飲ませられない。

私が学生時代
好きだった言葉があります。

それは
「喉の渇いていない馬に
 水を飲ませることはできない」
という中国のことわざです。

喉が渇いていない馬は
どんなにおいしい水であっても
自分から水を飲みません。

当たり前の話です。


ムリヤリ飲ませようとしても
反発するだけです。


ムリヤリ学ばせても逆効果!

でも。


こと勉強においては
ムリヤリ飲ませようとする人が
あとを絶ちません。

たとえば部下への教育や
お子さんへの教育を
ムリヤリやらせていることも
多いかも知れないのです。


結論的には、
本人のやる気がなければ
何をしても逆効果になってしまいます。

ではどうしたらいいのでしょうか?



大事なのは
「渇いて水を飲むような学び」を
いかに行っていくか、です。

「渇いて水を飲むような学び」こそ、
最も力になるからです。


つまり、自分から飲みたい/学びたいと
思えるようなモチベーションを
形作るのが何よりも重要なのですね。

なので
ムリヤリ学ばせる前に
「どうやったらやる気を高められるか」
「どうやったら渇くか」を
考えていくのがポイントといえます。


渇いて水を飲むような学びが力になる!

私は先程のことわざと繋げて

「喉の渇いていない馬に水を飲ませることはできない。
 渇いて水を飲むような学びがはじめて力になる」

と考えています。

渇いて水を飲むような学びをいかに行っていけるかが
学習やキャリアアップのカギとなるのです。

大学院は「渇いて水を飲むような学び」の場。



私が
社会人向け大学院受験塾を経営していて思うのは
社会人の方がみんな
「渇いて水を飲むような学び」を
実践なさっていることです。


これは子ども向けの塾や高校で仕事すると
わかるのですが、

生徒のやる気を引き出すのって
意外と大変だということです。



50分の授業でいうと
やる気を引き出す雑談に10-20分くらい
時間を掛けることもあります。

そうでもしないと話を聞いてもらえない上に
寝てしまう生徒も出てきてしまうからです。

一方、社会人の方の場合
「大学院に行きたい!」という目標が
明確な方が多くいらっしゃいます。


自分が勉強したことが
仕事につながったり
キャリアアップ・キャリアチェンジに
つながったりする実感を持っています。

だからこそ
「渇いて水を飲むような学び」がすぐ行えるのですね。

私が感謝しているのは
わざわざ大学院受験を考える人に
勉強のやる気が低い人がいない、
という事実です。

大学院進学って
誰かに言われてムリヤリ目指すものでもないからこそ
「渇いて水を飲むような学び」を
みなさん実践なさっているのだと思います。

「渇いて水を飲むような学び」だけが力になる!

本当に自分の力を高められるのは
「渇いて水を飲むような学び」だけです。

自分がそういう学びをできているかどうか。

時折振り返ってみるのをオススメします!


今回のポイント


渇いて水を飲むような学びが
真の成長につながる!

誰かに言われて仕方なく勉強していたり、
たいして興味もないのにイヤイヤ取り組んでいたりしても
自分の学びには繋がりません。


「渇いて水を飲むような学び」こそ
大きな成長に繋がるのです。


この「渇いて水を飲むような学び」には
いくつか条件があります。

条件1)学ぶべき強いモチベーションがあること/
   学ぶことが今後につながる実感があること

たとえば「起業したい」という夢や
「転職したい」「昇進したい」という目標が
これに当たります。

「何としても●●の資格をとりたい」
というのもモチベーションになります。

これ、自分があまり好きでなくても
「これをやらないとクビになる」
「いま勉強していないと一生後悔する」
というような切迫感があると
イヤでも取り組めます。

あるいは
「この内容を学ばないと
 仕事についていけなくなる…」
という状況でもいいかも知れません。

他に、いま学んでいることが
自分の今後につながる実感がある場合も
「渇いて水を飲むような学び」に繋がりやすいです。


条件2)学ぶこと自体が楽しいこと

放っておいても自分が学びたくなるもの。

たとえ禁止されたとしても
ついついやってしまうこと。


こういうことも
「渇いて水を飲むような学び」に
つながりやすいといえます。

例えば寝ても覚めても
映画のことを考えている人にとって

映画についての学び・
映画学などの学習が
「渇いて水を飲むような学び」に繋がりやすいです。


プログラマーさんで時折
「新しいプログラミング言語を学ぶのが
 何よりも楽しい」
という人がいらっしゃいますが、
これこそ「渇いて水を飲むような学び」ですね。


私はいろんな学問の専門文献を
あれこれ読んでいますが、
これも読んでいて楽しいところが大きいです。



学ぶこと自体が楽しいと
「渇いて水を飲むような学び」に
直結しますね!

「渇いて水を飲むような学習」にチャレンジを!

さあ、(1)・(2)を見てきました。


この(1)・(2)は
2つとも揃っていなくても構いません。


少なくとも1つは存在していると
「渇いて水を飲むような学び」に繋がりやすいです。

「渇いて水を飲むような学び」の効果は驚異的!

「渇いて水を飲むような学び」は
学習効果が高いです。

その効果、驚異的です。


ムリヤリ水を飲ませるのとは違い、
主体的に取り組むので
意欲も高いのです。


それに、
いつまでもやっていたい思いも強いので
長時間取り組むことができます。

結果、速く結果が出るわけですね。

私も前職などで高校生と関わってきましたが、
「絶対〇〇大学に行きたい!」
と決意をした生徒って
驚異的に成績が伸びるものです。

モチベーションが定まるからこそ
たとえ短時間であっても
成績がガンガン伸びます。


学びの質が上がり、
学びの定着度も向上するのです。

だからこそ
勉強する際には小手先のテクニックよりも
「目標設定」や「モチベーション」で
「渇いて水を飲むような学び」を行うのが
何よりも大事なのだと思います。

まとめ!

まとめます。


どうせなら
イヤイヤ勉強させられるよりも
イキイキ勉強したほうが
楽しいしプラスになりますよね。

この「渇いて水を飲むような学び」は
自分の今後の飛躍のチャンスにもつながります。

ぜひ「渇いて水を飲むような学び」が
できているか、
考えてみてくださいね!


ではまた!


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