「成り代わっての面接」を観ることでしか
見つけられない「気づき」がある!
目次
毎週どなたかの試験本番。
いま受験本番シーズンです。
(それにしてもこのネタ、
最近ひんぱんに使っていますね…)
この8〜9月は
ほぼ毎週 受講生のどなたかの
試験本番となっています。
やれば差がつく!面接対策
さて、こういった大学院入試において
必ず実施されるのが「面接試験」です。
かなり重要度が高いにもかかわらず、
多くの人が軽視し、
全く対策しないで受験することも多いのが
面接試験の特徴です。
だからこそ、
少し取り組むだけで圧倒的な差をつけることができる
分野でもあります。
うちの塾ではこの面接試験にも力を入れ、
面接試験対策を受講生の方と
日々進めているところです。
講義の度に受講生の方の返答が
上達なさっているのを目にすることが多く、
毎回とても嬉しい気持ちでいっぱいになります。
うち独自?「成り代わって」の面接
この面接試験練習の仕方のなかに、
うちの塾の特徴が現れているものがあります。
それは私自身が
「その人に成り代わって、
面接の返答の「実例」を示す」
という練習方法です。
受講生の方と何度も面接練習をしていますと、
「こういう答え方をすると
もっといいアピールになるのではないか」
というところが見えてきます。
どういう面接の応答をすると
受講生の方の強みが活かせるか、
少しずつわかってくることがあるのです。
そういう場合、
「もし私が●●さんの立場で面接を受けるなら…」
という前提で、
私が面接の「実例」を示すようにしています。
つまり、その方のこれまでの
志望理由書の記述や社会人経験、
面接での返答を元に
「こういう語り口にしたら
もっといいアピールにになる!」
説明の仕方の「実例」を私が実演するわけですね。
…必ずしもうまくまとめられているわけではありませんが、
幸い受講生の方からの反応も好評です。
自分の面接を「客観的に」観てみるメリット。
面接試験での返答内容を、
別の人が行ってみると、どうなるか。
別の人が話す内容を見ると
「こういう伝え方もあるんだ」
と自分を客観的に見ることができます。
たとえ私の「お手本」がイマイチであったとしても
「反面教師」として活かすこともできるのです。
自分に成り代わっての
面接を自分自身が観るという経験。
…これって意外と
経験できない機会であるように思うのです。
今回のポイント
「成り代わっての面接」を観ることでしか
見つけられない「気づき」がある!
全国規模のプレゼン大会。練習での叱責…。
私がこのタイプの面接アドバイスをするようになったのは
あるプレゼンテーションの大会に出たのがきっかけです。
2019年の末、
全国から出場者が集まる
プレゼンの大会に出場しました。
数百人の聴衆の前で
渾身のプレゼンを披露するという「緊張感」が
ハンパなかった大会でした。
(板坂裕治郎さん主催の
「リボーンアワード」という大会です)
この大会直前、
それこそほとんど徹夜で準備をつづけていました。
諸先輩方から深夜まで
あれこれ「叱責」を受け続けるという
なかなかハードな数日間を過ごしていました。
(終わったときには
体重も数キロ落ちていました 笑)
叱責はキツイですけど、
プレゼンテーションの際の話し方や
説明の流れ・語り方などで
事細かくアドバイスを受けられたことが
いまの自分に役立っています。
プレゼンの「実演」が役立った!
なかにはプレゼンのアドバイスの中で
「私がフジモトさんの立場なら
こういう語り方で説明する」
と実演をしてくれた人もいました。
その内容がたいへん適切だったのですね。
自分では気づかなかった説明の仕方を目にし、
目からウロコが落ちる思いでした。
と同時に
「これは大学院受験の
面接アドバイスにも活かせるな」
と思ったのです。
「実例」を示してもらうのが一番勉強になる!
私も就職試験活動中など、
実際に面接対策を
いろんな人にやってもらっていました。
ですが、いずれも
「もっと堂々と話そう」とか
「目線を面接者と合わせよう」など、
技術的なところが中心でした。
「私が●●さんの立場なら
こうやって話します」
と「実例」を示してくれたケースは
1件もありませんでした。
成り代わっての面接練習。
相手に成り代わって面接の「実例」を示すという手法。
実際に受講生の方に対して行ってみますと、
「そういうまとめ方があったんですね!」
「こう話せばいいんだとわかりました!」
などとご好評頂いています。
こういう実例が示せるのも、
1対1で関わっているからこその強みだと感じています。
なので「成り代わっての面接の実例」、
好評な限り今後も続けていく予定です。
今週末も試験本番を迎える受験生の方がいらっしゃいますし、
ちょうど昨日が試験本番だった受講生の方もいらっしゃいます。
受講生の方の合格を
祈らせていただきますね!
ではまた!
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