「しっかり」「きっちり」では何も伝わらない!具体的表現が小論文の点数を高めてくれる!

今回のポイント

「しっかり」「きっちり」。
主観的表現は相手に全く伝わらない!

使うともったいない!「しっかり」「きっちり」という言葉



小論文や志望理由書を書く際、
ついつい使ってしまいがちな
「しっかり」や「きっちり」という言葉。

実は使うと
相手にイマイチ伝わらないというデメリットがあります。

今回は小論文を書く際に気をつけたい
「しっかり」「きっちり」という言葉について解説します!

小論文・論述試験で気をつけたいルール。

私はふだん
小論文や志望理由書の添削を多く行っています。

小論文の試験って、
原稿用紙の使い方や
言葉の言い回しなど、
配慮すべきことが多くあります。

添削を日常的に行っていますと、
多くの人が使いがちな言い回しに
よく気付きます。

で、私が頻繁に直すことが多いのが
「しっかり」「きっちり」という
主観表現です。

「政府はしっかりと配慮をしていくべきだ」
「私は日々しっかりと準備をするようにしている」

こういった言い回し、
使用することも多いですね。

読み手にイマイチ伝わらない!

一見すると、自分の思いが伝わるように見える
「しっかり」といった言い回しですが、
読んだ方にはイマイチ伝わっていません。

「しっかりと配慮するとは
 具体的にはどういうことを意味するのか」

「日々しっかり準備をするとは
 どれくらい準備をしているのだろうか」

読み手に全く伝わらないのです。

今回のポイント


「しっかり」「きっちり」。
主観的表現は相手に全く伝わらない!

主観的表現は具体的表現に置き換える!

「しっかり」「きっちり」といった
主観的表現はバッサリ切り落とし、
もっと具体的に表現したほうがいいのです。

たとえば次のような形になります。

×「政府はしっかりと配慮をしていくべきだ」

◯「政府は年金の記録漏れがないよう
  ダブルチェックを行うよう
  職員にルール付けさせる必要がある」

×「私は日々しっかりと準備をするようにしている」

◯「私は時間に遅れず約束に間に合うよう、
  必ず5分前には会場につくよう習慣づけをしている」

「しっかり」「きっちり」と言いたいときは
【しっかり、とは具体的にはどういうことか】
【きっちり、とは具体的にはどういうことか】を
自問するのがポイントなのですね。

このように
「しっかり」という言葉って
日常で多用しがちです。

だからこそ、「しっかり」を使いたいときは
「もっと具体的に書けないか」
自問する習慣を付けたいですね。

日々文章を書くときから
心がけてみてくださいね!

ではまた!

参考 めったに使わない表記ルールに関して

なお、「しっかり」「きっちり」以外にも
気をつけるべき表現はそれこそ大量にあります。

…ただ、受講生の方に
最初からすべてお伝えしているとキリがないので、
添削中 その方の必要に応じて
細かなルールをお伝えするようにしています。

そうすることで
めったに使わないルールではなく
その人が多く行っている「ミス」だけを
修正できるので効率がいいのですね。

めったに使わない!「々」(重字)のルール

ちなみに、
めったに使わないルールの例を
1つあげてみます。

めったに使わないルールの1つに
「々」のルールがあります。

「人々」などと書くと気に使う
」(重字/繰り返し記号)のルールです。

「々」が行頭に来る場合、
もとの漢字で表記するという地味なルールがあるのです。

たとえば「人々」と書く場合、
前の行の最後に「人」が来る場合、
行頭には「々」ではなく
「人」と書くことになります。

こんな具合です↓

    私の夢は地域の人
   人に貢献していける
   看護師になることだ。

…まあ、めったに使わないルールなんですけどね(笑)。