1冊のテキストを3回読む!それが専門知識習得のカギ〜社会人が大学院進学をめざすなら?⑦〜




今回のポイント

1回読んだくらいで諦めるのはもったいない!
【最低3回は読む】思いでテキストと格闘を!

 

大学院進学対策の方法をお伝えするシリーズ第7弾

「大学院進学、
 何から対策したらいいか、わからない…」

そんな声にお応えするシリーズ
第7弾。

 

今回もよろしくおねがいします!

 

 

大学院進学に必要な5つの対策

すでにお話してきたように、
大学院進学を志す際、
次に示すの5つの対策が必要になります。

 (1)志望理由書
 (2)研究計画書
 (3)専門分野の知識学習
 (4)小論文/論述対策
 (5)面接対策
  +α 英語対策

 

この5つ(+1)となります。

 

これまでは
(1)志望理由書、
(2)研究計画書について見てきましたので、

今回からは(3)「専門分野の知識学習」を
見ていきます。

 

 

いちばん重要な「専門分野の知識学習」

この(3)の「専門分野の知識学習」、すごく大事です。


それは大学院入試の本番で役立つだけではなく、
入学後も(3)で身につけた知識が
学習の土台となるからです。

 

大学院というのは
自分の専門分野を踏まえた上で
自分なりの問題意識を持って
研究を行う場所となります。
 

大学院で研究を進めていくには
知識を身につける必要があります。

そのうえで、
(4)小論文/論述対策のように
(3)で身につけた知識を答えさせる問題も
多々出題されます。

だからこそ、
(3)の専門知識の学習に
どれだけ力を入れられるかが合否のカギを握るのです。

もちろん、大学院入学後の「飛躍」にもつながってきます。

1冊のテキストを徹底的に読み込む!

私がオススメするのは
【1冊】でいいのでテキストを定め、
それを徹底的に読み込むこと、です

できればイチから勉強し直す思いで
取り組むほうがいいですね。

 

たとえば、です。

あなたがMBA(経営管理修士)をめざすのであれば
最低でも経営学の基礎知識を知っていなければ
試験を受けることすらできません。

大学時代に「経営学」や「経済学」を学んでいる場合でも
そうでない場合でも、
もう一度イチから学んでみたほうが良いのです。

 

特に学生時代からだいぶブランクがある場合は
「もう一度基礎からやり直す」思いで学習することを
オススメします。

 

そうやってイチからテキストで学び直すなかで
合格は一歩ずつ近づいて来るのです。

 

フジモトオススメ!テキストの選び方

 

では、具体的にはどのようなテキストを
選べばいいのでしょうか?

 

一番いいのは大きな本屋さんに行き、
専門分野の書棚の前で
「●●学入門」などと書かれた本を読み比べてみることです。
 

 

ここで注意事項があります。

 

最近は『サルでもわかる●●入門』などという本が多いですが、
一般向けの入門書の場合
いくら読んでも大学院入試につながらないケースが多いです。

 

特に「心理学」に関する書籍の場合、
一般向けの本だと内容が浅すぎて
大学院入試に全く使えないことが多いです。
 

そうではなく、
実際に大学で教科書として使われているような
「学術的な入門書」を用意することをオススメします。
 

たとえばMBAをめざすのでしたら
『ゼミナール経営学入門』や
『世界標準の経営理論』をオススメします。

 

どちらもページ数が膨大ですが、
一通り目を通すことで
どういった知識が大学院で求められているか
理解することができます。

ほかCNS(専門看護師)をめざす方でしたら
看護師国家試験の際に使用した
専門分野テキストを読み直すのがオススメです。

 

政治学・社会学・心理学の大学院をめざす場合は
それぞれ有斐閣から出ているこちらのシリーズを
参考にしてみてください↓
 

 

 ☆この3冊、私はなんだかんだで
  最後まで読んでいますね…(笑)

テキストはこう学ぶ!効果的な勉強法2選

さて、こうやってテキストを用意した後は
実際にテキストを開いて学習していくことになります。
 

これらのテキスト、
私は次の2通りの使い方をオススメします。
 

学習方法1)1日1章(約30ページ)ずつ読んでいく

たとえば先程例に上げた
『ゼミナール経営学入門』は604ページ、
『世界標準の経営理論』1107ページと膨大です。

一気に読もうとすると挫折してしまいます。

なので一気に読もうとせず、
「1日のノルマ」を決めて読むことをオススメします。

オススメなのは「1日1章」や「1日30ページ」と決め、
コツコツ読んでいくことです。

その際はカレンダーや手帳を用意し、
1日のノルマを達成したら今日の日付に○をしていくといいですね。

こうやって○をつけていると、
学習が着実に進んでいるのを実感することができます。

その上、読み続けていると
いつか必ず読み終わる日がやってきます。

604ページの『ゼミナール経営学入門』でしたら
3週間(約20日)で読み終わる計算となります。

1日1章や30ページなら、
30-60分時間を割くだけで
勉強時間を捻出できます。

人によっては通勤する車内で
学習することも可能かもしれません。

分かっても分からなくても、読み続ける!

学習の際はテキストの内容が
たとえ難しくても、
たとえ理解できなくても
そのノルマの分は「がんばって」読み切るのがポイントです
。 

この30ページ読みを
できればテキスト3周分行うと、
だいたいの内容は分かってくるものです。

 

これにはもはやセンスは関係ありません。

 

1日30ページずつの読書を
続けられるかどうか。

これを3周できるかどうか。

 

これだけにかかっているのです。

 

 

学習方法2)過去問から出題された箇所をマークする

 

大学院でこれまでどのような問題が出題されたか。

 

それを教えてくれるのが「過去問」です。 

こういった過去問を手に入れていると
学習が効率化できます。 

大学院入試の過去問は
ネットで公開している場合もありますし、
大学院の事務局に行くと
直接見せてもらえるケースもあります。
 

なので、過去問はなんとしてでも
手に入れることをオススメします!

 

毎年入試で出題されるテーマが決まっている大学院も多いですし、

過去問をもとに「よく出るテーマ」を
最優先で学んだほうが最短距離での結果につながるのです。
 

過去問分析はテキスト+蛍光ペンで!

ではこの過去問、どうやって分析したらよいでしょうか?

 

一番いいのは
基礎的なテキストの「索引」を見ることです。

 

蛍光ペンなどを用意し、
過去問で出題された用語を
索引にマーキングしていくのです。

 

受験する大学院ごとに
マークする蛍光ペンの色を変えると
どの大学院で何が聞かれたか
ひと目で分かります。

(索引にない用語の場合は索引の余白に
 出題された用語を書き込んでおくといいですね)

大学院進学対策当時のフジモトの事例(黄色マークは早稲田大学の教育学研究科で出題されたものです)

で、索引のマークが終わったら
今度はその索引から用語を解説しているページを開き、
そちらの言葉にも蛍光ペンでマークをしていきましょう。

 

こうすると、先程1)で説明した
「30ページ読み」をする際に
イヤでも目に飛び込んできます。
 

「そうか、○○大学大学院では
 〜〜〜について聞かれているんだな…。
 この機会に覚えてしまおう!」

そういう意識になるのです。 

その後、蛍光ペンでマークした内容だけを
読んでいくと、
試験直前に「過去問」で出題された内容を
総復習することもできます。
 

これはぜひとも取り組んでいけるといいですね!

難関大学院を目指す場合、
このテキストの索引を「あ」の項目から順に
【索引の用語の内容を説明できるか】
 練習するという勉強法も存在します。  

 答えられない際は索引の該当ページを読んで
 答えられるようにしていくわけですね。 

 なお、この対策までやらなくても受かる大学院が多いので
 参考のために記載しました。

今回のポイント

1回読んだくらいで諦めるのはもったいない!
【最低3回は読む】思いでテキストと格闘を!

1回読んだくらいで諦めるのはもったいない!

 

今回は基本テキストを
いかに学習していくかについて
見てきました。

 

テキストは何度も読み込む中で
理解が深まるものです。

 

たまにいらっしゃるのが一回読んだだけで
「難しいから、もうムリ…」
と早々に挫折してしまう方です。

 

1回で読んでわかるくらいなら
誰も苦労しないですよね。

 

だからこそ、
【最低3回は読む】と決めておくと
多少わからなくても
どんどん読み進めていくことができます。

 

それに、この学習に使っているテキストは
大学院入学後も予復習や論文執筆にも
使うことができますので、
仮に3回読んでわからなくても
これから理解を深めていくので全く問題ないのです。

 

ぜひ【最低3回読む】を実践してみてくださいね!

 

(ちなみに、1日30ページ読みは
 私も毎日2冊のテキストを対象に行なっています。
 一緒に頑張りましょう!)

 

ではまた!


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