研究計画書がラクラク書ける!【劇的ビフォーアフターの型】で研究計画書を書く際のポイント!「適当」でもいいから表を埋めていく!〜社会人が大学院進学をめざすなら?⑥〜

今回のポイント

ウンウン悩むよりも、
まずは手を動かして表に書き込んでいく!
適当でもいいから埋めてみることで
研究の方向性が見えてくる!

研究計画書がラクラク書ける!【劇的ビフォーアフターの型

「大学院進学で使う
 研究計画書、
 どうかいたらいいかわからない…」

そんなお悩みにお応えするため、
これまで3回に渡り
研究計画書の書き方のポイントをお伝えしてきました。

今回の記事では
これら3回の記事の「まとめ」を行っていきます。

こちらからどうぞ↓

【劇的ビフォーアフターの型】のポイント

研究計画書を書く際には
テレビ番組【大改造!!劇的ビフォーアフター】の
流れをもとに考えるといい、

という内容をこれまで見てきました。

具体的には
【ビフォー→匠の技→アフター】
という3段階の流れで考えてみると
わかりやすくなるということをお伝えしてきたわけです。

「ビフォー」というのは
これまで行われてきた先行研究を分析し

「どこまでが分かっていて、
 どこからが分かっていないのか(先行研究の分析)。
 それが分かっていないことで
 どんな深刻な状態になっているのか(問題の所在)

を明確にすることが目的です。

続く「匠の技」では

「どのような研究を行うのか(研究の方法)。
 その研究をどのように分析するのか(分析方法)」

を説明していきます。

最後に「アフター」の部分では

「どのような結果が得られそうか(仮説)。
 その結果がわかることで
 どんないいことがあるか」

をまとめるのがポイントです。

 

実際に手で書いていく!!

この【劇的ビフォーアフターの型】、
紙で表を作り、
実際に書き込んでみるのをオススメします。

 

このように
【ビフォー→匠の技→アフター】の
3つに分けて考えていくと
研究計画を書きやすくなります。

あとはそれぞれの内容に
下のような見出しをつけてまとめていけばいいのです。

●ビフォー

(1)問題の所在と先行研究の分析

●匠の技

(2)研究の方法

(3)分析方法

(4)倫理上の配慮

●アフター

(5)仮説/研究の意義

(6)参考文献

今回のポイント

ウンウン悩むよりも、
まずは手を動かして表に書き込んでいく!
適当でもいいから埋めてみることで
研究の方向性が見えてくる!

まずは「適当」でもいいから表を埋めてみる!

研究計画書を考える時、
多くの人は最初から順番に書こうとします。

そうすると、
自分は何を研究計画したいのか、
どういう方向性で書きたいのか
わからなくなるのです。

だからこそ、
まずは気楽に
【ビフォーアフターの型】の表に
手で書き込んでみたほうがいいのです。

もし、今の時点で
先行研究に関する部分(「ビフォー」)についてしか
書けないなら「研究方法」や「仮説」を
適当でもいいから考えてみるのが必要です。

表に埋めてみるからこそ
何を考えるべきか見えてくるのです。

「とりあえず」作ってみる!

 

こういう研究計画書については
「完璧」でなくてもいいので
「とりあえず作ってみる」のがオススメです。

「適当」でもいいから埋めてみると
やるべきことが見えてきます。
 

ある程度形が仕上がったら
大学院で教わりたい指導教員のもとに
研究室訪問に行き、
実際に研究計画書を見てもらうのも
いいと思います。
 

 

 

研究計画書って、
これは大学院に入ってからだけではなく
研究者をめざす場合は常に作り続けることが
求められています。

 

だからこそ、
まずは【劇的ビフォーアフターの型】を埋めてみて、
ざっとでいいので作ってみるのがオススメです。

 

 

ざっと作ったものを修正する中で
だんだんと自分の研究したい内容も
見えてくるはずです。
 

最初の一歩は軽やかに!

これは私の持論ですが、
何事も完璧主義で考えていると
うまくいきません。
 

最初の一歩は
適当でもいいから
軽やかに踏み出してみる。
 

それがオススメですよ!

 

 

志望理由書を作る際は
今回のブログを参考に
【劇的ビフォーアフターの型】に書き込んでみるところから
はじめていただければ幸いです!
 

(うちの塾の体験授業でも
 詳しく説明しています)

 

ではまた!


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