志望理由はエピソードだけだと不足。
「なぜ?なに?どのように?」と深堀りを!
夏は受験の天王山!
いまは学校の夏休みシーズンです。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/07/sunflower-1024x683.jpg)
高校が夏休みということもあり、
高校生の方への
大学受験対策授業を
このところ頻繁に行っています。
夏休みは
受験の天王山、ともいわれています。
比較的時間が自由に使いやすいからこそ、
計画的に時間を使っていくのが必要ですね…!
応援していますね!
志望理由、安易に書いていませんか?
さて、大学受験にしても大学院受験にしても
「志望理由」を考えることが重要になります。
特に推薦入試やAO入試など
面接が課される試験の場合、
志望理由をどこまで深堀りできるかで
結果が変わってきます。
これは出願書類に書くだけではなく、
面接試験の中でも
必ず質問される内容となっています。
志望理由を考えることと
試験の勝利は直結しているのですね。
志望理由で大事なのはエピソードの深堀り。
この志望理由を考える時、
大事なのはエピソードの深堀りです。
たとえば仮に高校3年生の方が
看護学校/看護大学への出願を
考えているとしましょう。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/03/hospital-683x1024.jpg)
よくあるのが
「子どもの頃、病気がちで通院を頻繁にしていた際、
看護師さんがやさしく声掛けをしてくれたことがきっかけで
看護師を志しました」
という志望理由です。
これ、看護学校/看護大学受験の
参考書にもよく出ているパターンの
志望理由です。
この志望理由、
ある問題があるのですが
どこが問題だと思いますか?
それはエピソードの深堀りがなされていないということ、
です。
たとえば
「病院で看護師さんにやさしく声掛けしてもらった」
というエピソードだけでは
「なぜ看護師になりたいか」
という根本的な理由がよくわかりません。
もう少し当時のことを思い起こし、
いったいなぜ看護師になりたいと思ったのか
考えていくのが必要なのです。
たとえば、です。
同じエピソードであっても、
「自分も病気がちで不安でいっぱいの子どもに対し
元気づけられるようになりたいと思った」
ことから看護師を志しているのかもしれませんし、
「看護師として人に親切にしていきたいと思った」
ことから看護師を志しているのか、解釈は分かれます。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/01/medicine_nurse-1024x683.jpg)
また、他にも
「子どもが不安になっている際、
親もオロオロすることになるので
親御さんも含めてサポートしていける看護師になりたいと思った」
のかもしれません。
ポイントはたんにエピソードを書くだけではなく
「そこからなぜ看護師になりたいと思うようになったのか」
「具体的にはどういったことから
目指すようになったのか」
を深堀りするのが必要なのですね。
今回のポイント
志望理由はエピソードだけだと不足。
「なぜ?なに?どのように?」と深堀りを!
エピソードだけでは志望理由にならない!
エピソードを書くだけで「なんとなく」
志望理由を書いたつもりになるケース。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/01/pen_study-1024x683.jpg)
これ、けっこうありがちです。
私も受講生の方の志望理由を添削する際、
「これって、具体的にはどういう理由で
思ったのですか?」
などと質問していくことがよくあります。]
志望理由には質問の深堀りを!
このように一度書いた志望理由書に対し
いまいちど深く質問をしていくことで
理由の深堀りが可能となるのですね。
そのときのポイントは
「なぜ? なに? どのように? 具体的には?」
という4つの質問です。
この4つの質問を自分に問いかけていくと
志望理由をさらに詳しく考えることが可能になります。
自分はなぜこのエピソードから
看護師を志したのか、
具体的にはどのような状況のときに
この思いに至ったのかなどを
言葉で表せるようになるのです。
なので、志望理由書を書く際は
この4つの質問で深堀りしてみてくださいね!
ではまた!
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