志望理由書、エピソードを書くだけでは足りない理由。

今回のポイント

志望理由はエピソードだけだと不足。
「なぜ?なに?どのように?」と深堀りを!

夏は受験の天王山!



いまは学校の夏休みシーズンです。

高校が夏休みということもあり、
高校生の方への
大学受験対策授業を
このところ頻繁に行っています。

夏休みは
受験の天王山、ともいわれています。

比較的時間が自由に使いやすいからこそ、
計画的に時間を使っていくのが必要ですね…!

応援していますね!

志望理由、安易に書いていませんか?

さて、大学受験にしても大学院受験にしても
「志望理由」を考えることが重要になります。

特に推薦入試やAO入試など
面接が課される試験の場合、
志望理由をどこまで深堀りできるかで
結果が変わってきます。

これは出願書類に書くだけではなく、
面接試験の中でも
必ず質問される内容となっています。

志望理由を考えることと
試験の勝利は直結しているのですね。

志望理由で大事なのはエピソードの深堀り。

この志望理由を考える時、
大事なのはエピソードの深堀りです。

たとえば仮に高校3年生の方が
看護学校/看護大学への出願を
考えているとしましょう。

よくあるのが

「子どもの頃、病気がちで通院を頻繁にしていた際、
 看護師さんがやさしく声掛けをしてくれたことがきっかけで
 看護師を志しました」

という志望理由です。

これ、看護学校/看護大学受験の
参考書にもよく出ているパターンの
志望理由です。

この志望理由、
ある問題があるのですが
どこが問題だと思いますか?

それはエピソードの深堀りがなされていないということ、
です。

たとえば
「病院で看護師さんにやさしく声掛けしてもらった」
というエピソードだけでは

「なぜ看護師になりたいか」
という根本的な理由がよくわかりません。

もう少し当時のことを思い起こし、
いったいなぜ看護師になりたいと思ったのか
考えていくのが必要なのです。

たとえば、です。

同じエピソードであっても、

「自分も病気がちで不安でいっぱいの子どもに対し
 元気づけられるようになりたいと思った」
ことから看護師を志しているのかもしれませんし、

「看護師として人に親切にしていきたいと思った」
ことから看護師を志しているのか、解釈は分かれます。

また、他にも

「子どもが不安になっている際、
 親もオロオロすることになるので
 親御さんも含めてサポートしていける看護師になりたいと思った」

のかもしれません。

ポイントはたんにエピソードを書くだけではなく

「そこからなぜ看護師になりたいと思うようになったのか」

「具体的にはどういったことから
 目指すようになったのか」

を深堀りするのが必要なのですね。

今回のポイント


志望理由はエピソードだけだと不足。
「なぜ?なに?どのように?」と深堀りを!

エピソードだけでは志望理由にならない!

エピソードを書くだけで「なんとなく」
志望理由を書いたつもりになるケース。

これ、けっこうありがちです。

私も受講生の方の志望理由を添削する際、

「これって、具体的にはどういう理由で
 思ったのですか?」

などと質問していくことがよくあります。]

志望理由には質問の深堀りを!

このように一度書いた志望理由書に対し
いまいちど深く質問をしていくことで
理由の深堀りが可能となるのですね。

そのときのポイントは
「なぜ? なに? どのように? 具体的には?」
という4つの質問です。

この4つの質問を自分に問いかけていくと
志望理由をさらに詳しく考えることが可能になります。

 


自分はなぜこのエピソードから
看護師を志したのか、

具体的にはどのような状況のときに
この思いに至ったのかなどを
言葉で表せるようになるのです。

なので、志望理由書を書く際は
この4つの質問で深堀りしてみてくださいね!

ではまた!


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