フジモトが塾の講義で意識しているアレ。
私が講義の際、
意識していることがあります。
それは「先の段階の話」を積極的に
受講生の方に伝えていくことです。
例えばうちの塾には高校生も
大学受験のために通っていますが、
そんな高校生に大学生活の様子を
具体的に話しています。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/06/Hokkaido_Univ./北大農学部_-_panoramio-1024x768.jpg)
大学では自分で取りたい授業を選び、
卒業単位を取っていく必要があること、
大学生の間に
インターンシップやアルバイト、
留学などに挑戦することで
自分の夢を考えられることなどを話しています。
私の大学時代の「失敗談」などもお話し、
楽しんでもらっています(笑)
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2019/07/waseda.png)
ありがたいことに、
大学のリアルな様子を知ることで
「大学に行ってみたい!」
という思いを持っていただいているようです。
他にも大学生の方には
大学院や社会人の話をし、
社会人の方には
転職の話や大学院進学の話、
独立・開業の話をしています。
今の段階から
次の段階に移った状態の話を
お伝えするようにしているのです。
自分の人生の「次の段階」の先取りを!
こうやって自分の人生の
次の段階を知り、
先取りしていくことはけっこう楽しいです。
やる気にもつながります。
次の段階の話ってあまり聞くことがないので
先方にも喜んでもらうことができるのです。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/10/stepup_grow-2.jpg)
中谷彰宏さんの『●代でしなけれならないこと』シリーズ!
この発想を私は
作家・中谷彰宏さんの本で学びました。
中谷彰宏さんの本のシリーズには
年齢で区切ったシリーズがいくつもあります。
例えばこういうものが有名です↓
『20代でしなければならない50のこと』
『30代でしなければならない50のこと』
『40代でしなければならない50のこと』
『50代でしなければならない55のこと』
『60代でしなければならない50のこと』
(いまのところ、70代・80代はないようです)
なぜか50代だけ5つ多いです(笑)
「10代でしなければ〜〜」という本はないですが、
『中学時代にしておく50のこと』
『高校時代にしておく50のこと』
『大学時代しなければならない50のこと』
『大人になる前にしなければならない50のこと』
などもあります。
(ホントに、多作な作家さんだなあ、と実感します)
これらを中谷さんは
〈先取りのために書いています〉
と言っています。
どういうことかというと、
30代で『30代でしなければならない50のこと』を
読むのではなく、
30代の間に
『40代でしなければならない50のこと』を
読んでおくことで自分のこれからの生き方を考えられる、
というのです。
次の段階を知っておくことで
余裕を持って準備ができます。
次の段階を知るからこそ
楽しく過ごしていけるのです。
私が受講生の方に
あえて次の段階のお話をしているのは
まさにそのためです。
高校生の間に大学生活のことを知っておくことは
夢を広げることにつながります。
大学生の間に大学院や社会人のことを知っておくことは
計画的に日々を過ごすことにつながります。
社会人が転職や大学院進学、独立・開業といった
キャリアアップについて知っておくことは
チャンスを掴むことにつながるのです。
このブログで、進学前に大学院生活を知っておくメリット!
最近、私のブログでは大学院受験の話というよりも
「実際の大学院の様子はどうなっているか」
をお伝えしています。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2021/02/pexels-rfstudio-3060324-1024x683.jpg)
私の大学院生活の様子を
楽しいことも大変なこともお伝えしています。
これを知っていただくことで、
社会人の方に
できるだけリアルに大学院生活を知っていただき
「自分が大学院に入ったらこういう生活が
待っているんだな…。
ちょっと大変そうだけど楽しそう!」
と思っていただければ、と思っているのです。
(「楽しそう!」感があまり伝わっていないのであれば
たいへん申し訳ありません…)
今回のポイント
いまの段階だけの視点でなく
「次の段階」の視点をもつ!
大学院生活のリアルを知ることは、合格に直結している!
最近私が自分の大学院生活の様子を
ブログに書いていることについて、
「まだ大学院に入ってもいないのに
そういう記事を読んでも意味がないのではないか」
と思っている人も
いらっしゃるかも知れません。
ですが、実は
大学院に入った後の様子を具体的に知ることは
合格にも直結しているのです。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/12/goukaku2-1024x805.jpg)
なぜかと言いますと
大学院受験には必ず「面接試験」が
課されるからです。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/01/mensetu2-1024x683.jpg)
大学院での学習の様子や
院生生活の様子を何も知らないと
面接試験で「表面的なこと」しか話せません。
うすっぺらい志望理由になってしまいます。
ところが、
たとえば大学院に実際に通っている人の
様子を知っていると
「大学院に入ったら
こういう授業があるんだな…。
グループワークでは社会人として
プロジェクトマネージャーを務めた経験を活かして
引っ張っていこう…」
などと考えることができます。
面接試験のなかでも
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/05/a_san.jpg)
「私は会社において
プロジェクトマネージャーを務めた経験を活かし、
グループワークの際などに貢献をしていきたいと
考えています」
などと返答することができます。
面接官としては
「ちゃんと大学院の授業に出て
学習を進められるかどうか」
「リーダーシップを発揮できるかどうか」
なども見ています。
大学院生活の様子を具体的に知ることで
面接官が聞きたい内容を話せるのです。
なので私の大学院生活の様子のブログ記事、
あなたの大学院進学後をイメージする意味合いで
読んでみていただけましたら幸いです。
ではまた!
Digest!
作家・中谷彰宏さんは『●代でしなけれならない50のこと』
シリーズを書いています。
『30代でしなけれならない50のこと』を
20代で読むことで次の段階の準備ができるのです。
同様に、次の自分の段階につながる内容を
先取りして学んでおくことは極めて重要です。
先取りすることで自分の可能性を
無理なく高めていきましょう!