小論文の練習にパソコンを使ってはいけない理由!〜小論文試験必勝シリーズ11

今回のポイント

漢字が書けないだけで不合格?!
日頃からの手書き習慣が自分を救う!

小論文の書き方シリーズ!

「小論文って、どう書いたらいいかわからない…」

そんな声にお応えする
小論文の書き方シリーズ
第11弾をお届けします!

テクニック2)パソコンはNG!練習は必ず手書きで!


小論文を書く時、
社会人の方の場合
パソコンを使って小論文を書く練習をなさる方が
いらっしゃいます。


社会人の場合、
仕事で日常的にパソコンを使っています。


そのため
ついついパソコンで小論文の練習を
してしまいがちです。

これ、小論文を練習し始めた最初の間だけは
やっても構わないのですが、
できるなら「手書き」で書いたほうがいいです。

なぜかと言うと
小論文の試験は
ほとんどの場合「手書き」で原稿を書く必要が
あるからです。

これは
「設計図を描いてから小論文を書こう」
という話に通じます。




パソコンで小論文を書く場合
作業途中でも気軽に流れを変えることが出来ます。


ですが、
手書きの場合はそうもいきません。


設計図を描き、
ある程度の見通しを立ててから
書き出す必要があるのです。


漢字を間違う=減点


それに、手書きならではの問題も
生じます。



それが「漢字が書けない」問題です。


いまの時代、
手書きで数百文字も原稿を書く機会って
ほぼなくなっています。

仕事場で書く報告書やレポートも
基本的にはパソコンなりタブレットなりで
作っているからです。


そのため
「あれ、あの漢字、どう書くんだっけ…?」
ということがしょっちゅう起こります。



カンペキ、を漢字で書けますか?

たとえば
「カンペキ」を漢字で書くこと、
できますでしょうか?

カンペキを漢字で書く場合、
「ペキ」の字に注目してください。

ペキの下を「土」で書いていないでしょうか?



「土」で書くとそれは
「壁(かべ)」です。


ペキの下は「玉」を書きます。


(完璧、が正解です)


下が「土」だと完璧にならないのです。


他にも、意外と間違えて書いている漢字は
多数あるものです。

漢字ミスは減点対象。

試験の採点者にとって
いちばん採点しやすいのは
漢字のミスなどの誤字脱字です。


「この文章は論理的かどうか」という判断には
けっこう手間がかかりますが、
誤字脱字は誰もが自信を持って減点ができます。

採点の仕方には諸説ありますが、
『1分間小論文』の石井さんによれば

〈1つの誤字脱字でマイナス2点、
 最大20点分の減点〉

になると言われています。


どんなにいい内容を書いていても
たかが漢字ミス一つで点数が下がってしまう…。


この事態、なるべく避けたいところです。


では当日どのように対応すればいいのでしょうか?


漢字に自信がない時は
ひらがなで書くか
ちがう言い回しにしてみましょう。


たとえば「完ぺき」とひらがなを混ぜたり、
「瑕疵(かし)がない」「完全無欠」などと
言い回しを変えてみたりするのがいいですね。




うろ覚えの知識は書くな!



他にも、自分が知っている分野の場合
「うろ覚えの知識」を書いてしまうことがあります。


たとえば
「1948年制定の保健婦助産婦看護婦法は
 2001年に保健師助産師看護師法に改題された」
と書くと正解ですが、

「1947年」と書いてしまったり
「2000年」と書いてしまったりすると
それは間違いになります。


こういう明らかな事実誤認も
採点する側にとっては
減点しやすいのです。


それに、「●●年」という部分を書いたところで
採点者のつける点数は別に高まらないのです。


であれば
「戦後すぐに保健婦助産婦看護婦法が制定され」
と書いても問題ないわけです。




以上、手書きで小論文を練習したほうがいい理由を
見てきました。


小論文の構成を事前に立てる習慣づけや
漢字ミスに気づく習慣・
うろ覚えの知識を書かない練習の意味でも
手書きで練習してみてくださいね!

今回のポイント

今回のポイントです。


漢字が書けないだけで不合格?!
日頃からの手書き習慣が自分を救う!

学習初期から手書きで練習を!

ともあれ、小論文の点数を高めるには
誤字脱字を減らし、
事実誤認な内容を書かない、と決めるのが
いちばん手っ取り早いのですね。


その練習のためにも手書きで原稿を書く習慣、
学習初期から身につけておきましょう!



ではまた!


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