自分が頑張ることが誰かの希望になる!30年越しで税理士合格!小野澤さんインタビュー

今回のポイント
自分が「頑張っている」生き様は
他の人の役に立つ!
生き様を示せる人になりませんか?

「歳だから…」と諦めていませんか?

「勉強しようと思うけど、
 もう歳だし…」

私の塾では大学院に行きたい
社会人の方へのアドバイスを行っていますが、
ときおりこういった反応を伺うことがございます。

実はこういう方にぜひとも
観ていただきたい動画があります。

それは先日YouTubeにアップした
税理士・小野澤寿一さんへのインタビュー動画です。

私の友人の小野澤寿一(おのざわ・じゅいち)さん。

大学を出た後は
税理士であるお父様のもとで
仕事をすることになった小野澤さん。




事務所で働きつつ、
自分も税理士資格を取るために
予備校に通ってコツコツ努力をしていました。

今回の小野澤さんへのインタビューでは
理士試験を「30年越し」で挑戦し
見事合格なさった内容を話していただきました。

税理士試験に合格するには?

ちなみに税理士試験は
全5科目を合格する必要があります。

「理想」の受け方として
毎年1科目ずつ合格できれば万々歳、
という難関資格です。

(なお、大学院進学で
 科目数免除を受けられる特権もあります)

3科目までは合格するも…。

小野澤さんは
お子さんが生まれたことを受け、
学習に全力を尽くし
3科目まで合格を毎年勝ち取りました。

こうやって税理士試験の3科目までは合格するも、
待っていたのは
残り2科目の試験が
なかなか受からない現実です。

お子さんが成長するにつれ、
子育ても忙しくなってきました。

でも、子どもが大きくなり
40代を越えてから

「このままでは いけない…!」

と思い再挑戦をなさったのです。

51歳でついに合格!

毎年まいとし出ていた税理士予備校にも
心を入れ替えて出席し、

合格までの2年間は
毎日6時間、土日10時間の勉強を
継続なさった小野澤さん。

そして最後の合格があったのが
51歳のとき。

見事合格を勝ち取った原動力には
「お客様の存在」が大きかったと言います。

事務所で関わっているお客様のために
自分が力をつけていきたい。

そういう思いを胸に
最後のさいごまで取り組みぬかれたのですね。

30年越しの挑戦が実る!

その結果、
「夢を諦めないで」
30年越しの挑戦が実る結果となりました。

私の動画の特徴上(?)、
あまり再生数はないですが
ありがたいことにコメントを頂きました。

頂いたコメントに

「自分も40代でステップアップを考えているので、
 とても勇気が頂けました」

というものがありました。

これ、とても嬉しいです。

(小野澤さんも喜んでくださっていました)

内村鑑三『後世への最大遺物』

日本の思想家・内村鑑三の著書に
『後世への最大遺物』があります。

これは講演会の中で内村鑑三が

〈人が亡くなったときに
 後世に何を遺(のこ)すといいのか?〉

をテーマに話した内容をまとめたものとなっています。

 

自分が亡くなるとき、
他の人や世の中に対し何を遺せるのでしょうか?

  

たとえば財産や名声などが話に出ますが、
こういうものは一部の人しか遺すことはできません。

 

もし仮に、財産や名声を遺すのが目的なら
〈財産も名声もない人には生きる意味がないのか〉
という話になってしまいます。

同様に「子ども」や「家族」というのも、
子どもや家族がいない人はどうするのだ、
という批判が出てきてしまいます。

誰にでもできて、
なおかつ確実に後世の人々の役に立つのは
一体何か?

内村鑑三は問いかけます。

講演の最後で
〈それはその人の生き様だ〉
と解説するのです。

 

 

この人はどのように生ききったのか、
どんな生き方をしたのか。

 

 

そういう生き様こそ
周りの人の役に立ちます。

 

「あの人みたいに私も生きたい」
「あの生き様を見習いたい」

そういってももらえるなら、
その人の人生は周りにとっても
意味があった、と言えるわけです。

 

 

 「われわれに後世に遺すものは何もなくとも、

 われわれに後世の人に

 これぞというて覚えられるべきものはなにもなくとも、

 アノ人はこの世の中に活きているあいだは

 真面目なる生涯を送った人であると

 いわれるだけのことを後世の人に遺したいと思います」

後世への最大遺物

こういう
「生き様」こそが誰にでも遺せて、
なおかつ他の人や社会の役に立つものになるのですね。

私が『後世への最大遺物』を読んだのは
高校生の頃です。

岩波文庫に入っているこの本を読み、
私も少しは人生について考えるようになりました。

今回のポイント

今回のポイントです。

自分が「頑張っている」生き様は
他の人の役に立つ!
生き様を示せる人になりませんか?

40歳を超えても夢を諦めない!

小野澤さんは
ある意味周囲に「勉強する生き様」
「40歳を超えても夢を諦めない姿勢」を
示していらっしゃいます。

「大人」になってからも年齢を
言い訳にせず学びに挑戦なさる姿勢、
私もたいへん「刺激」を頂いています。

と同時に、動画を観ている人にも
いい「刺激」を与えてくださっています。

内村鑑三の本にもあるように
いい「生き様」を示してくださっているように感じるのです。

私も小野澤さんをモデルに
「ずっと勉強に挑戦している」という生き様、
示していけるようになりたいと思います!

そう考えると、
自分が頑張ることが
他の誰かの希望にもつながっていくように思うのです。

…勉強が苦しいときこそ
〈他の人に生き様を示す〉発想、
考えてみてはいかがでしょうか?

ちょっとやる気も出てきますよ!

ではまた!


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