今回のポイント
ドキュメンタリーを観て
一流の仕事術・生き方を学ぶ!
目次
劇作家・平田オリザさんの日常を描いた『演劇1』『演劇2』
いま『演劇1』『演劇2』
というドキュメンタリー映画を観ています。
劇作家・演出家の平田オリザさんの
日常を描いたドキュメンタリー。
2012年の作品です。
私が入っている動画配信サービスで
公開していたので観てみました。
劇作家としての普段の演出の様子や
活動が描かれています。
それだけではなく、
演劇を21世紀にも残していくため
平田オリザさんが学校教育や各地の演劇祭などに
東奔西走する様子が描かれています。
「1日オフということはほぼない」
「ふだん結構寝ていて
1日5時間くらい」
「収入はけっこうある。
でも、演劇をやっているから、貧乏」
平田さんの語りがいずれも
自然体なのも興味深いです。
多忙な中で演劇に取り組みつづける様子が
率直に描かれています。
劇団員に対しても
ワークショップで出会う人・
あって話す人どの人にもニコニコと関わる
平田オリザさんですが、
自社や劇団の経営
(帳簿整理をしているシーンも描かれています)に
向かう姿勢が真剣そのもの。
ほかにも劇団員に教え諭すシーンなどでは
喜怒哀楽がはっきり出てきます。
ワークショップの様子や
劇団の練習の様子、
演劇論についての語りなどが
「そのまま」描かれているのをみていると、
「よくこのドキュメンタリーの撮影を
平田さんがOKしたなあ…」
と思ってしまうほどです。
どの人とも自然体で接する。
私が注目するのは
劇団員への舞台演出も
中高生への演劇ワークショップも
外部での講演も
いずれも同じ空気感で
平田さんが取り組んでいるところ。
ヘンにカッコつけたり
演じたりすることなく
自然体で関わっているのが印象的です。
自然体のなかで
演劇を論じたり
コメントしたりしているのが面白いところです。
「一流の人は
いつでも自然体なんだなあ…」
そんな思いが感じられます。
この『演劇1』『演劇2』というドキュメンタリーは
2本合わせてなんと
5時間半以上という壮大な
ドキュメンタリー。
NHKの番組
『プロフェッショナル仕事の流儀』が
5倍以上の長さになっている、
と考えていただけるといいかも知れません。
長いですが、
その分「プロ」の仕事術や
ずっと演劇に携わってきた人物の
演劇論も学べる作品となっています。
(私はU-NEXTで観ましたがが、
Amazonなどでも販売されています)
☆演劇1・2 DVD
今回のポイント
ドキュメンタリーを観て
一流の仕事術・生き方を学ぶ!
先日の3/7、
苫小牧商工会議所サービス業部門様と
一般社団法人苫小牧観光協会様共催の
〈接客対応セミナー〉で講師を務めました。
セミナーのタイトルは
「説明力UP研修〜話す力と情報整理力を高める〜」。
仕事でお客様や同僚・上司と関わっている方々に
「わかりやすく説明するには
どのように説明したらいいか」
「自分の良さが伝わる自己紹介を
どのように行えばいいか」
「相手に伝わる説明を
どのように行うか」
を2時間にわたってお伝えしてきました。
今回のセミナーでは
「自己紹介ワーク」や「文章ワーク」など
受講生の方同士の話し合いや
演習を行う機会をたくさん設定していきました。
おかげさまで、
参加者の方に楽しく参加いただいたほか、
「いままでなんとなくでしか
自己紹介をしていませんでしが、今回のセミナーで作った原稿を元に
お客様に伝わる自己紹介をしていきたいと思います」
という感想をいただくことができました。
セミナーの際、平田オリザさんが参考になる!
こういうふうに研修やセミナーを
担当する機会を頂いている私にとって、
平田オリザさんのワークショップや演出の仕方って
たいへん参考になります。
参加者の雰囲気を見ながら
アドバイスをどう行うか。
ワークショップ(セミナー)を
どのように組み立てていくか。
演劇をずっと取り組んでいる人だからこその
視点の深さを感じるのです。
私もせっかく研修講師の
ご依頼を頂いている以上、
『演劇1』や『演劇2』を観ながら
自身のスキルを磨いていきたいと思います…!
ドキュメンタリーでプロの仕事術を学ぶ!
平田オリザさんに限らず、
一流の人を取材した動画を観ると
仕事の仕方・生き方などで
たいへん参考になりますね。
サブスクの動画サービスのほか
YouTubeやテレビを観る際、
「一流の人の生き方からどう学べるか」
に注目しながら観てみるのも面白いですよ!
ではまた!
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