不安解消には勉強が一番!
社会人大学院で自身の成長につなげよう!
目次
「働きやすく」「ゆるく」なっても新人がやめる謎。
いま『ゆるい職場』
という本を読んでいます。
この本、すごく面白いです。
以前と比べ、
職場は働きやすくなっています。
たとえば慢性的に残業が多かった職場でも
「ブラック企業」批判などがあって
「残業禁止」
が通達されるようになっているところもあります。
(そうじゃないところもあります)
有給も、以前に比べれば取りやすくなりました。
「パワハラ」と言われるのを恐れて
叱責される機会も減りました。
コロナ禍で
在宅勤務も増えていると、
会社にいくわずらわしさも減っています。
こういう職場環境の変化は
ここ数年で一気に変わりました。
…ところが、
いまの新入社員の離職率は
以前と比べあまり変化していないのです。
若者がやめるのは会社の「ゆるさ」からの不安のため。
なぜ離職率は変わっていないのでしょうか…?
本書はそのタイトル通り
『ゆるい職場』であるからだ、
と指摘しています。
確かに今の会社は働きやすくもなりましたし、
パワハラ的に怒られることも減りました。
ですがその反面、
「ゆるさ」も現れるようになってきています。
「ああ、仕事ってこんなものなのか…」
「こんなゆるい職場にいて、
自分は今後成長できるのだろうか…?」
職場のゆるさが
逆に新入社員の「不安」を生んでいるのです。
「不満」から「不安」へ。離職理由は変化した!
以前であれば新入社員がすぐやめる理由は
会社への「不満」でした。
残業の多さ、
上司からの叱責、
クレーマー対応…。
こういった「不満」から
もっといい職場を求めて辞めていったのです。
一方、現在の新入社員は
あまり会社への「不満」を感じていない、
といいます。
(会社にもよりますが)
むしろ、
「こんなぬるいところでいいの?」
「この会社でしか通用しない
人間になってしまうのでは…?」
「もっと成長できる会社に行ったほうがいいのでは…?」
と「不安」を感じて
会社を辞めてしまうのです。
「不満」から「不安」へ。
新入社員の離職理由の変化が
たいへん興味深いなあ、と思います。
首都圏大手企業で言えることは、いつか一般化する。
なお、この『ゆるい職場』に描かれているのは
日本にある企業すべてに当てはまるわけではありません。
もっといえば本書の調査対象は
首都圏の若者、
さらにいえば大手企業で働く若者なので
地方都市すべてで当てはまる話でも
ないかもしれません。
でも、大手企業が行っていることは
数年遅れで中小企業も取り組むことになりますし、
在宅勤務なども一気に普及しているからこそ
『ゆるい職場』が指摘する問題点は
一般化する可能性も大いにあるのです。
ちなみに
私が就職活動をしていたのは
いまから13年ほど前です。
ほんの13年違うだけで
新入社員の意識が大きく変化している事実。
読んでいて愕然としました。
今回のポイント
不安解消には勉強が一番!
社会人大学院で自身の成長につなげよう!
結論!職場の「不安」解消には大学院進学を!
では、本書が指摘する「ゆるい職場」がもたらす不安を
どうやって解消していけばいいのでしょうか?
私の回答は
「社会人大学院」への入学です。
MBAスクールや会計大学院などに
働きながら通うことで
自分のスキルと知識を一気に高めてしまうことです。
そうすると
「この職場にいて成長できるのか…」
という不安を解消できます。
仕事しながら通学しやすくなったいまがチャンス!
その上、
以前よりも働きやすくなっているのであれば
定時で会社を出て
通学することも可能です。
会社によっては「ゆるさ」の反映でもありますが
勤務時間後の学習を
奨励しているところもあります。
そのため
社会人大学院には
いまこそ行くべき、と言えるのですね。
実際、私の塾にも
入社数年目で相談にいらっしゃる方も
多くいらっしゃいます。
「いまの職場だと将来が不安なので
仕事をしながらMBAを取りたいんです」
「やっぱり専門看護師や認定看護師を
取っていたほうが
将来活躍できそうなので…」
そういった思いを
お聞きする機会が多くあります。
不安解消には自分で行動を起こすのが一番!
会社の「不安」を解消するには
自分で行動するのが一番です。
特に大学院進学は
「ゆるさ」あふれる日常を
一気に変えてくれます。
学生時代同様、
勉強に取り組むことで
自分の成長を実感することもできるのです。
おまけに仕事と違い
カリキュラムなども明確なので
着実に取り組むことが可能です。
「不安」解消のための
大学院進学。
うちの塾ではいつでも相談を
承っていますので
お気軽にどうぞ!
ではまた!
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