働きながら神戸大学大学院で博士号取得!山越誠司さんのお話を伺いました!

働きながらコツコツ論文を書き続け、
神戸大学大学院で博士号を取得。
 
そんな偉業を達成した山越誠司さん。
 
お話をZoomで伺いましたが、
「社会人の人にぜひ大学院進学をしてほしい」
という思いが強く伝わってきました。
 
ちょうど山越さん、
社会人の大学院進学をテーマに書いた本を出版するため
クラウドファンディングに挑戦なさっています。

私も応援しています!

今回はこういうお話です。
 

働きながら博士号!山越誠司さんのお話を聞いてみた件。

「働きながら博士号を取ったんですよ」

先日、Zoomである方のお話を伺う機会がありました。

それは、
現在金融業界で勤務なさっている
山越誠司さんのお話です。

山越さんはなんと
金融業界で働きながら博士論文を書ききり、
今年の春に神戸大学大学院から
【博士号】を取得なさったそうです!

書いてきた論文が、博士号取得につながった!

もともと、大学卒業後
そのまま修士課程に進学した山越さん。


金融業という仕事柄、
自身の扱っている内容について
専門の論文をすでに何本か書いていたそうです。

ある時、
「この論文をまとめると
 博士論文になるのではないか?」
と気づきます。


そこから
博士論文にすることを考えて
コツコツ論文を書き溜めていかれたそうです。

その流れで神戸大学大学院の
博士後期課程に働きながら進学。


本来3年で博士後期課程を終えるところ、
すでに論文を書いてきた実績を活かし
なんと2年で修了+博士号授与を
することができたそうです。

博士論文執筆はとてもハード!


博士論文を書くのって、
そのテーマについては
誰よりも詳しいという水準が求められます。

関連する文献も読み切る必要があるだけでなく、
これまでの研究水準を
さらに高めていく必要も求められています。

 
特に文系の場合、
博士論文を書くというのは
かなり大変です。

だからこそ、
博士論文を働きながら書ききった
山越さんの凄さが伝わってきました。

日本の学校制度に思うこと。

「日本の教育制度って、
 学校や会社に人を縛り付けるだけに
 なっているところがあると思います。

 だからこそ
 会社に縛られない生き方をする意味で
 社会人大学院は役立つんです。

 でも、なかなか大学院を使う社会人は
 少ないですね。

 せっかく大学院側に枠があるのに
 使われていないのはもったいないです

「でも、論文の書き方など
 形式的な要件を知らずに大学院に行くと、
 ただ大学院に通うことだけに汲々としてしまい、
 実績を残せないままになってしまいがちです。

 
 そういうところにも
 フジモトさんの塾の意義があるのではないでしょうか


こういうお言葉もいただくことができました。



私の塾では
単に大学院合格だけを目指すのではなく、
入ってからも輝いていけるための
ライティングスキル習得や
大学院とのミスマッチ予防にも
力を入れています。



そういう部分を評価いただけて
嬉しい限りです。


社会人として行うべきは仕事に関わる研究!

最後に、社会人として大学院で学ぶ場合
どんなテーマで研究をすべきか聞いてみました。

「もし社会人が博士論文を書くなら
 絶対に自分の本業に関わる論文を書く方がいいですね。

 私の場合は金融業で特に保険でしたので
 その中でも特殊な損害保険についての研究を行いました。

 あくまで本業に関わる研究なので
 頑張った分だけ、自分の仕事が楽になると考えて
 取り組んできました。

 そういうエネルギーがあるからこそ
 論文を書けたと思っています。


 人によっては
 〈守秘義務や企業秘密漏洩のリスクがあるから書けない〉
 と考える人もいると思いますが、

 裏を返せば、
 まだまだ研究の普遍化・客観化が
 できていない証拠でもあります。

 自分の研究をとことん客観化していけば、
 個別企業の機密事項などは出てくるわけがありません。

 そうやって抽象化を進めていくことで
 はじめて論文の水準に達することが出来るのです」

この話は博士論文だけではなく、
修士課程で修士論文を書く際にも
役立つ発想です。


社会人で大学院を目指す方は
自分の本業に関わる研究をしてみるといい、
というアドバイス、非常に役立ちますね!

山越さん、貴重な機会をありがとうございます!

今回のポイント


社会人が大学院進学をするなら
ゼッタイ本業に関わるテーマで!

クラウドファンディングに挑戦中!


今回お話を伺った山越さん、
いま本の出版に向けて
取り組んでいらっしゃいます。

具体的には
「社会人大学院に関する本の出版と研究会の立ち上げ」
に向け、クラウドファンディングに
挑戦なさっているそうです!

クラウドファンディング支援者は
これから発行される本が送られるだけではなく、
社会人大学院に関する情報交換を行う
コミュニティに参加できるそうでです。


「社会人が大学院に行くという流れを
 もっと大きくしていきたいと思っています。

 それこそ、
 小さい渦を大きな渦にしていく活動をしたいんです」



そういったところから
大学院進学に興味を持つ人を
もっともっと増やしていきたいという展望を
語っていただきました。


私も支援中!

…実は私、このクラウドファンディング、
3番めの支援者になっています。



私は常日頃から
「社会人がもっと大学院に行ったら
 日本はよくなるのに…」
と思っているので
山越さんの問題意識と共通することから
支援をさせていただきました。

3,000円から支援できますが、
この金額、ハッキリ言って
専門書1冊買うのと金額は変わりません。

Zoomでお話しして
とても熱意をお持ちであることが伝わってきましたので
よければ本を買うような感覚で
ご支援いただければ私も嬉しいです。

(ちなみに
 私は真ん中のプランで支援しています)


よければこちらから山越さんのクラウドファンディング、
ご覧ください↓


ではまた!


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