AIと人間の違いとして
「心が傷つくかどうか」という点があるそうです。
AIとのチャットで悩みのアドバイスを受けても
あまり癒やされた気がしないのは
AIは心が傷つかないからなのですね。
だからこそ、誰かに
話を真剣に聞いてもらえることが
癒やしにつながるのですね。
今回はこういうお話です。
文章生成型AIの衝撃
いま、ChatGPTをはじめ
文章生成型AI(人工知能)の発展が
目覚ましいです。
☆ChatGPTのサイトはこちら↓
https://chat.openai.com/
(私もちょくちょく使っています)
企業のサイトを見ても
チャットでAIが自動的に
対応してくれるサービスを
目にすることが増えてきました。
「ほっとくと、
どんどん仕事がAIに奪われるかも…」
そう脅威に思っている人も
多いことと思います。
AIと人間の違いはどこ?
ところで、
AIと人間の違いって
どこにあるのでしょうか?
AIと人間との違いとして
「心が傷つくかどうか」というところが
あるそうです。
AIはすでに
企業のサイトでも使われているように
チャット上で「会話」的なことを
できます。
ChatGPTに質問すれば
(間違ったことも言うとはいえ)
たいてい正しい返答を出してくれます。
自分が悩んでいる内容についても、
質問すれば適切な返答を返してくれます。
AIは傷つかない。
ですが…。
読んでいて、
どうも癒やされる感じがありません。
そう感じるのは
【AIは絶対に傷つかないから】
なのだそうです。
AIはいろんな返答をすることが出来ますが、
それはプログラムに沿って
自動的に返しているだけ、です。
人間は傷つく。心が動く。
一方、人間の場合は
相手の質問を受け
心が動きます。
場合によっては心が傷つくことも
心が痛むこともあります。
例えば看護師の方が病室で
「私、がんの診断が出てしまい
これからどうしたらいいか
途方に暮れているんです…」
という相談を受けることがあります。
このとき、
おそらく聞き手である看護師は
そのツラさを分かろうとするはずです。
分かろうとする時、
いくばくか自分の心も
痛んできます。
場合によっては
自分の家族ががんになったことを思い出したり
がんになった友人のことを考えたりすることも
あるはずです。
おそらく、相談者も
聞き手がツラさを分かろうとすること・
痛みを想像したり
共感してくれたりする様子を見て
「分かってもらえた…」
という感覚を持つことでしょう。
聞き手になんらかの感情を受け取ってもらえると
思えるからこそ、
誰かに悩みを伝えることが
癒やしにつながるのです。
AI時代こそ、心を動かして話を聞く!
AIに出来ないのは
心を動かしながら話を聞くということでも
あります。
AIの時代だからこそ
謙虚に人の話を聞ける姿勢・
心を動かしながら話を聞ける姿勢が
ますます求められるのだと言えるでしょう。
傷つくからこそ「気付ける」。
ちなみに。
心が傷つくからこそ
人間は「気づく」ことができるそうです。
ちょっとした発見や気づきというのは
心が少しチクッと刺さること、
いうならば「傷つく」ことでもあります。
心が傷つくのは誰しもイヤですが
だからこそ何かに気づいたり
発見したりができます。
こういう気づく力も
AIにできないことなのですね。
今回のポイント
AI時代、人間がやるべきことはなにか?
考察することが受験につながる!
AI時代、
入試にもAIに関する出題が
これまでも多く出てきました。
これだけChatGPTなどが
騒がれているからこそ、
これからもAIに関する出題は
多く出されることが想定されます。
MBAでも看護大学院でも、
小論文試験や面接試験で
AI関連が出題される可能性は
十分にあります。
大学院受験を控えている方は
今回の内容もヒントにして
「AI時代にこそ求められるもの」
は何かを考えてみてくださいね!
ではまた!
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