国語力とは要約力!要約力が仕事にも入試にも役立つ理由!

藤本研一

Digest!
「国語力ってなんですか?」

たまにご質問いただきますが
私は国語力とは要約力だと考えています。

相手が求めている内容を、
相手が求めている時間(文字量)で伝える力。

これこそ国語力なのです。

これは仕事の報連相や入試にも役立つ力です。
ぜひ私のおすすめする【3色ボールペン方式】などで
身につけてみてくださいね!

「国語力ってなんですか?」というご質問


「国語力ってなんですか?」

先日、受講生の方から
こういうご質問を受けました。



大学院受験の対策を進める際、
大学院の教員から

「試験対策として
 国語力を身に着けておくといいですよ」

とアドバイスがあったそうです。


ですが、それを聞き
「国語力って、要はなんだろう?」
という疑問を感じたといいます。

その流れで私にご質問くださったそうです。

国語力とは要約力のこと。




国語力とは何か。


いろんな言い方がありますが
私は【要約力】のことであると
考えています。


要約力とは
本来説明すると長い内容を
短くまとめる力のことを意味します。


例えば仕事において引き継ぎをする際、
お客様がどういう人かを
別の職員に伝える機会ってありますよね。

そんなときお客様についての情報を
1から100まで伝えていると
何時間もかかります。

「このお客様は●●年に●●県に生まれ、
 趣味は〜〜〜で…」

こういう内容は
たしかにお客様の理解にはつながりますが、
引き継ぎ時間が短い中では
全く役に立ちません。



そうではなく、
聞き手に必要な情報を
端的に伝えていたほうが
引き継ぎはスムーズです。



例えば

「このお客様は〜〜〜という製品を
 長年使っていらっしゃったのですが
 最近この製品が不調なので
 修理してほしい旨を話されています」

などと短くまとめたほうがいいわけです。

こういう風に短くまとめていくことが 
要略力であり
国語力であると言えるわけです。

注意点。短ければ良いというわけではない!

この時のポイントは
何も短ければ短いほど良いわけではない、
ということです。


相手がどれくらいの長さで
説明してほしいかを判断し、
その長さで説明するのが要約力なのです。


例えば30秒しか時間がないときは30秒で、
3分時間がとれるときは3分で適切に要約できる力が
求められているわけです。

この要約力、
難しそうに見えますが
「何が大事な情報か」を見極めると
まとめやすくなるものです。



実際に身につける際は
こちらの「3色ボールペン方式」で
新聞の「社説」などを要約する練習が役立ちますので
参考にしてみてください↓。

 

今回のポイント


国語力とは要約力。
相手が求める長さで
説明する練習を!

あいまいなままでは何もできない。

よく口にする「国語力」という言い方。


「国語力を高めよう!」
といくら言われても
「国語力」が何を意味するか
具体的に理解できなければ対策しようがありません。

ですが
「要約力を高めよう」と考えると
対策すべき内容がよくわかってきます。

要約力の有無で結果は変わる!


この要約する力・まとめる力があるかどうかで
試験当日の問題理解の度合いも変わります。

面接の際に
発言の内容を適切な長さにまとめて
話すことも出来ます。


受験の結果も変わってくるのです。


「要約をしたりまとめたりするの、
 ちょっと苦手だな…」

そういう方は先程も紹介した
こちらのリンクから
「要約力をつけるための
 3色ボールペン方式」
を知り実践してみてくださいね!

  

ではまた!


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