学生さんって、エナジードリンク飲み過ぎじゃない？
「今どきの学生、エナジードリンク飲み過ぎじゃない？」
北海道大学大学院に通う生活も
いま２年目です。
図書室や自習室などで
勉強やら仕事やらをしていると、
他の学生の様子がいやでも目に飛び込んできます。
その時感じるのは
「いまの学生、レッドブルやらモンスターエナジーやら
飲み過ぎじゃない？」
ということ。
みんな当たり前のように
レッドブルやモンスターエナジーなどの
エナジードリンクをがぶ飲みしています。
試験シーズンや大学祭前日などなら
まだ分かりますが、
どうもみんな日常的に買って飲んでいるようです。
学生時代からこういうものに頼っているなら、
社会人になった後
いったい何を飲んで仕事をするのだろう…？
まったく他人事ながら
心配になります。
飲んでまで学生生活を送る必要はあるか？
エナジードリンクを飲むと
睡眠不足の頭がウソのように「覚醒」します。
それこそ「翼をさずけ」てくれるのです。
学生生活ってたしかにまあまあ大変ですけど、
エナジードリンクを飲んでまでやるほどの
ことなのかなと思ってしまうのです。
（そもそも体にいいものではないですし）
告白。私もエナジードリンクだよりの大学生活＆教員生活でした
ただ、私は
まったく人のことを言えません。
という、私は大学生の頃、
レッドブルが日本にやってきたばかりというのもあり
毎日飲んでいたからです（笑）
というか、
エナジードリンクを飲みながら
学生生活を送っている自分に酔っていました。
さらに言えば、
前職の高校教員時代は
レッドブルが「朝ご飯」でした。
朝なにも食欲がないので
レッドブルを飲みつつ出勤していました。
昼も何かと忙しく
昼食のおにぎり２つを食べるのは
いつも夕方。
そのまま夜まで仕事して
22:00ごろに駅前のラーメン屋で
ニンニクチャーハンを食べる日々。
こういう生活、いま考えていても
「やばいな…」
と思っています。
レッドブルが目覚めのツールでした。
当時は仕事に行くのもイヤですし
そもそも遅くまで仕事して
朝も目があまり覚めませんでした。
なので、
レッドブルを片手に出勤していました。
レッドブルが目覚めのツールであり、
仕事に向かうための栄養剤でもあったのです。
独立してよかったこと！
学校教員を辞めて独立（脱教員）して良かったのは
「レッドブルが食事」という日常を
脱することができたことです。
というか、
エナジードリンクも
ドリンク剤（リポビタンＤやユンケルなど）も
ここ数年飲んだ記憶がありません。
たまに駅前で
エナジードリンクを配っていても
スルーしているくらいです。
エナジードリンクやドリンク剤を飲まなくても
仕事に取り組めるようになったこと。
飲まなくても
毎日元気に過ごせるようになったこと。
それが独立して
良かった点だとつくづく思います。
今回のポイント
エナジードリンクやドリンク剤を
飲んでまで仕事・勉強をする必要、
ありますか？
しょせん「カフェイン入りの砂糖水」。
ドラッグストアで働いている友人に聞きましたが
エナジードリンクやドリンク剤の本質は
「カフェイン入りの砂糖水」だそうです。
これらにはたしかに高麗人参エキスやら
ローヤルゼリーやらが入っていますが、
その総量はごく僅かです。
リポビタンＤのキャッチコピー
「タウリン1,000mg配合」も
グラムに直せばたかが1g。
残り99gのほとんどは砂糖水なのです。
（…こういうと大正製薬さんから怒られますが…）
血糖値を一気に上げ、ガクッと下げる禁断の飲み物。
エナジードリンクやドリンク剤ように
糖分が多く入っている飲み物を接種すると
血糖値が一気に上がります。
このとき、
体に覚醒感が広まり
眠気も覚めます。
（大量のカフェインも入っているので
その作用でもあります）
ですが、
血糖値って一気に上げると
また一気に下がります。
エナジードリンクやドリンク剤を飲んで
数時間経つと急にやる気を失うのは
血糖値がガクッと下がるからです。
そうなると気分も下がり
やる気がなくなります。
なんとかするため
２本めのエナジードリンク・ドリンク剤を飲み、
また一気に血糖値を上げようとします。
…この効果も数時間で切れるので
また飲むことに…。
１本飲むだけでも
まあまま体に負担がかかりますが、
概して１本で終わらないのが
この手の飲み物の悪いところ。
作っているメーカーの方には悪いですが、
まったく体に良い飲み物ではないのです。
（そもそもエナジードリンクもドリンク剤も
毎日飲む想定で作られてはいません）
毎朝飲んで、体も心もボロボロに。
私は高校教員時代
出勤の際に毎日飲み続けていました。
そのためか
体も心もボロボロに近くなっていました。
この経験から言っても
エナジードリンク・ドリンク剤は
飲まないに越したことはないと思うのです。
というより、
エナジードリンクやドリンク剤を
飲まないと取り組めないような仕事や勉強なら
「別の方向に切り替えたほうがいいのでは」、
と思うのです。
かくいう私も
教員を辞めるのに４年かかりましたが、
エナジードリンク・ドリンク剤に
縁のない日常を送れるようになっただけでも
独立した意味があったと思います。
ついついエナジードリンク・ドリンク剤に
手が出る毎日、
変える努力をしてみるのもオススメですよ…！
ではまた！
Digest！
高校教員時代、レッドブルが「朝食」でした。
多忙で目が覚めないうえ食欲がないのと職場にイヤイヤ行く関係上、レッドブル片手に出勤していました。
今から思うと、この生活を続けていたため身も心もボロボロでした。
結局 高校教員を辞めるのに４年かかりましたが、独立してレッドブルが不要な生活になっただけでも独立してよかった、と思っています。
レッドブルで無理やり目覚めるくらいなら、働き方を変えてみるのもオススメです！