大学院進学を考える段階から「文献カード」を作るべき理由!




今回のポイント
大学院進学対策をしつつ
「文献カード」も作っていく!
蓄積が進学後の飛躍につながる!

 

ご質問「歴史学研究ってどうやってやるんですか?」

 

私、前職が高校教員で
「日本史」を教えていたこともあり、

 「歴史に興味があるんですけど、
  歴史学の研究って
  どうやってやるんですか?」

という質問を時折いただくことがあります。

 

 

歴史学の研究って、
まあ大変です。

 

歴史研究のスタート地点

 

歴史学を学ぶ場合、
何かを研究するということは

「関連史料をすべて読んで
 自分で年表にまとめる」

ことがスタート地点にあたります。

 

 

「史料」というのは
その時代に書かれた書物のことを言います。

 

言葉に書かれた「史料」を元に研究するのが
歴史学なので、これはある意味当然のことです。

 

 

…ただ、当時書かれた文章って
当たり前ですが現在の書き方とは違っています。

 

「古文書」とも言いますが、
文字の書き方も今と違っていますし、
「くずし字」「略字」のオンパレードなので
非常に読みづらいのです。

(ひらがなの文字1つにも
いろんな書き方が存在しています…)

 

 

で、この「すべて読む」の部分ですが
中世まででしたら物理的に「すべて」読むことは
可能です。

 

まして古代史にあたる
邪馬台国論争の場合は
「邪馬台国」自体の記述は
『魏志』の「倭人伝」にしかないので
読むのは一瞬で終わります(笑)

 

 

…ただ、安土桃山時代など
近世以降の史料になってくると
量は膨大になってくるのですね…。

 

 

それでも可能な限り読まなければ
研究は何も出来ないのです。

 

関連する研究もすべて読む!

 

なお、「史料」を読むだけでなく、
対象とするテーマについて
これまでの歴史学上の研究も

「すべて」

おさえておくことも必要となります。

 

「○月○日、坂本龍馬は誰と会い、何をしていたか」

 

その上で、
自分が調べたいテーマについての「年表」を
自分で作ることが必要となります。

 

 

例えば、織田信長や坂本龍馬について調べたいなら
「〜〜年の○月○日、
 坂本龍馬は何をしていたか」
を年表のようにまとめていくのが必要なのですね。

 

この際は先程の「史料」だけではなく、
他の研究者の行った研究成果も取り混ぜながら
まとめていくことになります。

 

 

(ちなみに坂本龍馬については
ほんの一時期を除けば

【〜〜年○月○日、坂本龍馬は誰と会って
何をしていたか】

がほぼ解明されているそうです。
歴史学って凄いですね…!

 

 

 

この「年表」を作っておくことが
今後自身が論文を書いたり
研究を進めたりする上で
役立っていくのです。

 

 

 

こういうことを聞くと、

「ああ、大学院で
 歴史学を専門としていなくてよかった…」

という思いになってきます(笑)

 

(私、大学の卒論も
大学院の修士論文も
教育社会学の視点で書いていますので
歴史学よりはラクだったように思います)

 

 

自分だけの資料をいかに作るか?

 

ここで大事なのは
自分だけの年表を作るなど

「自分だけの資料をいかに作るか」

という発想です。

 

 

こういう「自分だけの資料」を
できるだけ早い時期から作っておくと
大学院進学後の
研究にも役に立つのです。

 

もっと言えば、
自分だけの「資料集」を作るのが
学問の本質ですらあるのです。

 

 

大学院進学を目指す段階から「文献カード」を作る!

 

それほど重要な「自分だけの資料」づくり。

 

歴史学だと「年表づくり」が該当しますが、
ほかの分野の場合は
「文献カードづくり」が該当します。

 

「文献カード」というのは
論文や本を読んでいるときに

「あ、これは使えるな」

と思った部分をそのまま抜き書きし、
本のタイトル・著者名・発行年・出版社名・該当ページ数を
書き出したもののことをいいます。

 

 

この「文献カード」をどれくらい作っておけるかに
研究の進展がかかっているのです。

 

 

 

実際、私は
大学院に進学している受講生の方に

「文献カード作り」

の大事さをお伝えしています。

 

こうやって研究カードが蓄積されていくと
実際に研究する際に役立つのですね。

 

 

 

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

大学院進学対策をしつつ
「文献カード」も作っていく!
蓄積が進学後の飛躍につながる! 

 

 

進学準備の段階から、文献カードを用意しよう!

 

論文や本を読む際に
「この部分は使えるな…」
という場所があればそれをデータとして
打ち込んでおく。

 

 

たったこれだけの取り組みのように見えますが、
これを実践するかどうかで
今後の研究時の負担は大きく変わってきます。

 

 

「文献カード」をどれだけ作っているかで、研究の実績は変わる!

 

大学院時代の先輩も言っていましたけど、
「文献カード」をどれだけ作っているかかで
研究の実績が変わってくるのです。

 

 

この蓄積づくりは
はやければはやいほど
後々役立つ財産となります。

 

なので、大学院進学を目指して勉強し始めたタイミングから
「文献カードづくり」は取り組んでいたほうがいいのです。

 

 

「メモ帳」「Word」に軽く書くところからスタートを!

 

本来であれば「文献管理ソフト」などを
使えればいいですけど、

何もなければ「メモ帳」や「Word」に
引用内容と出典を軽く書くくらいで
いいとおもいます。

 

 

 

そうやって自分が文献を読んで
発見した「引用箇所」を書き留めていく事自体
将来的な論文執筆にもつながっていきます。

 

 

そしてこの部分、
いざ何か文章を書くときにも
ネタとして役立つのですね。

 

 

フジモトのケース

 

私もなにかの本を読んでいて

 「ああ、これは使えるな」

という部分があれば

すかさずその内容をそのまま書き、
本のタイトル・著者名・出版社名・発行年と
該当するページ数を「メモ帳」に
打ち込むようにしています。

 

 

すると、検索機能を使えば
すぐにその箇所を見ることが出来ます。

 

私が365日書いているブログやメルマガの
「ネタ」としても活用できるのです。

 

(そうでもしないと、
365日まいにちのブログ・メルマガ投稿は
続かないのです…)

 

 

「使える!」部分はすぐに打ち込もう!

 

論文や書物を読む中で見つけた
「使える!」部分。

 

ぜひすかさずその内容を
そのままメモし、

将来の研究に役立つ「文献カード」を
作っていって頂ければ幸いです!

 

 

ではまた!

 


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