切り口一つで印象はガラッと変わる!コンプレックスだと思う点に自己PRのヒントがある!

今回のポイント
自分がコンプレックスだと思う点が
実は強みとなる。
自分の経歴の「切り口」を考えると
方向性が開ける!

 

 

音楽活動をしている人と久々に再会すると。

 

「音楽だけでは食えないので
 左官屋の仕事をしています」

 

先日、以前からの知人と
ひょんなことから再会しました。

 

音楽活動をしている方なのですが、
コロナ禍でなかなか活躍の機会が
減ってしまっていることを
お話なさっていました。

 

そのため、
いまは左官屋さんの仕事をしながら
音楽活動を行い生活をしている、
とのことでした。

 

アドバイスが気に入ってもらえてホッとした件。

 

コロナ期って
音楽活動などをしてきた方にとって
非常にツラい時期ですよね…。

 

ライブもおおっぴらにできないですし…。

 

 

 

折角の機会ですので
お話を聞きつつ
色々とアドバイスを差し上げていきました。

「せっかくなら
もっとYouTubeを活用したり
SNSで情報発信したりしたらどうでしょうか?」

ネットを使うともっと
活躍の幅が広がるのではないか、と思い
あれこれアドバイスを差し上げました。

 

アドバイスした内容に

「それ、面白そうですね!」

と言っていただけたのが
印象的でした。

 

 

(応援していますね!)

 

 

「その表現、こう変えてみたら?」

 

その際、こういうお話もしました。

 

それは今やっている活動についての
説明について、です。

 

「音楽活動だけではしんどいので
やむなく左官屋の仕事をしている」

というのではなく

「歌がうまい左官屋」

という切り口をあえて使うのも
アリかもしれませんね、
とお話したのです。

 

 

場合によってはこういう切り口で
YouTubeやSNSなどで
発信するのもありではないか、
と思ったのです。

 

 

つまり、左官の仕事をしながら
なにげなく歌っている曲が
異常に上手い。
(本職なので当たり前ですが…)

 

そんな動画を作れば
注目も集められるのではないかと思ったのです。

 

(人は意外性に弱いのです)

 

 

「わびしさ」よりも「楽しさ」で人は動く!

 

音楽活動をメインにやっている人が
バイトで別のことをしているというと
なんだか「わびしい」雰囲気があります。

 

その上、
音楽をやりながら
別のバイトを掛け持ちしている人は
ゴマンといます。

 

でも、

「歌がうまい左官屋」

という切り口だと
なんだか「楽しい」雰囲気があります。

 

 

それに、こういう切り口で
活動している人って
あまりいませんよね。

 

 

希少価値が出てくる上に、
なんだか「応援したい」感じすら
出てくるかもしれません。

 

 

 

 

そもそも論ですが、
「わびしい」こと・「切ない」ことには
人はあまり動きません。

 

若手芸人の人が時折テレビで

「お笑いで食えなくて
コンビニバイトと
飲食店のバイトを掛け持ちしている」

と言っているのを聞きますが、
こういう話はいくら聞いても
あまりおもしろくないのです。

 

 

 

それならばいっそのこと
切り口を「逆」にしたらいいのではないか
と思ったのですね。

 

つまり
「お笑い芸人を目指す
 コンビニ店員」
などという切り口のほうが
応援してもらいやすくなるように思うのです。

 

どちらも言っていることは同じです。

 

 

ですけど、
なぜか聞き手に与える印象は
大きく違ってくるのです。

 

 

コンプレックスな内容をどう言うかで結果は変わる!

 

今回お伝えした内容、
本人からすると
ある意味「コンプレックス」なことかもしれません。

 

ですが、
切り口を逆にするだけで
見方が変わることは大いにありえるのです。

 

 

 

(幸い、アドバイスを差し上げた知人も
その切り口に共感してくださりホッとしているところです)

 

フジモトのケース

 

ここで私自身のお話もします。

 

 

私は高校教員をしていましたが、
けっこうブラックな職場で
勤務が大変だったこともあり
辞めてしまいました。

 

その後、
自分で塾をはじめることにしたのです。

 

 

この場合、
いろんな説明の仕方ができます。

 

たとえば、

「学校教員を続ける根性がなくて
 しかたなくいま自分で塾をやっている」

という言い方もできると思います。

「ホントは教員をやっていたかったけど、
 勤務がツラすぎたので
 自分でほそぼそ塾をやることにしました」

とも言うことができます。

 

逆に

「学校教員としてのやり方よりも
 もっといいやり方を追求して
 塾を開業した」

という言い方もできます。

 

さらには

「やむなく学校教員をやめたけれど、
 元・学校教員の経験を活かし、
 学校で評価される文章の書き方を
 塾で指導できるようになった」

という言い方もできます。

 

 

どれも同じような状況を言っている言葉ですが、
意味する内容は全く違っています。

 

 

 

どれも「学校教員を続けられなかった」部分は共通ですが、
意味する内容・相手に与える印象は変わってくるのです。

 

 

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

自分がコンプレックスだと思う点が
実は強みとなる。
自分の経歴の「切り口」を考えると
方向性が開ける! 

 

 

コンプレックスな内容をどの切り口で表現するか?

 

 

いかがでしょうか?

 

面接や志望理由書などで
自分の経験を説明する機会って
多いと思います。

 

こういう機会に自己PRする際も
自分が「コンプレックス」だと思う点を
どのように表現する方で
与える印象は大きく変わってくるのです。

 

 

どうせなら
いい伝え方を工夫していきたいですね!

 

(うちの塾の講義でも、
自身の経験をどう志望理由書や履歴書に落とし込むか
アドバイスをしています。
 体験授業の中でも行っていますので
 ご相談はお気軽に!

アクセス・お問い合わせ

 

 

 

ではまた!


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