「資格を取れるならどこでもいい」という志望理由、書いていませんか?

今回のポイント
志望理由を話す時、
「どこでもいい」回答をしないように注意する!
その大学院に関する本を読み、
説明会で「質問」をしてみよう!

 

志望理由、ちゃんと考えていますか?

 

☆本日の内容は動画でもお伝えしています。
動画にしかない内容もありますので
気軽に聞き流してみてください。

 

 

大学院進学の際、
必ず聞かれるもの。

それは「志望理由」です。

 

書類に書く必要がある他、
面接の中でも聞かれることがほとんどです。

 

 

 

ただ。

 

志望理由を考える際、
うっかりしてしまうことがあります。

 

それは
「自分の過去の分析はできているのに、
なぜその大学院に行きたいかを説明できない」
ということです。

 

 

 

例えばです。

「専門看護師になるために
大学院に進学したい」

という方の場合を考えてみましょう。

 

この方の志望理由では

「自分は看護師として
どのように勤務してきたか」

「なぜ専門看護師になりたいか」

「専門看護師として
今後どういう貢献をしていきたいか」

の説明をスラスラ出来るケースが多いです。

 

 

「なぜこの大学院なのか」を説明できますか?

 

 

でも。

「なぜ数ある大学院のなかで
この大学院を選んだのか」

という部分が曖昧であることもあるのです。

 

 

 

つまり、「専門看護師になりたい」理由があっても、
「どうして○○大学の大学院なのか」という部分に
ほとんど説明がないケースが有るのです。

 

この場合、
「自分は専門看護師になりたい」
といえば言うほど

「専門看護師の資格が取れるなら
どこの大学院でもいい」

という事になってしまいがちです。

 

「資格を取れるならどこでもいい」という志望理由を書いてませんか?

 

これはMBAを目指す場合もそうです。

 

志望理由で
「MBAを取って○○を成し遂げたい」
と言えば言うほど

「MBAを取れるならどこでもいい」

というメッセージを伝えることになってしまいます。

 

 

例えるなら異性に対し

「誰でもいいから付き合いたい」

「付き合ってくれるなら誰でもいい」

というメッセージを全員に言うのと同じです。

…こういう人って、
絶対にモテないですよね 笑

 

 

言えばいうほど
逆効果になりますね。

 

 

その大学院に向けた志望理由を言うための2つの方法

 

 

ではどうすればいいんでしょうか?

 

 

2つ方法があります。

 

 

(1)その教授・大学院に関する文献を読み漁る

 

 

自分が学びたい大学院について、
書物が出ている場合があります。

 

神戸大学大学院のMBAですと
『人生を変えるMBA  「神戸方式」で学ぶ最先端の経営学』
という本があります。

 

小樽商科大学MBAですと
『MBAのための基本問題集―マーケティング・戦略・組織・会計・財務』
など色々あります。

 

まずはこういった本を読んでみることです。

 

するとその大学院の
「強み」がわかってきます。

 

その大学院を目指す理由を
根拠立てて示せるようになるのです。

 

 

他にも、自分が学びたい教授や
指導教員になってほしい教授の論文や著作を
読んでみると良いでしょう。

 

すると

「私は○○先生の○○という本を読み、
感銘を受けました。
この先生に学びたいと思い
貴学を志望しました」

ということができます。

 

 

こうやることで
「MBAを取れるならどこでもいい」という
志望理由ではなく、

「なぜこの大学院に行きたいのか」が
伝わる志望理由を書くことが出来るのです。

 

 

(2)説明会で「質問」をする

 

こちらは(1)よりももっとカンタンですが
さらに効果が高い方法です。

 

 

学校説明会や授業見学会・相談会など、
大学院によって様々なイベントが開催されています。

 

 

そういう場所に行き、
教授や職員・先輩院生に
「質問」をしてみることです。

 

「MBAを目指す上で読んでおくべき本は
なんですか」

とか

「専門看護師にとって
求められるものはなんだと思いますか」

など何でもいいと思います。

 

 

質問してみると、
何らかの回答があるはずです。

 

その上で面接の際に

「私は以前 貴学の学校相談会で
○○教授とお会いする機会がありました。
そのとき〜〜〜と質問したところ
快くお答えくださり、
とても勉強になりました。

そのため貴学で学びたいと考えるようになりました」

などと話せるようになるわけです。

 

 

これは実際に自分が体験しているからこそ、
「自分」しか言えない志望理由となります。

 

よく、学校説明会などの際に
恥ずかしがって何も話さない人がいます。

 

 

志望理由に使えるネタとなるのに
何も質問しないのは本当にもったいないのです。

 

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

志望理由を話す時、
「どこでもいい」回答をしないように注意する!
その大学院に関する本を読み、
説明会で「質問」をしてみよう! 

 

「自分」のことばっかり志望理由で書いてません?

 

 

志望理由を考える際、
多くの人は「自分」のことについて
めちゃくちゃ多くを考えます。

 

 

つまり、自分がMBAや専門看護師を目指す
理由について、

過去の経験や今後の展望についてを
克明に書いていきます。

 

 

そうやって頑張って書けば書くほど、
逆に言えば

「MBAを取れるならどこでもいい」
「専門看護師を取れるならどこでもいい」

ような志望理由になってしまいがちです。

 

 

これだと、
ちょっともったいないですね。

 

 

本来、志望理由には

「なぜ自分は〇〇大学の大学院を
目指したのか」

「なぜ〇〇教授に
学びたいのか」

自分の言葉で説明できるようになる
必要があるのです。

 

 

そのために今回ご紹介したように、
(1)大学院や教授の本を読み、
(2)説明会で「質問」してみることが
近道です。

 

 

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

 

ではまた!


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