作文の書き方111「それ、あなたじゃなくてもいいよね」と言われる文章、書いてませんか?志望理由書には「自分」を入れる! 

今回のポイント
「それ、あなたじゃなくてもいいよね」。
そう言われる文章、書いていませんか?
文章には「自分」を盛り込もう!

 

「よく書けている志望理由書」を読んでの素朴な疑問

 

「地元の医療を良くしたいんです!」

 

先日、作文教室ゆうに
高校生の方が来ました。

 

 

大学の推薦試験などを受けるので
「志望理由書を添削してほしい」
という相談だったのですね。

 

入りたい大学に
「なぜ自分はこの大学で
 学びたいか」
を書くという必要があって
書いているそうです。

 

読んでみると、
よく勉強なさっているのがわかります。

 

 

自分が本で調べたり、
インタビューをしたりした内容が
盛り込まれています。

 

 

本当に
すばらしい内容なんですね。

 

「地元の医療を良くしたい!」

「そのためのNPOなども
最終的には立ち上げたい!」

 

そういう
「きれいな文章」で溢れています。

 

 

おそらく、

「私が高校生の頃、
こういう内容は書けないな…」

というレベルの内容です。

 

 

でも。

なんというか、
読んでいて

「ん?」

と思うところがあったのです。

 

 

何かというと、
【ある疑問】が湧いてきたのですね。

 

 

その疑問とは何かというと、

【これ、あなたじゃなくても
 言える内容じゃないか】

という疑問なのです。

 

 

  「地元の医療を良くしたい!」

「そのためのNPOを最終的には作りたい!」

 

その気持ちはよくわかりますし、
よく調べているのもわかります。

 

でも、これだけだと

【これは自分じゃないとできない!】
【どうしても自分はこれをやりたい!】

という要素が足りないのですね。

 

きれいなだけの文章」ではダメな理由!

 

地元の医療をよくするのも、
NPOを作るのも、
「すばらしい」発想です。

 

 

でも、これだけを書いていても、
実は読み手に伝わらないのですね。

 

 

 

なぜかと言うと、
【自分】が抜けていたからです。

 

 

よくよく話を聞いてみると、
その高校生は

昔から身体が弱かったことなど
「医療を学びたい理由」が
ハッキリしていました。

 

自分ひとりの力が
小さいことを自覚していたからこそ

「いつかNPOをつくりたい」
という思いがあることもわかりました。

 

【なぜ自分は医療を学びたいか】
【なぜ最終的にはNPOを作りたいか】

という思いは明確だったのです。

 

 

ですが。

 

「志望理由書」には
あまりこういう内容、
入っていなかったのですね。

 

 

そのせいか、
【正論を言っただけのきれいな文章】
になってしまっていた部分があったのです。

 

正論だけ・きれいな文章では、人に伝わらない!

 

「志望理由書」に限らず、
何かを説明したり
何かを提案したりする時、

単なる【正論を言うだけ】【きれいな文章】では
相手に伝わりません。

 

 

結婚式や何かのスピーチをする際を
思い出してみてください。

 

「友人代表スピーチ」を頼まれて、
本屋さんやネットで
「結婚式の定番スピーチ」原稿を
手に入れる人がいます。

 

 

 

中身はすごく【きれいな文章】です。

 

 

でも、それをただ読むだけだと
【自分】は一切入りません。

 

 

読めば読むほど
【誰でも言えてしまうきれいな文章】
に成り下がっていくのです。

 

 

内容がいいのに、
イマイチ胸に入ってこない。

 

 

そんな【残念なスピーチ】になってしまうのです。

 

 

結婚式でいちばん「感動」を招くスピーチの秘密

 

 

実は結婚式でいちばん
「感動」を招くスピーチがあります。

 

 

それは原稿を手に
マイクの前に立った後、
感無量で泣き出し、
結局原稿が読めなくなるというスピーチです。

 

 

正直、
内容なんてなにもありません。

 

 

ですが、なぜか
感動が広まるんですよね。

 

 

 

「がんばれ!」
などという掛け声もかかります。

 

 

なぜかと言うと、
この状況には
【自分】が入っているからですね。

 

 

自分の入った文章を書く!

 

 

何をいいたいかと言うと、
【自分】の入っていない文章って
結局はあまり意味がない、
ということなのです。

 

 

【自分】が入っていないなら、

「それ、あなたじゃなくてもいいよね」

と言われてしまうのですね。

 

 

正直、
会社や学校に出す「志望理由」には

 

「それ、あなたじゃなくてもいいよね」

「それ、あなたじゃなくても言えるよね」

 

というものが多いです。

 

 

だからこそ、
多少表現がヘタであっても

「自分」が入った文章のほうが
相手に評価されるのですね。

 

 

 

むろん、論文を書く場合には
こういう「主観」は排除する必要があります。

 

ですが、「志望理由書」には
「主観」や「自分」が書かれていないと

「それ、あなたじゃなくてもいいよね」

と言われてしまうのですね。

 

 

 

あなたの書く文章、あなたは入っていますか?

 

さあ、あなたはいかがでしょうか?

 

 

あなたの書く文章、
「自分」は入っているでしょうか?

 

 

…私自身ができているかは棚上げしますが 笑。

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

・・・・・・・・・・・・・・・・
「それ、あなたじゃなくてもいいよね」。
そう言われる文章、書いていませんか?
文章には「自分」を盛り込もう!
・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

「自分」を文章にするのには「自分」を深堀りせよ!

 

 

こういう「自分」を志望理由書に盛り込むには、
自分の経験や自分の発想を
「深堀りする」必要があります。

 

「なぜ、私は地域の医療を良くしたいのか」

「なぜ、私はNPOを最終的には作りたいのか」

 

これを自分に対し
何度も質問していくのですね。

 

理想は【5回】、
「なぜ?」と問いかけていくことです。

 

 

 

こうやって問いかけをしていく中で、

「自分がなぜこう考えているか」

深堀りしていくことができます。

 

 

おそらくは「ドロドロ」した理由も
出てくるはずです。

 

たとえば
「地域の医療を良くしたい」
という理由には

【まわりから褒められたい】

という思いがあるのかもしれません。

【まわりからチヤホヤされたい】
【有名になりたい】

という思いがあるかもしれません。

 

 

もっと率直に

【医療は地域で必要とされているから、
食いっぱぐれがなさそう】

という【ぶっちゃけた】思いもあるかもしれません。

 

 

それをどこまで志望理由書に盛り込むかは
検討する必要がありますが、

【なぜ自分はこうしたいか】

を考える中で
自分の【本当の思い】が見えてきます。

 

 

これを読み手に伝わるように
最終的には書き直せばいいのですね。

 

 

さきほどの
「地域の医療を良くしたい」
のなら、

「私の地元の医療を良くすることで
お世話になった人たちに恩返しをし、
地域の人から喜んでもらいたい」

と書くことができます。

 

これだと
単に「地域の医療をよくしたい」
というよりも
「思い」が伝わるようになるのですね。

 

 

 

ぜひ志望理由書を書く時は
【きれいな文章】を目指すよりも

【自分】を盛り込む工夫に
取り組んでみてくださいね!

 

☆以前の記事で
【Why5回法】を紹介しました。
詳細はこちらをご覧ください。

☆動画でもお伝えしています。

ではまた!

 

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