作文の書き方126 「起承転結」ルールがかえって文章をグチャグチャにしている事実。




 

今回のポイント
起承転結を無理に意識すると
文章はグチャグチャになる。
そのため文章は【結・結・結・結】で書く!

 

「起承転結」を意識してませんか?

 

☆本日の内容は動画でもお伝えしています。
動画にしかない内容もありますので
気軽に聞き流してみてください。

文章表現の「よくある誤解」が
あります。

 

それは
文章は「起承転結で書く」のが基本だ、
という誤解です。

 

これ、ホントに多くの人が
考えている誤解です。

 

(実際、「文章の基本って、
やっぱり【起承転結】ですよね!」という
ご意見やご質問を伺うことが多いです)

 

むやみな「起承転結」重視は学校の責任?

これ、元はと言えば
学校教育に問題があるように感じます。

学校では文章の書き方の流れについて
ほとんど教えていません。

 

にもかかわらず、
文章の書き方の流れとして
「起承転結」だけは伝えています。

 

 

起承転結は
もともと「漢詩」の書き方のルールです。

別にビジネス文書など
実用文を書くためのルールではありません。

 

 

下手にこだわるのは害悪でもあります。

 

 

起承転結のせいで文章がグチャグチャに…!

 

実際、
「起承転結」を忠実に行おうとして、
せっかく文章がまとまっていたのに

「ところで〜〜」と
「転」を入れる方も多いです。

 

 

そのせいで、
途中までスムーズに進んでいた文章の
統一性が失われていることも多いのです。

 

 

起承転結にこだわるのは
害悪をもたらしている。

 

 

私はそう考えています。

 

ここまでのまとめ

ここまでをまとめます。

 

・そもそも起承転結は
漢詩のルールなので
実務で使う文章のルールではない

・文章を書く時
「起承転結」を意識すると
かえって文章が崩れてしまうことがある

 

この2点、
参考にしていただければ幸いです。

 

 

 今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

起承転結を無理に意識すると
文章はグチャグチャになる。
そのため文章は【結・結・結・結】で書く! 

 

起承転結ではなく【結・結・結・結】で書く!

 

では「起承転結」ではないなら
どう書けばいいのでしょうか?

 

 

最近読んだ『稼ぐ話術』という本のなかに
使える内容がありました。

 

 

それは
「起承転結」ではなく
【結・結・結・結】で書く、
というものです。

 

 

 

何かというと、
冒頭から「結論」を伝え、
その結論の「言い換え」や「根拠」を続け、
また最後に「結論」を示す、
というものです。

 

大学院進学書類を【結・結・結・結】で書いた例

 

たとえば、大学院進学の
志望理由をもとに考えてみましょう。

 

【結・結・結・結】で書いてみます。

 

:私が貴学を志望したのは
職場で感じる○○という疑問を
さらに突き詰めて研究したいと考えたからだ。

結2:これまでは○○を調べるため
自主的に文献調査やインタビュー調査を
行ってきたが、
その限界を実感している。

結3:そんな折、貴学の〜〜教授の
○○に関しての論文を拝見するうちに
自分の疑問点へのヒントを見出すことができた。

結4:〜〜教授の指導を受けつつ
○○についてより深く研究するため
貴学を志望した。 

 

 

結1〜結4まで、
いずれも同じことを別の側面から
示したものです。

 

いずれも伝えていることは
「起承転結」のルールで書いているわけではありません。

 

結論として冒頭に示した内容の
「言い換え」や「補足」を
ただ示しているだけです。

 

 

だからこそ、
【結・結・結・結】で書くと
「起承転結」よりも相手に伝わりやすいと言えます。

 

 

無骨であっても、伝わる文章を書いていこう!

 

ただし、
【結・結・結・結】で書くと
いささか無骨です。

 

あまり「味」もないように見えます。

 

だからこそ、余計な装飾がない分
相手にストレートに伝わる表現となるのです。

 

 

これはビジネス文書を書く際にも
共通のポイントです。

 

 

下手に「起承転結」を入れようと努力するくらいなら、
たとえ無骨でも

【結・結・結・結】

を意識してみてはいかがでしょうか?

 

 

参考にしていただければ幸いです!

 

ではまた!

 

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