小論文など「かっちりした」文章で理由・原因を書く場合の強い味方!「Why5回法」を使え!


今日のポイント
かっちりした文章で
「理由」「原因」を考える時は
Why5回法で考えていく!

 

「先生、どうやって対策したらいいですか?」

先日、社会人の方の講座のなかで
大学院入試の試験対策を行っていきました。

「●●についての
メリット・デメリットについて
論じなさい」

という内容です。

なかなか難しいテーマでした。

問題を見た際、
受講生の方に聞かれたのが
「先生、どうやって対策したらいいですか?」
という言葉でした。

 

私はこう答えました。

  「Why(ホワイ)5回法を使うといいですよ!」

とお伝えしました。

このWhy5回法、
小論文の試験を解く際に
効果を発揮します。

また、かっちりした文章で
「理由」や「原因」を書く場合にも
すぐ使えるテクニックなのです。

 

「Why5回法」とは
もともと、トヨタで使われてきた
手法です。

 

何かというと、
書いた内容を「Why」で
何度も聞いていくことが必要なのです。

例えば、
トヨタ流に
「クルマが売れない」を
Why5回法で考えてみます。

「クルマが売れない」

Whyなぜ?
「若者がクルマを買わないから」

Whyなぜ?
「若者にとって
クルマをシェアすることが普通になったから」

Whyなぜ?
「クルマの維持費が高すぎるから」

Whyなぜ?
「駐車場代・ガソリン代・車検代などを
負担してまでクルマを持ちたいと思わないから」

Whyなぜ?
「若者の所得が下がっていて、
駐車場代・ガソリン代・車検代などを
負担してまでクルマを持ちたいと思わないから」

 

いかがでしょうか?

「Why」を5回も尋ねていくと
「深い」理由が現れてきますね!

 

これは小論文・論文を書く際にも
役立ちます。

さきほどのように、
「●●についてのメリット・デメリット」
を考える場合もそうです。

たとえば例として
「原子力発電を今後も続けていくことの
 メリットとデメリット」
について考えてみましょう。

メリットとして上げられそうなのは
「安定した電力供給が可能」
ということでしょう。

 

実際、北電などでも
こう宣伝していますよね。

 

じつはこの
「安定した電力供給が可能」
ということ自体は
「メリット」ではありません。

 

この事自体に
価値があるわけではないのです。

 

つまり「なぜ安定した電力供給」が
必要なのかという「理由」を見る必要があるのです。

 

ここで「Why5回法」
を使ってみます。

(Why5回法というのは
別にムリに5回Whyを使うことが目的ではなく、
内容を深めることが目的です。
3回や4回でやめても構いません)

「安定した電力供給が可能である」

Whyなぜ?
「水力発電や火力発電のほか、
新エネルギーである太陽光発電や
風力発電よりも発電量が安定しているから」

まず1回目のWhyで
こういう回答が出てきました。

「安定した電力供給が可能である」というのは
【何かと比較して】はじめて出てくる視点です。

「水力発電や火力発電のほか、
新エネルギーである太陽光発電や
風力発電」と比べることで
はじめて原子力発電のメリットが見えてきます。

では、つづいて、
再びWhyで聞いてみましょう。

「水力発電や火力発電のほか、
新エネルギーである太陽光発電や
風力発電よりも発電量が安定しているから」

Whyなぜ?
「原子力発電は
天候に左右されないだけではなく、
絶えず同じエネルギーを出力できるから」

 

はい、こういう視点が出てきました。

原子力発電の場合、
一度原子炉を動かせば
朝から晩までずっと同じ電力が発電されます。

これは他の発電法にはないメリットです。

さらにWhy法で聞いてみます。

「原子力発電は
天候に左右されないだけではなく、
絶えず同じエネルギーを出力できるから」

Whyなぜ?
「製造業において、
電力が途中で変化したり、
停電が一瞬でも発生したりすると
製品の質が悪くなるから」

こういう視点が出てきました。

工場では一瞬でも電圧・電流が変化したり
停電があったりすると
品質が一気に低下する場合があるそうです。

そういう時に原子力発電の
「メリット」が出てくるのです。

いかがでしょうか?

単に「原子力発電のメリットを考える」
場合よりも
「Why5回法」で深めるほうが
鋭い視点が見えてきますね。

小論文の試験の場合、
ほとんどの人は
「一番最初に思いついたこと」から
書きはじめます。

今回の例で言うと
「安定した電力供給が可能である」ことだけで
書くのです。

 

でもこの場合、
薄っぺらい内容になってしまいます。

 

だからこそ、
一度紙の余白に
「Whyなぜ?」と
数回問い直し、
書いてみるべきなのです。

 

Why5回法によって
より深い視点を書くことが出来ます。

 

…ちなみに、なぜここで原子力発電の
例を出したかというと、
「メリット」を考えるのが難しいからです。

 

私自身、原子力発電は廃止を望む側です。
多くの方もそうではないでしょうか。

 

ある意味、「必要悪」として
考えています。

 

即時に廃炉にするのは難しいから
じわじわ廃炉にしていくべき、と思っています。

 

そういう私ですから
「原子力発電のメリット」を考えるのって
難しいです。

 

けっこう薄っぺらいことしか言えません。

そんな私でも、
「Why5回法」で
それなりの視点を出せるということを
お伝えするためにこの例を出しました。

ぜひ何か小論文を書く場合、
またプロジェクト内で企画書を書く場合など、
自分が考えることを
「Why5回法」で深めてみることを
オススメします!

この場合のポイントは
実際に紙に書いたり、
PCに打ったりしてみることです。

自分で「なぜ?」と
紙に書きながら考えることで
より深い視点を得ることが出来ますよ!

 

応援しています!

ではまた!


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