雪の北海道でも入試でも「貢献」が問われている!

今回のポイント

情けは人のためならず。
貢献の精神が合格につながる!

急遽の「救出」依頼。

先日、日曜日に予定を終えて
自宅で映画を見ていたときのこと。

「そろそろ入浴しようかな…」

その矢先、
近くに住む友人から連絡が入りました。


なんと

「駐車場で雪にはまって出られなくなったので
 助けてほしい」

ということでした。

冬の北海道、雪道運転のコワさ。

私、北海道に来るまでは全く経験がなかったのですが、
クルマを運転する人にとって
冬場の北海道はかなりコワいです。



雪や氷で道が滑るだけではなく、
雪山にはまって
脱出できなくなることや、

駐車場に積もった雪のせいで
クルマが全く動かなくなることがあるのです。

そのたびに
雪を掘ったり、
ダンボールをタイヤに噛ませたりして
なんとか脱出しようとします。


一人だと難しい場合は
何人かで後ろから押して
クルマを救出することもあります。

みんなで雪をどけていくこともあります。

押せども押せども動かないクルマ。

友人宅に仲間と行ってみると
駐車場の雪のせいで
右前方のタイヤが空転し、
前にも後ろにも進めなくなっていました。

友人たちでクルマを押したり
ダンボールをかませたりしましたが
まったく埒(らち)があきません。

雪を掘りまくっても
クルマはまったく進みません。

「これ、もうムリでは…?」


思った矢先、
友人宅のとなりに住む方が
助けに来てくださりました。

また下の階に住んでいる方も
手助けにかけつけてくださいました。

お二人の協力もあって
無事クルマを雪から出すことができました。

(そして私も友人から大変感謝された次第です)



雪道でのボランティアシップ。

私は本州から北海道に移って11年目になりますが、
雪でクルマが動かなくなったときに
発揮される「ボランティアシップ」が
ホントすごいな、と毎年思っています。

以前、
夕張の峠があまりにツルツルで
ブレーキが効かず、
クルマが雪山に直撃してしまったことがありました。

クルマが全く動きません。

ちょうど空港に向かっていたこともあり、
このままだと飛行機にも間に合わない状態です…。

そんなとき、
後続の車から降りてきて
救出を手伝ってくださった経験が
あります。

あのとき、
ホント嬉しかったですね。

北海道っていろいろ良いところがありますが、
雪で困っている人への助け合いの精神が
息づいているところも良いところであると感じます。


地域社会の繋がりが薄くなった
現代社会のなかでも、

雪に対して協力する精神性が
非常にいいなあ、と思うところです。

今回のポイントです。


情けは人のためならず。
貢献の精神が合格につながる!

雪道でのボランティア。

雪で困っているクルマを見て
「見ないふりをする」のは
一番ラクです。

雪から救出するのって
寒いし手袋・コートともに濡れる上、
クルマを押したり雪を掘ったりと
体力を使います。


だからこそ
積極的に助けに来てくれる方がいると
ホントありがたいですね。

救出された経験があるからこそ
なにか困っているクルマがあったら
助けに行こう、という思いにもなります。


(私も昨年、
 埋まっているクルマの救出を
 数度お手伝いしました)

貢献の精神が入試面接でも問われている!

こういう「貢献」の思いって
受験の面接でも役立ちます。

受験面接の時に
「自分のキャリアアップのため」だけで
志望理由を話すと
面接官のウケは悪くなります。


大学院って
私立であっても
それなりの税金が投入されています。

(私学助成金というものです)

ある程度 国民の税金が投入されている以上、

「自分が転職したいから」
「自分が出世したいから」

という理由だけで進学するのは
NGなのです。

なので
【自分が大学院に入ることでできる貢献】を
自分の言葉で考え、
答えられたほうがいいですね。

「いま関わっているお客様に
 よりよいサービスを提供するため」

「勤務先に貢献するため」

「研究内容を活かし
 新たな教育プログラムを作成するため」

「自身のこれまでの知見を整理することで
 学術面で貢献するため」

…こういった内容を
自分なりに考えてみられると
いい志望理由になります。



繰り返しになりますが、
「自分のキャリアアップのため」を
志望動機で全面に押し出すのではなく

「大学院進学でできる貢献」を
意識してみてくださいね!


(経営学者ドラッカーも
 貢献の大事さを何よりも重視しています)


ではまた!


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