YouTubeやセミナーだけではダメな理由。学問体系を知ることがキャリアを飛躍させる!

summary

YouTubeやセミナーでも勉強はできますが、学べるのはあくまで表層的な知識だけ。そうではなく大学院で根本から深く学ぶことで、視野が広がり仕事にも直結する力がつきます。大学院での学び直しは未来への自己投資になります!

社会人こそ大学院で法律学の学習を!

先日、私は「社会人こそ大学院で法律学の学習を!仕事での活躍に法学知識が役立つ理由」という記事を書きました。

ありがたいことに、弁護士や社労士、行政書士の方々からもコメントをいただき、大変うれしく思っています。

いずれも法律関係の資格をお持ちの方。

たいへんありがたいことだと思います。

この記事でも書きましたが、法律学という分野は多くの人にとって「なんとなく自分には縁がないもの」と思われがちです。


「難しそう」。
「めんどくさそう」。

そんな印象を持たれる人も少なくないでしょう。

ですが一度体系づけて学んでみると、自分にとって大きなプラスになることが非常に多いのです。

これは法律学に限らずあらゆる学問に当てはまります。


今日は「学問の世界を社会人が学び直すことの意義」についてお伝えしていきます!

「大学院にいかなくてもYouTubeやセミナーで勉強できるんじゃないの?」という方へ

「大学院にいかなくても、セミナーや勉強会にいけばスキルって身につきますよね?」
「なんだったらYouTube動画などで勉強ってできますよね?」

たまにこういうご意見を伺うことがあります。

いま、情報技術が発展しているため、YouTubeなどでも勉強ができるようになってきました。

ほかにも、例えば「経営セミナー」や「経営者勉強会」など学びの機会は数多くあります。

こうすると、大学や大学院のような教育機関は不要なように見えます。

「わざわざ大学院なんかいかなくてもいいんじゃないの…?」

そういう思いになる人も多いかもしれません。

ですが、私はいまこそ大学や大学院の意義は大きくなっていると考えます。

それはネットや勉強会・セミナーで学べる知識というのは「表層的」な物が多いからです。

つまり、表面上の「技術」や「テクニック」だけに終止しており、「なぜこういった技術が必要なのか」「この事を行う意味はどこにあるのか」という根本的な部分について身につける事ができないのです。

その点、大学や大学院に行くことはこの「根本的な部分」、つまり「学問」を身につけるのに最適な場です。

大学院で学ぶ場合、「学問」を本質的に深く体系的に学べるのが大きな魅力です。

よくある経営セミナーや社会人向けの勉強会ももちろん価値はありますが、大学院での学びはそれらとは「レベルが違う」ものだと言えます。

(経営セミナーと大学院のMBAコースとでは大きく違っているのです)

学問体系を学ぶ意義とは?

学問の体系を学ぶ最大の意義は、「ものごとを深く、多角的に見る力がつくこと」です。

たとえば看護の分野でも、医療の分野でも、あるいは私が長年携わってきた教職の分野でも、各領域には必ず学問体系があります。


あらゆる学問は「これまでの課題」を乗り越えるべく進化・発展してきました。

それによりあらたな「課題」が出てきて、それを「解決」する方法が常に研究されています。

この積み重ねによって学問の体系が作られてきているのです。

(先日の記事では法律学を取り上げていますが、法律学も過去の裁判判例や法律学での議論を元に体系が作られてきています)

こうした歴史的な流れを知ると、自分の専門分野を「新しい視点」から見ることができるようになります。


同時に、自分の職場での課題もより深い視点からアプローチできるようになってきます。

大学院で専門分野の学問を学ぶことは今後の仕事にも直結しているのです。

違う専門分野を学ぶと視野がさらに広がる!

さらに、専門分野とは異なる学問を学ぶことも、非常に価値があります。


たとえば私はこれまで教育学を専門に学んできていました。

教員・塾経営も経験しているため、教育学については研究・実践両方の立場を経験しています。

いま私が北大大学院で学んでいるのは「公共政策」という分野です。

公共政策の分野である政治学・行政学・法律学に学びの幅が広がっています。

いわば自分の専門とは異なる専門分野を学んでいるわけです。

これによって自分の視野も広がったように思います。

例えばいま私が携わっている社会人向け大学院進学支援の分野でも、「なぜ教育訓練給付の対象に大学院進学が加わっているのか」「その背景にはどんな政策意図があったのか」を考える様になりました。

その視点から塾においてもアドバイスを行えるようになったほか、「この制度はどうあるべきか」と考えることもできています。

このように、異分野の学びは、実務にも強力な武器となるのです。

時間がかかるからこそ意味がある

「でも、学問を学ぶのって時間がかかるし、すぐ役に立たないのでは?」

そう思う方もいるかもしれません。


確かに、大学院での学びは短期間で成果が見えるものではありません。

しかし、だからこそ大きな意味があるのです。

大学院での学びは「スルメ」に例えることができます。


スルメって、最初はなかなか味が出てきません。


けれど、じっくり時間をかけるうちに、噛めば噛むほど味わい深くなり、自分の血肉になっていくのです。

特に学問体系を知ると、物事を表層的に判断するのではなく、深い視点から判断できるようになります。

これは社会人として仕事をしていく上でも、大きな武器になるはずです!

あなたも一度、学び直してみませんか?

いまの社会は、変化が激しく、先行きが読めない時代です。

そんな時代だからこそ、学び直しは最大の自己投資になります。

もし、「このままの知識やスキルだけでいいのだろうか」「もう一歩、自分を成長させたい」と思ったなら、大学院で学ぶという選択肢をぜひ前向きに考えてみてください。

学問の世界に触れることで、自分自身の「思考の枠組み」そのものを広げることができます。

大学院での学びは、一見すると遠回りに見えるかもしれません。

ですが長い目で見れば、それが確実にあなたの未来を切り開く力になります

ぜひ、あなただけの新たな学びの扉を開いてみてはいかがでしょうか?

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