大学院進学前に「理論」学習が不可欠な理由!アンケートやインタビューをするだけでは研究にならない!

今回のポイント
単なるアンケートやインタビューは
「調査」であって「研究」ではない!
「研究」にするためには「理論」を活用せよ!

 

文系大学院を目指す場合の落とし穴

 

大学院進学を行う際、
特に文系の大学院進学を目指す際、
多くの場合に陥りがちな「罠」があります。

 

それは
「理論」学習を軽視することです。

 

 

意外と軽視されがち!「理論」って何?

 

 

ところで、
「理論」ってなんでしょう?

 

 

理論というのは
それまで学問の中で研究されていた内容を
抽象的・客観的にまとめたものをいいます。

 

 

例えば「〜〜の法則」「〜〜理論」などと
いわれているものがこれに当たります。

 

インタビューやアンケートをまとめても「研究」にはならない!

 

大学院で研究する場合、
「ありがち」なのは

「インタビュー調査をしました」

「アンケートを取りましたので
その結果を集計しました」

というレベルの研究です。

 

例えば、

「現職の看護師を対象に
インタビュー調査を実施しました」

という場合は

その結果だけを
まとめるだけ。

 

これって、
本当に「研究」と言えるのでしょうか?

 

 

学問分野にもよりますが、
ただアンケートを取って集計したり、
インタビューした内容を
整理しただけの段階だと
まだまだ「調査」の段階です。

 

 

厳しい指導教員なら

「ふ〜ん、そういう調査結果が出たんですね。
で、それから何が言えるんですか?
(So what?)」

という質問が飛んでくるはずです。

 

理論を入れなければ研究にならない!

 

これ、私も知らずに進学して苦労したのですが、
単にアンケートやインタビュー・
文献の内容をまとめるだけでは
「調査」であって「研究」にならないのですね。

 

そうではなく、「調査」した内容を抽象化し、
既存の研究が示す「理論」と照らし合わせて
検討する。

 

このプロセスがなければ
研究にならないのです。

 

 

 

例えば先程の看護研究においても
「看護理論」とも言えるものは
たくさんあります。

 

看護師に実施したインタビューデータを
これまでまとめられてきた「看護理論」に
当てはめてみることが必要です。

 

「〜〜理論を用いると、
この調査結果は次のように解釈できる」

「〜〜理論では次のように説明されているが、
本研究では全く違う結果が出た。
そのため、〜〜理論の限界を指摘することができる」

こんな感じで、
既存の研究が示す「理論」をもとに
「調査」内容を分析することが
「研究」ということなのです。

 

 

…残念ながら、
大学でこういうことを学ぶ機会って
けっこう少ないですね。

 

「卒論を書けば
内容はグダグダで「研究」に
値しなくても卒業させる」

という大学も多いですし、

「そもそも卒論は必須ではありません」

という大学も最近増えてきましたし。

 

こういう意識だと
大学を出るだけなら役立ちますが
大学院に入ってから恐ろしく苦労する恐れもあります。

 

(というか入試に通らないことも
多いです)

 

なのでこの機会に
「研究」するには
「理論」学習が不可欠なこと
ぜひ意識してみてくださいね!

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

単なるアンケートやインタビューは
「調査」であって「研究」ではない!
「研究」にするためには「理論」を活用せよ! 

 

知っておきたい!「理論」を学習するための方法

 

ここまで理論の大事さを
お伝えしてきました。

 

「じゃあ、理論って
どうやって勉強すればいいの?

どんな理論があるの?」

そんな思いを持つ方も
多いかもしれません。

 

理論を学ぶにはまず本屋へ行こう!

 

「理論」を学ぶのに一番いい方法は
書店に行くことです。

 

そして
自分が研究したい学問ジャンルの

「〜〜理論入門」

というようなタイトルの本を
買って読んでみることをオススメしています。

 

(さっそく調べてみますと、
『看護理論』について書いた本も多くありますね)

 

 

こういった理論書を読んだ後、
大学院で教わりたい指導教員が執筆した論文を読み、

「インタビューやアンケートデータを
どのような理論を元に説明しているか」

注目してみるといいでしょう。

 

すると理論をどうやって研究に活かすといいか
少しずつ見えてくるはずです。

 

 

今回のまとめ

 

まとめを行います。

 

単にアンケートやインタビューデータをまとめるだけでは
「調査」であって「研究」ではありません。

 

なので大学院入学までに
一度気合を入れて
「理論」の本を読んでみるのがおすすめですよ!

 

(ちなみに、こういう「理論」に関する知識、
意外と大学院入試の小論文でも出題されています。
小論文対策としてもやってみてくださいね!

 

ではまた!

 


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