意外と知らない大学の情報。
まいかいの大学院入試の情報は
「まっさらな思いで」集めるのがオススメ!
目次
北海道大学の正式な略称は「北大」ではない!
突然ですが、
「北海道大学」の正式な略称って
なんというかご存知ですか?
ほとんどの人は
「北大」(ほくだい)
というはずですが
実は違います。
あまり知られていませんが、
北海道大学の正式な略号は
「海大」(かいだい)です。
よく言われる「北大」は通称であって、
大学側が使う正式な略語は
「海大」なのです。
(証拠です↓)
「北大」は「東北大」に取られている!
…じゃあ「北大」はどこかと言うと
それは「東北大」を意味します。
「帝国大学」の歴史
もともと、
帝国大学ができた時
大学は「帝大」(帝国大学)1つしか
日本に存在しませんでした。
その後
1897年 京都に「京都帝国大学」ができて
「京大」という略語ができました。
同時に「東京帝国大学」に名称が変わったので
「東大」という略語ができたわけです。
その次にできたのが
「東北帝国大学」。
1907年に成立しました。
このとき「東大」という略語がすでに存在するので
「北大」が東北大学の正式な略語になりました。
その後1911年にできたのが
「九州帝国大学」(略称は当然「九大」)、
そして1918年に設立したのは
「北海道帝国大学」です。
(それ以前、東北帝国大学の分校扱いの
「東北帝国大学農科大学」でした)
このとき「北大」は東北大に取られていたので
「北」の次の文字である「海大」が
北海道大学の正式な略語となっています。
なので、いまも北大の正式通達を見ると
「海大」という言葉が使われているわけです。
ただ、東北大学の場合
「北大」だと紛らわしいので
「東北大」という名称が使われることが多いようですね。
大学の情報って
けっこう「よく知っている」と思っていることでも
意外と思わぬ発見があるものだと思います。
今回のポイント
意外と知らない大学の情報。
まいかいの大学院入試の情報は
「まっさらな思いで」集めるのがオススメ!
大学院入試のやり方は急に変化することも…!
「北海道大学」の正式な略称が
「北大」ではないように、
大学に関する情報って、
「よく知っている」とは思わないほうが
得策です。
特に大学院入試の情報についてはなおさら、です。
出題される科目や
出題傾向が
急に変わることは多いのです。
実際、このコロナ禍で
大学院入試の出題の仕方が
大幅に変わったケースも多いです。
たとえば北海道大学大学院の
ある学科では
これまでの筆記試験を
「面接試験での口述試験で代替する」
という出題で行われたケースがあります。
(つまり、この年の入試では
記述での「論述」対策が不要になったことを意味します)
また、これまでは
教室で筆記試験を行っていた大学院が
今年は自宅からPCを使って論述をする出題に
変更されたケースもあります。
(手書きでなくても試験を受けられるので、
漢字が苦手な人でも受けやすくなっています)
その場合、もしも
「●●大学の大学院は
毎年こういう出題傾向だから
自分には無理だな…」
と思って出願を避けていると
気づけないかもしれません。
大学院入試はまいかい新情報がないかチェックを!
大学院を考えるときこそ
「すでにこの大学院の情報は
調べきっている」
という思い込みを排し、
毎回イチから調べ直してみるのがオススメです!
そうすると
「あ、今年の入試制度は
自分にあっているかも…!」
と発見があるかも知れないのです。
なので毎回「まっさら」な気持ちで
調べ直してみてくださいね!
(私も情報を集められるよう
まいかい頑張っているところです…!)
ではまた!
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