昔はタッチタイピングができただけで仕事になっていた件。仕事の「ツール」化があなたの可能性を開く!

今回のポイント

あなたの仕事を「ツール」にして
何ができますか?

タイピストという仕事を知っていますか?


その昔、
世界には「タイピスト」という職業がありました。


誰かが書いた手書きの原稿を
読みやすくタイプライターで打ち込む、
という仕事です。

かつてタイピストはあこがれの職業であり、
華やかなイメージがあったと聞きます。


(『タイピスト』という映画もありましたね)

この当時は専門の学校に通い
タッチタイピング(キーボードを観ないで打ち込むこと)
という技法をわざわざ習っていました。



そうやってタッチタイピングを学んでいれば
それだけでタイピストとして食っていくことができたのです。



ただ。

いまタイピストという職業は
なくなりましたね。

それだけではなく、
たいていの人がタイピストのやっていたことを
自分でおこなうことが求められるように
なっています。

社会が進むに連れ、
タッチタイピングはある意味「常識」になり、
できないことには仕事ができなく(やりづらく)
なってきているのです。




だんだん仕事の本質が「ツール」に成り下がっていく。

この現象は他の分野にも当てはまります。



その昔、
文章が読み書きできるだけで
「代書屋」という仕事ができたり、
寺子屋の師範になれたりしました。



ですがいま文章の読み書きができることは
は「常識」となっています。


動画編集ができるというのは
50年前にはプロだけの仕事でしたが、

(「ウルトラマン」をいま見ると
 時代的成約とはいえ
 SF分野の編集スキルがかなり低いことに気づきます)

いまでは小学生でも
できてしまうようになりました。



これ、言い方を変えれば
仕事の「本質」だった部分が

時代が進むにつれて
「ツール」(道具)になっている、
ということも出来ます。

仕事の「本質」部分が「ツール」に過ぎなくなっていく現象。


先程述べた例で言いますと、
タッチタイピングはかつては
食える「仕事」だったのですが
いまでは仕事をするための「ツール」に成り下がりました。


文章の読み書きも
「仕事」の本質ではなく「ツール」になりました。



動画編集も
「仕事」の本質ではなく
やりたいことをするための「ツール」になったのです。




このように仕事の世界というのは
仕事の本質だったものが
「ツール」となっていく歴史、
ということもできるでしょう。


英語についても、
昔は英語ができればそれだけで
「すごい」と言われていましたが、

今の時代は英語力という「ツール」を使って
何をするかが求められているのですね。

自分の仕事を「ツール」にしてみませんか?

であれば、
いま自分がやっている仕事を「ツール」にして
別の仕事ができないか考えてみるのも
価値的かも知れません。



つまり、あくまで「ツール」として
別の仕事に役立てる方法を考えるわけです。


私の場合は元・高校教員として培った
「難しい内容をなるべくわかりやすく伝える」
という部分を「ツール」として
日々の講義に活用しています。

(少なくともそういう努力はしています…)



こういう視点を持っていると
ご自分の持つ専門性を
他にも活かしやすくなっていくように
感じるのです。

今回のポイント


あなたの仕事を「ツール」にして
何ができますか?

ツール化の発想がイメージを変える!

仕事の「本質」だった部分を
「ツール」にしていくという発想。



こう考えると
自分のできる仕事の幅が広がってきます。

つまり今やっていることを
別のことに活かせないかを日々考えることで
自分の可能性を開いていくことが
できるようになるわけです。



あなたの仕事、
別の仕事をするための「ツール」に
できないでしょうか?


一度考えてみていただければ
幸いです。

仕事の「ツール」習得に大学院を使う!



ちなみに。



よく考えてみますと
仕事の場で求められる「ツール」と言えるものは
増えてきていますね。


論理力や文章力、
英語力やプレゼンテーション力など
様々です。


こういった「ツール」の技術を
イヤでも高められるのが
大学院進学です。


大学院進学対策には
論理性や文章力も必要ですし、
英語力やプレゼンテーションスキルも求められている
からです。



自分がやりたいこと(本質)を行うため、
こういった「ツール」の部分を高める努力も重要ですね!


そういう機会として
大学院進学を役立てていただけましたら幸いです。




ではまた!


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