大学院で取得した
教育職員専修免許状。
気づけば期限が切れてしまっていました。
「更新制度がなしになったから
ひょっとしてまだ有効かも？！」
そう思っていましたが
教育委員会へ聞いてみると「ダメ」との返答。
再度の申請、なかなか面倒ですね…。
きょうはこういうお話です。
高校教員時代の思い出。
私はもともと高校で
教員をやっていました。
（当時の写真。なつかしい…）
大変だったことも多かったですが、
高校教員として鍛えられたことが
いまの塾経営にもつながっています。
いい経験だったなと
いま思っているところです。
教員免許、なにげに３つ持っています。
さて、教員になるには
教員免許が必要です。
これがないと、
学校で教えることはできません。
私は大学時代 教育学部にいましたし、
また教育制度についても研究していた関係上、
教員免許を３つ取得しました。
中学社会科・
高校地歴科・
高校公民科の3点セット。
いずれも大学院修士課程修了で取得できる
【教育職員専修免許状】です。
４年制大学卒業で取れる
【教育職員１種免許状】より
１つ格上の免許です。
（大学院に行ってよかった…！）
それを活かして
高校で仕事していたわけです。
せっかく取った免許が使えない？！
ただ、ここ数年ずっと
気になっていたことがありました。
それが教員免許の
期限切れ問題です。
実は、私が教員免許を取る
数年前に教員免許の制度が変更となりました。
それまでは教員免許って
取ってしまえば一生有効だったのですが、
運転免許（ゴールド免許）のように
10年に一度 講習を受けて
免許を更新する必要が出てきたのです。
私は大学院修了後、
４年間の高校勤務を経て
自分で塾をはじめました。
塾開業７年目を迎えるにあたり、
ついに免許を取って10年が過ぎたわけです。
いつのまにか免許の期限が切れていました。
それを受けて
「そろそろ更新しないとな…」
と思っていたのです。
（私の場合は
「平成34年3月31日」までが有効期限。
要するに2021年3月31日までが
有効期限となっていました）
ひょっとしたら更新の必要、ないかも？！
…話がややこしくなりますが、
この教員免許更新講習制度、
昨年の令和４年7月１日に
廃止となりました。
免許の更新の必要がなくなったのです！
「ひょっとしたら
更新制度がなくなっているから、
この免許、まだ有効かもしれない…」
そう思って
教育委員会に電話で聞いてみたんです。
結果は…。
「あ、期限切れですので、
教員免許の再授与申請をしてください」
とのことでした。
せっかくの希望が
すぐに消えてしまいました…。
意外とかかる、再授与費用。
ちなみに、再授与申請には
免許１通に付き3,300円、
なおかつ大学からの成績証明書なども
必要になります。
私は中学社会科・高校地歴科・高校公民科の
3つの免許を持っているので
3通分の準備が必要です。
…せっかく免許を取った以上、
効力を維持しておきたい。
そう思って教員免許の
再授与申請をすることにしました。
「そういえば、学生時代に教員免許を取ったけど、
ぜんぜん使っていないな…」
そういう覚えのある方、
私同様 再授与申請をすると
いいかもしれませんね！
そうしておけば、
仮に教員になりたいと思ったときも
スムーズになると思いますので。
（教員って非常勤雇用のほか
産休・育休による臨時講師の案件も
けっこう多いのです）
今回のポイント
締切は意外とシビア。
出願期限は早めの確認を！
せっかくの免許、再授与の準備を。
教員免許の再授与申請には
準備にそこそこ時間がかかります。
もし教員として再び働きたいと思っても、
免許の期限が切れていたらどうにもなりません。
なので何かあってもいいように
免許をきちんと準備しておくのも大事なわけですね。
意外と締切はタイトでシビア。
これは大学院受験などにも
言える話です。
いま大学院受験の出願時期になり、
日々準備をしている受講生の方も
多くいらっしゃいます。
講義の中で出願締め切りなどを
確認していますが、
「あ、けっこう締め切りって早いんですね…！」
とその中でびっくりなさる方も
時折いらっしゃいます。
締切を過ぎてしまうと、
せっかくの受験チャンスを失ってしまいます。
場合によっては1年先まで
受験チャンスが延びてしまうこともあります。
だからこそ、
確実に締め切りを確認し、
準備を怠らないようにしていきましょう！
…私は当面
教員免許を使う予定はありませんが、
ペーパードライバーが
免許更新をやっているように、
いつでも使えるよう
免許の再授与をしておこうと思います…。
ではまた！
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