ときには入社当時の書類を読み返す。自分の成長、自分で気づこう！

社会人初期、電話ニガテの思い出。

社会人になりたての時期、
電話がすごくニガテでした。

学生時代はアルバイトで
事務の仕事（出版社）をしていたので
電話応対等は比較的慣れていた「つもり」でした。

ですが、
社会人として求められる水準までは
まったく至っていませんでした。

「…はい、●●高等学校の
　藤本でございます」

毎回ビクビクしながら
かかってくる固定電話に出ていました。

前職は高校教員なので
欠席している生徒宅へ電話する機会も
たくさんありました。

毎回の電話応対、
ドキドキの連続でした。

勤務の最後の方は
クレーム電話対応を連日何時間も行っていました。

そこで心が消耗し、
固定電話を観るだけで吐き気がするようにも
なっていました（笑）

電話へのニガテ意識が、いつの間にかなくなっていた件。

教員をやめて
独立してからしばらくの間も
電話への苦手意識（というか吐き気）は
消えないままだったのです。

…ここまでの話、
以前はよく思い出していましたが、
ここ数年はすっかり忘れていました。

気付けば電話を「ふつうに」
応対できるようになっていたからです。

「ああ、苦手意識って
　知らない間に薄れているものなのだな…」

そう実感しています。

意外と人間、成長しているもの。

苦手意識がなくなるというのは
ちょっとした成長をしていることと
同じです。

世の中において
自分が成長したことって
あまり実感することはありません。

自分の成長を実感することなく、
ただ淡々と仕事をしているように
感じがちです。

ところが、
自分のスキルや知識というのは
あんがい増えていっているものです。

せっかく成長しているのに
その事実に気づかないのは
もったいないことだと思います。

成長に気づければ
自分に自信が湧いたり、

「今の職場でもっと頑張ろう！」

と思えたりするかもしれないのです。

新年度！入社当時の自分を思い出そう！

まもなく新年度です。

自分が働き始めた時期・
いまの職場に入った時期のことを
振り返ってみると
自分の成長にも気付けるはずですよ！

ほかにも

「数年前の自分は
　どんな仕事をしていたか」

を考えてみたりすると
自分の成長を実感する機会も
多いはずです。

今回のポイント

自分では気づかなくても
案外スキル・知識は向上しているもの。
入社当時の自分を振り返ってみませんか？

自分の成長を自分で気づこう！

仕事でなにかを成し遂げる。

皆に評価される結果を出す。

こういうとき、
非常に嬉しい気持ちになります。

達成感も得られます。

ですが、
こういう経験は
そうそう味わえるものではありません。

そうすると
毎日が単調に過ぎているように感じ、
つまらない日々が続いているようにも
感じます。

「ああ、この仕事、
　辞めてしまおうかな…」

ついつい思いがちです。

自分の業務効率や
仕事のスキルに着目すると、
案外スキルや知識は
成長しているもの。

なのにその事実に気づかないのは
たいへんもったいないのです。

だからこそ
過去の自分がどうだったか
思い返してみたほうがいいですね。

入社当時の書類・メール、再読してみませんか？

一番いいのは
入社当時に作っていた書類やメールを
自分で再読してみることです。

PCを少し探せば
入社当時の資料はすぐ見つかるはずです。

「うわ、自分、よくこんな書類を作っていたな…」

そう思えたらしめたものです。

書類を読み返すことで
ときには入社当時の自分を振り返ってみる。

そうすると大きな発見も得られるはずですよ！

今年度を振り返る意味でも
取り組んでみてくださいね！

ではまた！