学問の愉しさは「議論できる」ところにある!

今回のポイント
学問の本質は
読んだ内容であれこれ議論できるところにある!
アカデミックな対話の機会を大切に!

 

吉田徹先生の『アフターリベラル』、面白い!

 

北海道大学で教えていらっしゃった
吉田徹先生の著書
『アフターリベラル』。

 

 

昨年出たこの『アフターリベラル』という本、
とてもおもしろいです。

 

 

今の時代、旧来のいわゆる「リベラル」が力を失い、
逆に「極右勢力」などが台頭している状況となっています。

 

 

その様子を、
圧倒的な情報量でまとめてあるのが
この『アフターリベラル』です。

 

 

 

残念ながら吉田先生は
今年の3月で北大から
同志社大学に異動なさいました(涙)

 

 

…北大って
いい先生がどんどん「本州」に流れていく
ジンクスがあるように思います。

 

 

ライターの沢田石さんとの議論動画を収録しました!

 

さてさて。

 

 

この『アフターリベラル』という本をもとに
ライターの沢田石誠さんと縦横無尽に
「議論」する動画を昨日撮影しました。

 

 

 

 

沢田石さんとの動画撮影シリーズ。

 

なんだかんだ、
昨日で3回目となりました。

 

【1回目 大人2人が大学入学共通テスト「国語」問題を解いてみた】

 

【2回目 「恐れ」が資本主義の原動力?『人新世の資本論』を読む】

 

 

ライターとして活躍なさっている沢田石さんと
こういった硬めの本について自由に話せるのは
たいへん楽しいです。

 

 

 

 

この『アフターリベラル』、
内容がけっこう難しく論点も多いですが
2人で話すことで理解が深まってきました。

 

 

 

誰かと議論していけると
楽しく内容を深めることができます。

 

 

だからこそ、
この収録、楽しかったです。

 

 

 

しかも、ただ話すだけではなく
YouTube動画として残していくこともできるのが
面白いところです。

 

 

 

動画として残るからこそ、
必要に応じて私も見返せますし、
他の人にも見てもらう事ができます。

 

 

こういう点で、
議論をして動画に残すというのは
けっこう価値的かもしれないな、と思います。

 

(再生数がゼッタイ稼げないタイプの動画なので
そこだけは残念ですが…)。

 

 

学問上の議論ができる「愉(たの)しさ」

 

こういう収録をしていて思うのは
「学問上の議論ができることの愉しさ」です。

 

 

 

これは大学や大学院でしか
得られない体験だと思います。

 

 

学問上の課題、
特に政策上の問題や哲学上の課題を
誰かと共有し、
話し合っていく体験。

 

 

これって、
自分でやってみることで
はじめて愉しさを実感できるものなのですね。

 

 

収録をしていて、
私も大学院時代に戻ったような気がしました。

 

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

 

学問の本質は
読んだ内容であれこれ議論できるところにある!
アカデミックな対話の機会を大切に! 

 

 

あれこれ議論できるのが学問の愉しさ。

 

 

学問の愉しさの本質って
【あれこれ議論できる点】
にある、と思っています。

 

 

社会に出ると、
だいたいは「世間話」や「趣味の話」・
「仕事の話」など

「軽い内容」

しか話す機会はなくなります。

 

 

「今後の日本はどうすべきか」
「学問上の課題をどう解決するか」

こういったアカデミックな内容って
なかなか話す機会がなくなります。

 

 

 

私は社会に出てから
この辺がとても「不満」でした。

 

 

誰かと話す際も
「軽い」話や「表面的」な内容が多く、
なんだかつまらない感じを持っていたのです。

 

 

 

…私が2016年の9月ごろから
仲間と読書会を開催するようになったのも
このためです。

 

 

熱く学問上の議論ができるという「愉しさ」って、
一度経験してみないと気づけないことも多いですね。

 

 

私は大学のころから
この「愉しさ」にハマっていました。

 

大学院に進学したのも
この「愉しさ」をもっと深めていきたいと
思ったからでもあります。

 

 

今回作った沢田石さんとの動画、
この「愉しさ」が少しでも伝わっていれば
嬉しいです!

 

 

ではまた!

 


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