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社会人はどうやって大学院受験対策の時間を作り出すべきか?
「仕事が忙しくて、大学院受験の勉強時間なんて取れない…」
こういうことでお悩みではないでしょうか?
仕事をしながら大学院受験の対策を行う。
これは時間捻出の点でも、モチベーション維持の点でもなかなか大変です。
ですが、やろうと思えばなんとか勉強時間を作ることはできますし、こと大学院受験に関してはたとえ時間が短くても「最短距離の対策」をすれば十分に合格を狙うことができます。
大事なのは時間が“ない”と考えることでなく、“どうやって捻出するか”を考えること。

この記事では、私が実際に取り組んでいる経験や塾の受講生の方にアドバイスしている内容を下に、「通勤時間やスキマ時間を活用した勉強法」をご紹介します。
これから大学院を目指す社会人の方にとって、少しでもヒントになれば幸いです!
勉強時間は「通勤時間」にある!
私は現在、仕事をしながら大学院に通っています。

ひとり社長としての仕事のため時間調整はしやすい反面、まとまった勉強時間を確保するのはなかなか大変です。
でも、毎日の中で確実に存在する「移動時間」を活用して勉強するようにしています。
移動時間とは通勤・通学の時間のほか、打ち合わせ先に行く時間や各種イベントに行くための所要時間を意味します。
この時間を、“耳で学ぶ時間”に変えているのです。
具体的にはイヤホン(AirPodsを使っています)を耳につけ、スマホの読み上げ機能を使い耳から学んでいるわけです。
おすすめはKindleの「読み上げ機能」
耳から勉強するために私が日々使っているのはiPhoneのKindle(キンドル)アプリです。
iPhoneのKindleアプリ上で教材を入手し、スマホの読み上げ機能で耳から聞くやり方です。
iPhoneのアクセシビリティ機能には書籍を機械音声で読み上げてくれる機能があります。
この機能を使えば、耳から聞いて本を読むことができるのです。

歩いて移動する際や電車での移動時もイヤでも勉強が進みます。
歩く、電車に乗るだけで、勉強が進んでいきます。
たとえば、今年度の前期に授業を履修している労働法の授業や、公共政策学の基本文献なども移動中に耳から聴いて理解を深めています。
読み飛ばしがちな難解な専門書でも、「耳から」なら不思議とスッと入ってくることもあります。

Kindleは便利なのですが、いかんせん「漢字」の読み上げに弱いです(笑)。
以前、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読んでいた際も、竜馬のことをKindleが「りゅうま」と毎回読み上げていたので「おいおい」と思っていました。
Audibleもいいけれど…。
「でも、せっかく耳で聞くならAudible(オーディブル)がいいのでは?」
中にはこういう意見を持っている方もいらっしゃるでしょう。
確かにAmazonのサービスのAudibleは非常に良いサービスです。
プロによる朗読音声が収録されているので、正確な発音で聞き取れます。
(こっちは「竜馬」を正しく「りょうま」と発音しています)
実際、私も一時期はAudibleを多用していました。
ですが、Audibleに収録されている本はごくごく一部なので、読みたい本すべてがAudibleに収録されているわけではありません。
特に大学院受験対策で使うレベルの専門書はほとんどAudibleに収録されていません。
その点、スマホの読み上げ機能であればKindle版で出ている本であればたいてい読み上げ可能なので移動しながら読書ができるのです。
(Kindleになっていても、画像データだけが表示される書籍の場合、残念ながら読み上げ機能は使えませんので注意が必要です)
このように使える教材の範囲が広い点からもKindleの読み上げ機能がオススメです!

移動中のメモ活用&音声入力もおすすめ
移動中の活用という点で言うと、スマホの「メモ帳」機能も無視できません。
移動時間中にふと大学院受験の研究計画書のアイデアを思いつくことがあります。
また、「この表現、志望理由書に使えそうだな」とフレーズが頭に浮かぶことがあります。
そういうとき、すぐさまスマホを取り出し、メモアプリに書いていくのがオススメです。
人間、せっかくアイデアを思いついても「6秒」で忘れてしまう、と言われています(研修で私は「6秒ルール」としてお伝えしています)。
なので、思いついたらスマホをすぐ開き「6秒」以内にメモするのがいいわけですね。
さらには小論文の練習をする際、スマホの音声入力機能で構成を喋って入力するのも考えられます。
もちろん、電車の中でぶつぶつ独り言を言うのは難しいので(笑)、個室や誰もいない場所で行うのがおすすめです。
移動時間といえども、やろうと思えばいろんな形で大学院受験対策を行うことができます。
「使える時間はすべて使う」という意識で日々を過ごすと、勉強の“密度”が変わってくるのです。
毎日1時間の積み重ねが合格をつくる
私の1対1大学院合格塾では「まずは毎日1時間でいいから大学院受験対策の時間を作りましょう」とお伝えしています。
それは、日々学習するリズムを作ることが合格に直結するからです。
受講生の方によっては次のような工夫をなさっています。
- 通勤時間の往復で1時間勉強する
- 仕事終わりにカフェや図書館で1時間勉強する
- 朝、1時間だけ早起きして勉強する
このように自分にあった時間の使い方で「1日1時間」を実現していくのがオススメです。

もちろん、最初から2~3時間、はたまたそれ以上勉強するのもありといえばありです。
ですが、いきなり無理をするとモチベーションが続かなくなることもあります。
大学院受験は3ヶ月〜半年かけて行う長期戦ですので、ムリは禁物です。
だからこそ「まずは1時間」でいいから毎日取り組むのが最適なのですね。
「時間がない」は、理由にはならない
社会人って、みんな忙しい毎日を送っています。
でも、そのなかでもやろうと思えば大学院進学のための準備をすることができます。
まずは移動時間の使い方を見直すことで勉強時間を作り上げることは十分可能なのです。
スマホ版Kindleアプリの「読み上げ機能」を使い、音声入力もしながら学習をしていく。
ちょっとした工夫ですが、この努力の積み重ねが合格という結果につながっていくのです。

まとめ。“耳から学ぶ”があなたの味方になる
働きながら大学院を目指すのは、決して簡単な道ではありません。
でも、「通勤中に耳から学ぶ」「スキマ時間をメモに変える」といった小さな工夫を積み重ねることで、合格は確実に近づいてきます。
私もその効果を実感していますし、うちの塾の受講生の方もこれらの工夫で実際に合格を勝ち取っています。
ぜひ今日から、スマホのイヤホンをつけて歩きながら「学びのスイッチ」を入れてみてください。
その1歩が、あなたの未来を切り拓く第一歩になるはずですよ!
応援していますね!

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仕事で忙しい社会人でも、移動時間などのスキマ時間を活用して大学院受験対策は十分可能です。オススメはスマホのKindleアプリの「読み上げ機能」活用。耳で学ぶ工夫が合格への近道になりますよ!まずは1日1時間の対策からスタートしてみましょう!