小論文試験対策、実施中です!
「レポートや論文、うまくまとまらない…」
私の塾では小論文試験対策や
論述試験対策を実施しています。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/07/kougi-1024x768.jpg)
こういう試験って、
なかなか一人では対策できないので
困っている方も多いかもしれません。
私自身、大学受験の際や
大学・大学院時代に
あれこれ試行錯誤して
文章の書き方を身に着けていきました。
企業研修/団体職員研修で
「文章作成能力向上研修」講師を行えているのも
そのときの取り組みが
功を奏しているように感じます。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/05/seminar.jpg)
大学院入学後、待っているのは論文・レポート地獄…。
苦労して試験で
小論文試験を突破!
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/10/goukaku-1024x1024.png)
でもその後、
入学後に待っているのは
「論文・レポート地獄」です(笑)
昨年4月から北大の大学院に入ってから
いま一度「論文・レポート地獄」を実感しています。
当たり前のように
「来週●日までに4,000字のレポート」
などと言われるので
なかなか焦ります。
こういうレポート作成、
どこの部分から手を付けていいか分からず
困ってしまうことがありますよね。
書けどかけど「これでいいのかな…」
と不安になることも多いかもしれません。
Wordのアウトラインモードでレポート作成が楽になる!
レポートを書くときオススメなのは
「アウトラインモード」を使うことです。
アウトラインモードとは
論文やレポートの「骨組み」を
作っていくのに役立つモードのこと。
Word右端のこのアイコンを押すと
アウトラインモードに切り替えることができます。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2024/02/skitch-1.png)
よくいう「章立て」というものです。
レポートの第1章で何を書き、
第2章で何を書くか。
思いつくままに
見出しを書きいたあと、
適時並べ替えて
ざっとした流れを作っていきます。
章を書いたあと、
その下にどんな項目を書くかを
メモしていくのです。
これを続けていると
「この部分にこの内容を書いてみよう」
「ここはこういうことを書けるのではないか」
などと次々思いついていきます。
(手を動かしていると書きたいことが見えてきますね)
書きやすいところから書いていくと
全体像がつかめてきます。
「ここの部分にまとめを書いたら
わかりやすくなるのではないか」
などとまとめやすくなるのです。
フジモトの章立ての例
例として、私がいま書いている
論文の章立てを紹介いたします。
1,はじめに
1−1 混迷する大学院政策
1−2 減少する大学院進学者
1−3 社会人院生の増加
2,戦後の大学院制度の流れ
2−1GHQによる改革
2−2大学院改革の流れ
2−2−1大学院院設置基準の大綱化
①大学院重点化
②大学院大学化
(以下略)
実際の画面だとこんな感じです↓
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「1,はじめに」の章を
1−1から1−3の3つの節から説明し、
続く「2,戦後の大学院制度の流れ」の章を
2−1から2−2の節で説明していきます。
2−2の節はさらに2−2−1などと
さらに細かく説明をしていく流れです。
こんな感じで、
「こういう内容を書こう」と決めて
見出しを次々書いていきます。
すると、論文やレポートの
流れが見えてきます。
論文・レポートが書きやすくなってきますね!
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/06/keybord3-1024x683.jpg)
あれこれ動かしていると流れが見えてくる!
なお、例として示したこの章立ては
最初からこの流れだったわけではありません。
あれこれ書いている場所を移動させたり
くっつけたりして作り出していったものとなっています。
このように
章立ての中身を移動させたり
消したりして流れを整えていくことで
何を書いたらいいか見えてきます。
章立てができたあとは
書けるところから書いていくだけで
気づけば論文・レポートを仕上げることができるのです。
論文は目次から書いていく!
私は早稲田の大学院にいた頃、
「論文は目次から書いていく」
と先輩から習いました。
目次を書いていくというのは
ここで述べた章立てをしていくことと
同じです。
まずは目次(章立て)を書いていく。
すると何を書いたらいいか
考えやすくなるのです。
この章立てをする際に
Wordのアウトラインモードは
大いに役立ちます。
何を章にし、何を節にするか。
アウトラインモードは
章-節-項などという
文章の大きな流れを書きやすいので大変便利なのです。
(使いこなしている人はけっこう少ないので
もったいない限りだと思っています…)
なので、
ぜひWordのアウトラインモード、
使ってみてくださいね!
細かな使い方はこちらのYouTube動画などで
ぜひ学んでみてください。
今回のポイント
みんな知らないWordの隠れ機能。
アウトラインモードをフル活用し、
論文・レポートを超速で仕上げる!
アウトラインモードはイベントの企画構成にも役立つ!
アウトラインモードが役立つのは
論文やレポート作成だけではありません。
イベントや講義を考える際などにも
大いに役立ちます。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2020/02/close-up-photography-of-microphone-1032000-768x1024.jpg)
実際、私が研修を行う際の流れ作成の際や
イベント企画の際にも役立てています。
研修やイベントって
全体的な整合性やまとまりが求められます。
アウトラインモードで
構成を考えたあと
個別の内容を整理していくことで
効果的な内容を考えていくことができるのです。
ぜひアウトラインモードの活用、
やってみてくださいね!
多くの人が使っていない機能だからこそ
使うようになると一気に差をつけられますよ!
(できる研究者は
アウトラインモードを
フル活用しています)
ではまた!
Digest!
「論文やレポートがうまくまとまらない…」
そんなときにオススメなのがWordの隠れ機能・
アウトラインモードです。
章-節-項に書く内容を整理できるこのモードを使うと、
論文の全体像を簡単に整理できます。
あれこれ並べ替えているうちにストーリーができるので
論文・レポートがまとめやすくなります。
あまり使われていないアウトラインモードですが、
効果は絶大ですよ!