論文は目次から書け!Wordの隠れ機能アウトラインモードを使えば論文・レポートが楽々書ける!

藤本研一

Digest!
「論文やレポートがうまくまとまらない…」
そんなときにオススメなのがWordの隠れ機能・
アウトラインモードです。

章-節-項に書く内容を整理できるこのモードを使うと、
論文の全体像を簡単に整理できます。

あれこれ並べ替えているうちにストーリーができるので
論文・レポートがまとめやすくなります。

あまり使われていないアウトラインモードですが、
効果は絶大ですよ!

小論文試験対策、実施中です!


「レポートや論文、うまくまとまらない…」

私の塾では小論文試験対策や
論述試験対策を実施しています。



こういう試験って、
なかなか一人では対策できないので
困っている方も多いかもしれません。

私自身、大学受験の際や
大学・大学院時代に
あれこれ試行錯誤して
文章の書き方を身に着けていきました。

企業研修/団体職員研修で
「文章作成能力向上研修」講師を行えているのも
そのときの取り組みが
功を奏しているように感じます。

大学院入学後、待っているのは論文・レポート地獄…。

苦労して試験で
小論文試験を突破!

でもその後、
入学後に待っているのは
「論文・レポート地獄」です(笑)



昨年4月から北大の大学院に入ってから
いま一度「論文・レポート地獄」を実感しています。


当たり前のように
「来週●日までに4,000字のレポート」
などと言われるので
なかなか焦ります。


こういうレポート作成、
どこの部分から手を付けていいか分からず
困ってしまうことがありますよね。

書けどかけど「これでいいのかな…」
と不安になることも多いかもしれません。


Wordのアウトラインモードでレポート作成が楽になる!

レポートを書くときオススメなのは
「アウトラインモード」を使うことです。

アウトラインモードとは
論文やレポートの「骨組み」を
作っていくのに役立つモードのこと。

Word右端のこのアイコンを押すと
アウトラインモードに切り替えることができます。


よくいう「章立て」というものです。

レポートの第1章で何を書き、
第2章で何を書くか。


思いつくままに
見出しを書きいたあと、
適時並べ替えて
ざっとした流れを作っていきます。


章を書いたあと、
その下にどんな項目を書くかを
メモしていくのです。


これを続けていると
「この部分にこの内容を書いてみよう」
「ここはこういうことを書けるのではないか」
などと次々思いついていきます。


(手を動かしていると書きたいことが見えてきますね)

書きやすいところから書いていくと
全体像がつかめてきます。


「ここの部分にまとめを書いたら
 わかりやすくなるのではないか」

などとまとめやすくなるのです。

フジモトの章立ての例




例として、私がいま書いている
論文の章立てを紹介いたします。


1,はじめに
  1−1 混迷する大学院政策
  1−2 減少する大学院進学者
  1−3 社会人院生の増加
2,戦後の大学院制度の流れ
  2−1GHQによる改革
  2−2大学院改革の流れ
   2−2−1大学院院設置基準の大綱化
    ①大学院重点化
    ②大学院大学化
(以下略)

実際の画面だとこんな感じです↓

「1,はじめに」の章を
1−1から1−3の3つの節から説明し、

続く「2,戦後の大学院制度の流れ」の章を
2−1から2−2の節で説明していきます。

2−2の節はさらに2−2−1などと
さらに細かく説明をしていく流れです。



こんな感じで、
「こういう内容を書こう」と決めて
見出しを次々書いていきます。


すると、論文やレポートの
流れが見えてきます。

論文・レポートが書きやすくなってきますね!

あれこれ動かしていると流れが見えてくる!

なお、例として示したこの章立ては
最初からこの流れだったわけではありません。

あれこれ書いている場所を移動させたり
くっつけたりして作り出していったものとなっています。


このように
章立ての中身を移動させたり
消したりして流れを整えていくことで
何を書いたらいいか見えてきます。

章立てができたあとは
書けるところから書いていくだけで
気づけば論文・レポートを仕上げることができるのです。

論文は目次から書いていく!

私は早稲田の大学院にいた頃、
「論文は目次から書いていく」
と先輩から習いました。

目次を書いていくというのは
ここで述べた章立てをしていくことと
同じです。

まずは目次(章立て)を書いていく。

すると何を書いたらいいか
考えやすくなるのです。

この章立てをする際に
Wordのアウトラインモードは
大いに役立ちます。

何を章にし、何を節にするか。


アウトラインモードは
章-節-項などという
文章の大きな流れを書きやすいので大変便利なのです。


(使いこなしている人はけっこう少ないので 
 もったいない限りだと思っています…)


なので、
ぜひWordのアウトラインモード、
使ってみてくださいね!

細かな使い方はこちらのYouTube動画などで
ぜひ学んでみてください。

 

今回のポイント


みんな知らないWordの隠れ機能。
アウトラインモードをフル活用し、
論文・レポートを超速で仕上げる!


アウトラインモードはイベントの企画構成にも役立つ!

アウトラインモードが役立つのは
論文やレポート作成だけではありません。


イベントや講義を考える際などにも
大いに役立ちます。


実際、私が研修を行う際の流れ作成の際や
イベント企画の際にも役立てています。



研修やイベントって
全体的な整合性やまとまりが求められます。


アウトラインモードで
構成を考えたあと
個別の内容を整理していくことで
効果的な内容を考えていくことができるのです。

ぜひアウトラインモードの活用、
やってみてくださいね!



多くの人が使っていない機能だからこそ
使うようになると一気に差をつけられますよ!

(できる研究者は
 アウトラインモードを
 フル活用しています)




ではまた!


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