結論!セミナーに出るくらいなら大学院進学を!

藤本研一

Digest!
セミナーをあれこれ渡り歩いているのに
まったく結果に繋がっていない人のことを
セミナージプシーということがあります。

セミナーって、中毒性があるので
けっこうこうなる人がいます(私も含めて…)。

セミナーの中には数十万〜数百万円するものもありますが、
こういうのに行くくらいなら大学院進学したほうが
確実にキャリアアップが可能です。

なにより大学院卒の資格は万国共通ですし、
勉強漬けの生活を2年送ることは
今後の人生を劇的に変えることに繋がりますよ!

東京出張!3日間のセミナー参加!

いま、東京出張に来ています。



3日間のセミナーに出るのが
目的です。

こう書いているように、
私はセミナーに出るのがけっこう好きです。

そうなんですけど、
セミナーに出すぎるのも問題だなと思っています。

それはセミナーにあれこれ出すぎるあまり、
何も身に付いていない状態に
なってしまうケースも多いからです。

ひどい場合になると
いろんなセミナーに出ているのに
まったく結果につながっていないというケースも
存在します。

要注意!セミナージプシーになっていませんか?

セミナー業界ではよく
「セミナージプシー」という言い方をします。


ジプシー(移動民族)のように
セミナーからセミナーを渡り歩いているだけの状態を
セミナージプシーと呼んでいます。

…実は私自身
セミナージプシー的な傾向がありますし
実際そういった時期もけっこうありました。


(今も、かも…)


セミナーには中毒性があります。


講師の話を聞いたり
グループワークをやったりすると
その場はすごく多くの知識を学んだ気になります。

実際、その知識を使って
仕事や日常が良くなることも多いです。


そうなると
「もっと学びたい」と思うあまり、
手当たり次第に参加するようになります。


結果、自分の中で知識を整理しきれず
「あれこれセミナーに出てるけど
 何がなんだかわからない…」
という状態になってしまいかねないのです。

セミナーって、
安いものでも数万、
高いものでは数十〜数百万円します。

私も高いセミナーから安いセミナーまで
あれこれ出てきましたが、

金額と品質は必ずしも比例しないことも
実感してきました。



(めちゃくちゃ安くて良いセミナーというのは無いですが、
 かといって数十万円の高額セミナーが必ずしも良いセミナーとは
 いい切れないことも実感しています…



なによりセミナーは自分との相性で決まります。
金額と中身が一致するわけではないのです。

実行しなければセミナーに出ても意味はない!

あれこれセミナージプシー的傾向がある
私の反省点ですが、

自分が何ら努力することなく
セミナーを受けるだけで人生が好転することは
まったくありません。

セミナーで学んだことを
不十分でもいいから実行してみることで
はじめて意味が出てきます。



それに、セミナーって
あくまで触発を得るための手段であり、
自分の人生に目的意識を持っていないと
必ずしも学びにならないのです。

なのでセミナー、
出るのは大事ですが
「セミナージプシー」と言われるくらい
出過ぎるのも問題だな、と思うのです。



今回のポイント


セミナーは役立つけれど、
実行しなければ意味がない!
セミナージプシーになるくらいなら
大学院に進学するのもアリです!

セミナーに出るくらいなら大学院へ!


セミナーに高額の費用を払うくらいなら
大学院進学に投資したほうがいいのでは、
と私は思っています。

セミナーに出ても
学位にはなりませんが、

大学院の場合は
修士号という国際標準の学位を
得ることができるからです。

それにセミナーはせいぜい数日間〜数週間ですが、
大学院生活は少なくとも2年間続きます。

(まれに社会人大学院ですと
 1年制の修士課程もありますが)

2年間 勉強漬けの毎日になるので
ヘタなセミナーに出るよりもよっぽど役立ちますし、
自分の今後のキャリアも確実に変わってきます。


高額セミナーに2〜3個出るなら大学院を。

「でも大学院って高いですよね…」

そういう声も時折伺います。


大学院は国立大学ですと
1年間の学費が50万円程度。

2年分の学費に入学金を入れて
合計130-150万円程度です。


ちょっとしたクルマが買えてしまいます。



決して安くはないですが、
高額セミナーに2〜3個参加したら
これくらいの金額にはなります。



おまけに、大学院ではMBAコースなどで
教育訓練給付制度が使える場合、
学費部分が最大【7割】還付されます


つまり実負担はぐっと減るのです。



セミナーに教育訓練給付制度が使えるケースは
ほぼ無いので、
これはかなりトクだと言えます。


セミナーには怪しげなもの、
講師の主観だけに偏ったものもありますが、
大学院だとその制度上
科学的な知見を学ぶことができます。

単に知識を得るだけでなく、
自分で資料を作る・実行するなど
アウトプットする力も身につけられます。


なのでセミナージプシーになるくらいなら
大学院に通ってしまうのも
ありだと思います。



授業課題やクラスメイトとの関わりを通し
イヤでも勉強が進むので
セミナーよりも合理的なのです。



まとめ!セミナーよりも大学院へ!

今回はセミナーの話から
大学院進学について考えてみました。

役立つ知識やスキルの他
勉強する習慣・人間関係が形成できる点で
大学院進学は
高額セミナーよりも役立つ

「究極のキャリアアップ法」だと
私は実感しています。




何らかのセミナーに参加する前に
大学院進学も検討してみてはいかがでしょうか?

(そんなことを言いつつ
 東京のセミナーに来ている自分って一体…


ではまた!


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