☆前編はこちら↓
大学院では勉強の負担が大きい…!
ーー:今度は大学院において大変だったことや課題を感じた点についても教えていただけますでしょうか。
A:はい。大変だったこととしては、やはり勉強の負担が大きかったことです。
また授業の進め方も教員によって違っていたところも印象的でした。
私が通っていた大学院のNP養成では看護研究を深く行うことが求められましたが、そこまで課していない大学院もあると聞いています。
なので、入学前から自分で調べておくことが大切だと思いました。

ーー:確かに重要な視点ですね。
他に大変だった点はありますか。
A:私の通っていた大学院には連携病院がなかったため、実習でさまざまな病院に行かなければならなかったことが大変でした。
所在する都道府県内のあちこち違う病院で実習をするので移動だけでも大変でした。
先に先輩がマンスリーマンションを使っていた話をしましたが、本当にいろいろな場所で実習があるのでその必要性からやっているようでした。
ただ、いろいろな病院に行ったからこそ、それぞれの病院の特徴を知ることができたのは良かった点でもあります。

派遣での勤務に切り替えての通学
ーー:Aさんが大学院在学中、お仕事はどのようになさっていましたか?
A:これまでの勤務の仕方を変えて派遣での勤務に切り替えて通学していました。
派遣ですと日程調整ができますし、場合によっては夜勤専従として働いていました。
看護師の場合、いまではいろんな勤務の仕方が選べるので大学院と両立できる方法を考えて行きました。
ーー:働き方を柔軟に調整なさっていたのですね!
A:私の場合は自費で大学院に通っていましたが、同期の中には勤務する病院が学費を負担している方もいました。
ーー:それはいいですね!
A:他にも通学している歳の給料の保証や学費の補助がある職場もあるようでした。
ーー:職場によってもだいぶ環境が違うんですね…!
今後の展望
ーー:ありがとうございます。
今回診療看護師(NP)の資格を取り大学院を修了なさったからこその今後の展望をお教えください。
A:今後についてですが、診療看護師の資格を取得したばかりなので、すぐに十分に活躍できるわけではありません。
なのでこれから研修を積み重ねて、よりスキルアップしていきたいと考えています。
中でも地域医療の分野において地元の方対して自分のスキルを活かしていきたいと思っています。
ちなみに卒業後4月からはNPとしての研修ができる病院に勤務する予定です。
ここでは自分の行きたい診療科をローテーションで回っていく形になります。
ーー:どの分野を中心に考えていらっしゃいますか。
A:もともと小児分野に進みたいと考えていたので小児科をメインにしながら総合診療の分野も経験していきたいと思っています。
また、将来的には地域に出て、さまざまな形で活動していきたいと考えています。
ーー:素晴らしいですね! 学会発表など研究についてのご予定はありますか。
A:はい。NP学会という学術学会があるので、そこで発表をしていきたいと思っています。
こういう形で研究も継続していきます。

大学院進学を目指している方へのメッセージ
ーー:ありがとうございます。
それでは最後に、社会人で大学院進学を目指している方へのメッセージをお願いします。
A:社会人として大学院を目指す方へのメッセージとしては「一歩踏み出す勇気」を持ってほしいということです。
難しいと感じることもあると思いますが、実際に踏み出してみると、とても楽しい経験になるはずです。
そうやって踏み出しているうちに自分がこれまで見たことのない新しい景色を見ることもできますのでぜひ挑戦してみてほしいです。

ーー:ありがとうございます。
最後に診療看護師を目指している看護師の方へのメッセージはありますか?
A:診療看護師(NP)の制度自体、日本ではまだまだ知られていない制度です。
ですが、高齢化と医師不足が深刻になっていく現在において、診療看護師の役割は今後ますます必要になっていきます。
なので、看護師の方にはぜひ診療看護師への挑戦を行っていっていただければ、と思います。
目指す人・資格を持っている人が増えていくことで地域において認知が広まり、診療看護師だからこそできていくことが増えていくと思います。
ーー:診療看護師が増えていくと、さらに活躍の舞台も広がっていきますね!
Aさん、本日 貴重なお話をありがとうございます!
今後のご活躍も応援しています!
A:ありがとうございます。頑張ります!
インタビューを終えて
看護師って、実は「最強」とも言える資格です。
それは基本的に全国どこでも働けるだけでなく、
Aさんが行われたように途中で派遣の仕事に切り替えることや
短時間勤務に切り替えることなども比較的行いやすいからです。
さらに、自分が「勉強」することで
キャリアアップをどんどん行っていくこともできます。
養成校に通うことで「認定看護師」の資格を取ることができる他、
大学院を経ることで「専門看護師」や「診療看護師」の資格も取ることができます。
また、看護師資格を持っていれば「保健師」や「助産師」の資格を
取ることもできます。
短大・専門学校卒で看護師となった方も
放送大学などを活用することで「看護学士」の資格を取ることができます。
もちろん、「准看護師」から「正看護師」になることも可能です。
少子高齢化やAI化が進んでいても
看護師の仕事はなくならないことが各種データからも明らかになっています。
その上海外でも活躍することができるのが看護師という仕事の強み。
Aさんのお話を聞いていて、
今回キャリアアップの観点から観た
看護師という仕事の魅力を再度実感しました。
以前から持っていらっしゃった夢を、
今後Aさんが実現なさっていくことが楽しみです。
Aさん、貴重なお話をありがとうございます!
「社会人大学院生インタビュー」はこちら!

































この春に大学院を修了され診療看護師(NP)の資格を取ったAさんインタビューの後編。大学院では勉強負担や実習の移動など大変さもありましたが、Aさんは派遣勤務など働き方を活用しながら2年間で大学院を修了なさいました。NP取得後も研究を継続し地域医療に貢献したいというメッセージをお寄せくださいました!