ドラえもんvsワクワクさん。長続きするのはどっちのセールススタイルか?試験に勝つには逆算発想を!

今回のポイント
お客様(試験官・面接官)が必要とするものを
用意していく。
試験の際はマーケットインの発想をお忘れなく!

 

「ドラえもんはセールスの天才である!」

 

以前、私が受講した
「セールス・マーケティング」のセミナーがあります。

そのなかで
「セールスの天才」として
名前が出た人物があります。

 

 

 

それが
【ドラえもん】
でした。

(写真はwikipediaより)

 

ドラえもんって、
実はセールスの「天才」なんです。

 

なぜかと言うと、
常に顧客(のび太)の近くにいて、
顧客が困るたびにその困りごとに応えているから、
なのですね。

 

のび太くんが
ジャイアンにいじめられて帰ってきたとき、

 「ジャイアンにいじめられたよ〜!
  ジャイアンに仕返しする道具、ない?」

といってドラえもんに相談するわけです。

 

そこで道具を出して
ジャイアンに仕返しするという
「問題解決」を図るわけですね。

 

 

このときのポイントは
のび太が困らない限り
ドラえもんから道具を出すことはない、
ということです。

 

要するに、
お客が必要としていないものを
売りつけることをしない、というわけです。

 

モノを売るとき、
最悪なのは「押し売り」をすることです。

「買ってください!」

「いいから買え!」

なんて言われたら、
買う気が失せてしまいます。

 

そうではなく、
お客の声に耳を傾け

「相手が困っていることを解決できる提案」

をしていくことが
セールスの基本なのです。

 

 

…こういう説明を聞いていて

「なるほど、
 ドラえもんって、
 セールスの極意をわかっていたんだ!」

という驚きがありました。

 

 

「ドラえもんがセールスの天才」、
ということを聞いていて
ふとある人物のことが頭に浮かびました。

 

それが
NHKでやっていた
「つくってあそぼ」
(「つくってワクワク」)
という番組です。

 

ドラえもんとワクワクさんとの違い。

 

「つくってあそぼ」は、
久保田雅人さん演じる
「ワクワクさん」という人物が、
相棒のゴロリというキャラクターと一緒に
工作を楽しむ、という番組でした。

(最近はYouTuberとしても活躍なさっています)

 

実はこれ、
「ドラえもん」とは真逆の設定でした。

 

ドラえもんの場合は
のび太に「困りごと」が発生してから
その問題解決のために道具をドラえもんが出していました。

 

一方、ワクワクさんの場合は
ゴロリの意志に関係なく
ワクワクさんが作りたいものを作り、
ゴロリがそれに従う、という流れでした。

 

 

この両者の違い、
ものづくりの方針にも変わってきます。

 

 

市場や顧客(のび太)の悩みに答えるのが
ドラえもんの立場です。

これ、どちらかといえば
マーケットインの発想です。

 

マーケットインというのは
市場(お客様)の声を聞き、
必要とするものを作っていく・
必要となりそうなものを提供するというやり方です。

 

 

一方、ワクワクさんは
プロダクトアウトに近いです。

 

 

プロダクトアウトというのは
市場の声はあまり気にせず

「自分が作りたいものを作る」
「自分が売りたいものを売る」
という発想です。

 

ゴロリの興味関心関係なく
自分がやりたいことをやり、
それを提供していくという形です。

 

 

マーケットインもプロダクトアウトも、
両方ともモノを売ったり作ったりする上で
成立する概念です。

 

 

ですけど、
結果は大きく異なってきます。

 

 

「つくってあそぼ」は2013年に
終了した反面、

結果的には「マーケットイン」を
継続した「ドラえもん」のほうが
まだ番組として継続しています。

 

 

やはり「お客様の声に耳を傾ける」ほうが
無理なく商売を続けることができる、
と言えるのかもしれませんね。

 

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

 

お客様(試験官・面接官)が必要とするものを
用意していく。
試験の際はマーケットインの発想をお忘れなく! 

 

 

自分のやりたいことだけ、出願書類に書いていませんか?

 

実は大学院受験にも
この「マーケットイン」の発想が必要です。

 

 

大学院受験の場合、
「自分が研究したいこと」だけを
全面に出す志望理由書・研究計画書が
多く存在しています。

 

これ、さきほどでいうと
「ワクワクさん」方式、
つまり「プロダクトアウト」の発想です。

 

相手の興味・関心に関係なく
ただ自分がやりたいことだけを
押し通す。

 

 

こういう研究計画書を書く人って
後を絶ちません。

 

 

大事なのは
「お客様の声」に
耳を傾けることです。

大学院受験にとって、
「面接官」や「試験官」は
「お客様」にあたります。

 

早い話が、
「お客様」に面接や書類でプレゼンし、

「私を合格させたほうがトクですよ」

という内容を伝えるのが
試験の本質です。

 

試験はマーケットインで臨む!

 

であれば、試験って
「プロダクトアウト」ではなく
「マーケットイン」の発想で臨むべきなのですね。

 

試験は逆算。

 

つまり、「お客様」にあたる
面接官や試験官がどんな回答を求めているか、
どんな受験生を求めているかを
「逆算」して考えてみることが必要といえるでしょう。

 

 

この「逆算」発想ができる人は
どんな試験でも合格を勝ち取れる人でもあります。

 

 

大学院受験って、
「自分は何をやりたいか」だけを
一方的に相手に伝える場ではありません。

 

面接官や試験官の気持ちになり、
「相手はどんな受験生を合格させたいか」
を逆算して考えてみることで
伝える内容・書く内容は大きく変わってきます。

 

ぜひ「ワクワクさん」ではなく
「ドラえもん」の発想をもって
試験に臨んでみてくださいね!

 

 

ではまた!